デ・ペトリロ

こちらの最後で軽く触れていたアイテムですが、お直しが完了したのでご紹介したいと思います。

今回は私にしては珍しくイタリア・ナポリメイドのスーツ、デ・ペトリロです。

勤務先の上司へのプレゼントを探している際に立ち寄ったユナイテッドアローズのアウトレット。特に今回は収穫なしかな・・・と帰ろうとしたところを馴染みの店員さんに呼び止められて、「きっとお似合いになるんじゃないかってアイテムがすごいことになってますので見ていってください」とのこと。この男性スタッフは全国のUAアウトレットでもトップクラスの売り上げを記録している優秀な方で、私もレユッカスbyエンツォボナフェのNo.4コードバンローファーを買ってから行く度にお世話になっているスタッフさんです。

それでオススメ頂いたのがこのペトリロのスーツ。

ちょうど最近、春夏用のグレーのスーツを探していて、この日の少し前に妻とアウトレットに行った際も、「グレーのスーツないですか」といろんなお店で聞いて回っていたところでした。その時はユナイテッドアローズではこの店員さんは不在で、自力でも見つけられずに帰宅したのですが・・・恐るべし。

驚いたのはこのプライス。2,3年前から急に有名になってきたデ・ペトリロが5万円代で・・・クレジットカードのポイントも貯まっていたし、ちょうど会社から報奨でギフト券をもらっていたので、4万円代で購入することが出来ました。

1プリーツ入りのパンツ。

内側の配色も、見えないところですがライトブラウンで気に入っています。

面白いのはタキシードなどによく使われるパイピングポケットを採用しているところ。ベーシックな色・柄の中にちょっとしたアクセントになります。

早速サルトに持ち込んで袖を少し詰めて、重ねの4つボタン、本切羽に。

パンツの裾は少し大きめに4.5cmのダブルにしました。初めて着た日には同じイタリアのステファノベーメルにしてみました。グレースーツに黒靴もいいですが、次回は茶色に合わせてみようと思います。ボレロのレイジーマン、完成したら抜群に合うだろうな・・・と今から妄想。

と、いうわけで、Fumiya Hiranoに頼んであるグレースーツの完成を待たずして、グレースーツをゲットしたのでした。といってもFumiyaさんに頼んでいるのはフランネルだし、スーツは私にとって必要不可欠な仕事着ですから、何着あっても・・・とまた言い訳をしながら、使った分を回収するためにせっせと仕事しています。

今週早速、私の会社の一次試験を受けた直後の就活生の前で着る機会がありますので、スージースヴェルトのバッグに合わせて、着ていきたいと思います。