私のニコン

デジタル一眼レフが欲しいと思い始めたのは３年ほど前。

写真に関しては全く無知な私が、自分なりに調べてたどり着いたのがニコンのD90でした。

カメラ屋に行って、触ってみて、その質感に確かな手ごたえ。

それでもどうしても当時はお金が無くて、うじうじと悩んでいるうちに発売されたのが後継機・D7000でした。

その時から私はずっとD7000に憧れていました。いつか値が下がってきたら必ず買おうと思っていたモデル。

しかし悲しいかな、少し目を離しているうちにそのまた後継機のD7100が発売され、D7000は在庫僅少のため今度は逆に値が上がり始める。

最近になって焦ってカメラ屋を回るも、私の欲しい18-105mmのキットレンズ付きはもうどこへ行ってもなくなってしまっていました。価格comにはあるけど、95,000円ほどになっていて、即決し難い値段に逆戻り。

これはまた7100を待つしかないのか・・・そんな風に思っていたある日、旅行帰りに目的もなく立ち寄った御殿場アウトレット。

そういえばNikonのアウトレットストアがあるんだっけ、と少し覗いてみると・・・ありました、D7000の18-105mmレンズ付き。

でもどうせお高いんでしょう・・・と思って値札を見ると・・・あれ、90,000円？　価格comより安い。

私の思い描いていた購入希望額は80,000～85,000円。あと一歩。

店員さんを呼んで、色々話を聞いてみると、御殿場アウトレットのクレジットカードを作れば5％off＋1,000円割引券が使えるそうで、最終的な価格は84.000円程になるということ。

・・・・・

即決でした。偶々立ち寄ってここまでの好条件が揃うというのは、見えざる者から“買え”の合図。

しかも、Nikon直営アウトレットのため、通常1年のメーカー保証のところ、3年のメーカー保証付きです。初めての一眼レフなので、これは安心。

後日、レンズキャップやSDカードなどを取り揃え、いざ撮影。。。あまりの美しさに感動。

構図なんて考えずに、取り合えずなんでも撮りたくなってしまって・・・でも“撮る”という行為自体がこんなに楽しかっただなんて、初めて気づきました。これって結構大切なことのような気がして。

仕事で疲れた相棒のKOKONの手入れの様子。一部始終を撮ってみました。(いつもの3倍時間がかかって磨く予定だったジョンロブのアシュレイはこの日ブラッシングのみで終了)

つま先に大きな切り傷、ヒールも傷つき、砂埃にまみれています。

作業台。

ステインリムーバーで汚れを落とし、クリームを入れて・・・

ハワイで買ってきたKIWIのコードヴァン用のワックスを塗り込む。

仕上がりました。いつにも増してその横顔が美しい。

傷が完全に消えたわけではありませんが、特に気にしていません。成長の証。

早速履いて出かけました。艶めかしく。

そんなわけで、いつもの何気ない風景を美しく切り取って形に残してくれる、Nikon D7000。個人的には最高のタイミングで手に入れたように思います。

もっといろんなものを撮りに、一人出かけてみよう。