岡山とモネ

Diary

ちょうど1ヶ月前に岡山に行ったところだったのですが、縁があって再び仕事で訪問する機会を得ました。何を着て行こうか迷いましたが、ここはやはりSHINYA岡山店で手に入れたデニムシャツをベースにコーディネートを考えてみました。マーガレットハウエル別注ジョンスメドレーのカーディガンに、ドリスヴァンノッテンのトラウザース、靴はオボイストモデル、バッグは手が空くようにDSPTCHのバックパックにしました。

私にとってこれ以上楽な靴はありません。足入れが楽・歩いていて楽・考えなくて楽の三楽が揃っています。“名もなき家事”ではありませんが、お洒落するには脳内で色々とコーディネートを組み立てる時間が必要です。その時間さえすっ飛ばして「とりあえずこれ」で済んでしまう魔法の靴、オボイストモデル。先日Sewnを訪問した際に聞いた話では、またお一人「オボイストモデルを買いたい」とご予約いただいている方がいるそうです。そろそろ納品の第二便が始まる頃ですから、『みんオボ』にご協力いただける方々のオボイストモデルをご紹介していけたらと思っています。

先月来たところなので勝手は分かっています。岡山駅からタクシーに乗り第一目的地へ行き、ミッション達成の後にお客様の元へ。

無事に納品も終わり、お客様に駅まで送ってもらうことになりましたが、今回は昔一緒の職場で働いていた馴染みの方だったので、ちょっと遅めのランチでオススメの老舗カレー屋さんに連れて行ってもらえました。

「昔から通っていて、結局ここへ戻ってくるのよね」とお客様。ナスとベーコンの日替わりランチカレーを選びましたが、温かみのある優しい味わいでした。色々本格的なカレーを食べて一周すると、こういう家族が作ってくれるような一皿に帰りたくなるものなのかもしれません。京都のしちょさんのカレーをずっと食べに行きたいと思いながらなかなか実現しないのですが、こちらも美味しかったです。

色々と近況報告をしながらゆっくり食事してから倉敷駅まで送ってもらう途中、「この辺りが美観地区、大原美術館にはモネの睡蓮があるわ」と教えていただき、原田マハの小説で睡蓮を題材に扱ったものがあり一度見てみたいと思っていたので、美観地区でおろしてもらいました。

美術館以外にも美味しいコーヒーショップなどオススメを教えてもらいました。次回来るときには是非立ち寄りたい。

コロナの影響で少し前までは閉まっていたようですが、検温と手指消毒をすれば入ることが出来ました。

テレビかな?取材班が来ていましたが、お客さんはまばらでゆったりと見ることが出来ました。

美術品のことはよく分かりませんが、マハ小説の登場人物たちを思い描きながら眺めると楽しむことが出来ました。工芸館にはリーチ先生たちの陶芸品も。

隣接されたショップでは展示されていた絵のポストカードなどが売られていまして、せっかくなので私も睡蓮のブックマークを購入。ついでに帰りの新幹線で読むために未読だったマハさんの文庫本も。最近文庫本を読むことにハマっていて、分厚いものでないとしおりがついていないので困っていたところでした。大事に使おう。

岡山駅へ戻ってからは、岡山在住(?)のInstagramのフォロワーさんが教えてくれたセレクトショップなどをチラッと見てきました。こちらは昔からあるというReception、取り扱いはダントンなどビショップ系でしたが、シューズライクポタリーのスニーカーやリゾルトなど、いくつか気になるアイテムも置かれていました。

向かいのSHIPSではオールデンのトランクショーが開催中。マークチョーさんが履いていそうなチョコレートブラウンスエードのスリッポンが格好良かったです。(写ってないけど) 来年のオボイストモデル展開について今Sewnと話し合いを進めていまして、大変参考になりました。

というわけで、今回も楽しい県外出張となりました。会社と家族にお土産を買って帰ります。また来るよ岡山!

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