東名クレイジーショッピングツアー

Diary

ある種異常とも言えるほど服や靴が好きなマニアックな方々で構成されるLINEグループ。私は縁あって少し前からグループに入れてもらったのですが、皆様のあまりの博識ぶりに、もはや私ごときが発言するのは憚られるほどなのですが、そんなグループ内の数人で御殿場アウトレットに集う会が催されるとのことで、私もこんな貴重な機会はないと休みを調整し行ってきました。

開催前日に主催者から「ドレスコードでチェックのアイテムを取り入れること」と連絡があり、普段あまりチェックを着ない私は大苦戦しましたが、迷った末に選んだコーディネートがこちら。

ベトナムで作ったダブルライダースジャケットに、ジェームスモルティマーのブルーのチェックシャツ、パンツは昔買ったシヴィリアに久しぶりにプレスをして、靴はボレロのジョッパーブーツ。

名古屋からは4人が参加しましたが、朝はいとしゅんが自宅まで迎えに来てくれたので、待っている間に靴も磨きました。相当なプロフェッショナルばかりが集まる大切な日ですから、京都で買ったGlayageのシューポリッシュネルを初めて使いました。

いとしゅんのマイカーで御殿場まで。彼も忙しい人で、途中仕事の電話がかかってきたりしていたので往路の後半は私が運転して。

最近はイタリアクラシコに目覚めつつある彼ですが、今日はTHE・いとしゅんといった装い。オールアメリカンアイテムです。(靴はホーウィンコードヴァンの日本製)

11時頃御殿場アウトレットに到着。各自食事を買って、フードコートに集合。東京組の方々は先に到着し既にショッピングを楽しんでいたようで、集合時間の11時半に近づくにつれ続々とショッパーを片手(両手)に集まってきました。私にとって初めましての方が何人かお見えで、自己紹介をしながら全員集合を待ちます。

程なくして、遠目に見ても「絶対この会の参加者だ」と分かるような超個性的なメンバーが集結。皆様、突き抜けてました。元より張り合うつもりなんて全くなかったのですが、手も足も出ない格好良さに圧倒され、LINEグループと同じく基本的にROM専ならぬ聞き専。

某ボンバーさん

私は帰りも運転する可能性があったので、コーラで我慢。東京メンバーはバスで来ているので皆様主催者が準備してくれていたワインを愉しまれていました。

昼食中にいろんな興味深いお話を聞かせていただいてからは、いよいよショッピングタイム。13時スタートで15時にラルフローレンに集合、2時間の間いとしゅんと二人でアウトレットを右往左往。といっても私は行く前から「今日は何も買わない」と心に誓っていて、本日の目的はなかなか会うことの出来ない東京メンバーにお会いしてみたいということと、それともうひとつ大きな目的があり・・・それは後ほど。

とはいえ、人が買い物をしているのを見ると
物欲を押さえつけるのが大変でした。

ラルフローレンに集合したのは、3点以上お買い上げで20%オフになるイベントが開催されていた為で、皆様ひとつのショッパーの中にパンパンに詰め込んでお会計。

今日はラルフローレンのプロがいますから
玉石混交のアウトレットでも安心

15時半に屋外テラスで再集合、ここではティータイム兼買い物成果発表会。皆様が何を買われたのかももちろん気になったのですが、それ以上に私が今日参加するにあたってとても楽しみにしていたのは、飛田直哉さんとの再会。昨年12月に初めてお会いした時「もうすぐ新しい時計ブランドを立ち上げます」という話を聞いていて、3月にローンチされたNAOYA HIDA & Co.の時計。直接いろんなお話をさせてもらった時のその素晴らしいお人柄と、長年時計業界の第一線で活躍されてきた飛田さんが、一体どんな時計を作ったのだろうかと発表以来ずっと気になっていたのです。各有名誌にも軒並み紹介されていて、飛田さんの記事を見つけるたびに立ち読みをしてきたのですが、どんどん実物を見てみたいという気持ちが強くなり、それがようやく実現しました。

市販版のTYPE BとプロトタイプのTYPE A
http://naoyahidawatch.com

メンバーが買い物報告をしている間、ずっと飛田さんがマンツーマンで時計のことを解説してくださいました、こんな贅沢なことはありません。

ルーペを使って細かいところまで・・・

 TYPE Bの飛田さんがご自身で使ってみえる一本を、試着させてもらいまいした。美しい・・・洋銀の文字盤、ブルースチールの厚みのある針、こだわりの904Lステンレススチールで作られたケース。37mmというサイズ、写真で見ると大きく見えたのはケースサイズの割にとても大きな機械が入っているから、秒針がケースの外側に位置していることがひとつの要因のようです。

一見同じように見えるTYPE Aと並べて比較すると、ほとんど全ての部分を改良したというだけあって全く別物でした。横から見ても、ケースの厚み自体は同じなのに構成するパーツの厚みが全然違います。

手巻きの感覚もとてもしっかりとした反応のある巻き感でクセになりました。今年製造分については既に完売のようですが、買われた方はどなたも変態級の時計マニアばかりだそう。私は正直細かい知識はありませんからよく分かりませんが、想像していたより遥かに飛田さんの時計が好きになりました。

文二郎貯金と並行して
NH WATCH貯金もしなくちゃ・・・

ちなみに飛田さんはこの日、リーバイスで同じ型を3本買って、1cmずつレングスを変えるという拘り様。その他、ブルックスのシャツなど、しっかりショッピングも楽しまれていました。

名古屋組の若さん
私の耳元で甘言を囁き
何度も財布の紐を引きちぎられそうになりました

素晴らしい時間を満喫出来ました。共通の趣味を持つ友人(先輩・後輩)と過ごす時間はやはり格別ですね。今後も機会があれば誘っていただけると嬉しいです。次回はちゃんと買い物出来るようにお金を貯めておきまs・・・いやでも、飛田さんの時計買わなきゃいけないしやっぱり買えないかも笑 とにかく楽しかったです、一日お疲れ様でした!

ポロベアー
欲しくなった。。。
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