Sewn shoe-maker×Oboist 2 ①

昨年9月、新ブログの立ち上げ間もない頃に始まった『Sewn shoe-maker×Oboist』プロジェクト。ブログを続けてきて初めてとなるOboistの名を冠したオリジナルプロダクト、色々と試行錯誤しながらではありましたが、おかげさまで現在のところ17足のオーダーをいただいております。当初Sewnと「5足以上受注出来れば上出来」なんて話していたことを思い返すと、実に目標の約3.5倍ものご注文をいただいたことになります、本当にありがとうございます。

有難いことに最近でも「今度Sewnにスエードの革でオーダー出来るか、アトリエを訪ねて隆太さんに相談する予定です」など新規オーダーについてのご連絡をいただくこともあります。今のところオボイストモデルについては受注期間に制限を設けてはおりませんので、ご検討いただいている方がお見えでしたら引き続きよろしくお願い申し上げます。

https://sewn.theshop.jp/blog/2020/05/04/210930

そして、ようやくご注文いただいているお客様の分が出来上がりお手元に届き始めたところではございますが、私とSewnで現在次のプロジェクトについての打ち合わせを進めております。

すなわち、『Sewn shoe-maker×Oboist 2』についてです。

元々、Sewnにはオボイストモデルプロジェクトが始まる前から、レディースのパターンオーダー靴の展開があります。ビスポークシューズを専門とするSewnが「より気軽に革靴を楽しめるように」と小変更が可能なパターンオーダーシューズとして、パンプス、ミュール、バルモラルプレーントゥの3種類がラインナップされており、今回はそこにオボイストモデル(レディース)が追加された形になります。一方メンズはオボイストモデルが始まるまではビスポークシューズが中心で、パターンオーダーラインの展開はありませんでした。

そこで、第二弾はSewnのメンズパターンオーダーシューズとしての幅を広げるべく、レディースのラインナップにミュールがあるように、「オボイストサンダル」を作ってみようと。通常の短靴に比べて需要は限られるように思いますが、街中で探してみるとなかなか自分でも思うような理想のサンダルを見つけるのは難しいように感じます。女性は素足で爪にペディキュアを塗って華やかに見せられますが、メンズサンダルは下手すると見た目の清潔感が失われかねない難易度高めのアイテムです。第一弾以上に慎重に議論を重ねて商品開発をしていく必要があるかもしれません。私を含む“革靴好き兼サンダル難民”というニッチな層に向けて、「こういうのが欲しかった!」と思ってもらえるようなオボイストサンダルになるよう全力で取り組みます。

サンダルデザインを考えるにあたり、第一弾で好評だった点と、問題点についての検証からまずは始めました。ご注文いただいた何人かの方にご意見を伺ってみると、

  1. ギボシを使ったストラップの他にないデザイン
  2. 着脱が容易
  3. 合わせるものを選ばない汎用性

といった点は概ね好評価を頂いていることが分かりました。私の中でもこれらについては自分用のオボイストモデルを履けば履くほど実感する部分ではあったので、出来る限り第二弾を考える上でもキープコンセプトとしたいと考えました。

反対に、私なりに問題点として思いついたのは、何よりも

  1. 遠方からのオーダーに対してフィッティングへの不安解消不足

これに尽きると思います。レディースではもともとSewnにパンプス型のフィッティングサンプルがありましたので何名かのお客様には郵送でサンプルを送り対応することで不安解消が出来たと思っておりますが、メンズについてはプロジェクト発足当時まだ完成したばかりのSewnの新型ラストを使うことになった為、サンプルが無い状態でオーダーいただくことになりました。

ご来店のお客様に対しては隆太さんが足のサイズを計測した上で最適なサイズをご提案させていただきましたし、お客様に今履いている靴のブランド,サイズ,ラストなどについて伺い、数値を比較したり私の靴好きな友人たちに協力いただいて各ブランドの靴の特徴などを勉強し、オススメのサイズをお伝えするなど出来る限りの工夫は施したつもりですが、やはり実際に履けないとなると不安がある中でのオーダーになってしまったという点は否めません。特にシューレースで調整することが出来ないスリッポン型のオボイストモデルとなると、尚更です。

これらの点について考慮した上で、第二弾については開発を進めていきたいと考えております。

次回は、現時点でのオボイストモデル2の詳細デザインについて、ご紹介していきます!

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