さあ、いよいよ初日のイベントがスタートします。イベント靴磨きのご予約フォームを開放してすぐに予約をいただいたお客様が早速ご来店されます。初めてお会いするお客様でしたが、いつも私のブログやインスタをチェックしてくれている方でした。
淺野さんにパラブーツのウィリアムを預けて、磨いている最中はSewnのフィッティングサンプルを履いていただきます。せっかくなので色々見ていっていただこうと、順番にご案内。
まずはSHINYAコラボのニットポロLeleux。初日最初のお客様ということで私もどんな反応が返ってくるかドキドキでしたが、試着されたらその着心地の良さと美しいデザインに一目惚れされていました。結局イベントからの帰り道にオンラインショップでポチっていただきました。
オボイストモデルシリーズにつきましても興味を持っていただいていたようで、色々と試着を。新作も見ていただきましたが「一足目はやっぱりオボモかな」ということで、オボイストモデルをオーダーしてくださいました。早速隆太さんによる丁寧な採寸が始まります。
長い時間をかけて使う革については考えられていましたが、最終的に決断されたのはこれまで80足程度作ってきた中でも初めてとなるネイビーのエルバマットに、パーソナルグレインサービスでお選びいただいたお好みの型押しをすることにしました。これは完成形が気になるぞ・・・！こちらのお客様はシティサファリについても大変興味をお持ちいただき、来月実施するアルデックス工場見学ツアーにもご参加いただけることになりました。パーカーの上からデニムに合わせても結構いい感じになることがお客様のご試着を見て初めて分かりました。見学ツアーも予約フォームを設置しましたので、ご興味のある方はこちらからご予約ください。少人数での開催となりますので、じっくりとスーツ作りの現場でお話を伺うことが出来ます。
そうこうしているうちに淺野さんに預けていたパラブーツの磨きが完了。記念にお二人で写真を撮りました。長身のお客様でしたので淺野さんが小さく見えます。磨きにくいことで有名なパラブーツも淺野さんの手にかかれば。バタバタしていて私は自分の分を磨いてもらうのを忘れていましたが、また岐阜のお店まで行ってお願いしよう。
オボイストモデル目当てのお客様が多数来店される中、SHINYAコラボのニットポロのみご試着にこられるお客様もちらほら。「最近青山行ったらシンヤさんから“名古屋で試着できるよ”と聞いて」とサンプルを試着されてサイズ感を確かめていらっしゃいました。
そしてイベントには毎度駆けつけてくださるS様ご夫妻、今年も遊びにきていただきました。ちょうどご予約のお客様の到着が遅れていて淺野さんが空いていたので、メンテナンスでお預かりしていた奥様のオボイストブーツを磨いてもらうことに。
ほとんど時を同じくして、オボイストファン関西圏の代表格であるポテロンさんも会場にご到着。スーツケースに革靴を３足と、足にはブラックヤヌスのオボイストローファーを履いて。翌日は静岡方面の靴磨き屋さんに行く予定ということで、一泊二日靴磨き旅行だったようです。たのしそう♪
Sさんご主人様とポテロンさん、並んでみたらジャケット以外がすべて同じ！笑 マルヤスの初代オボイストシャツチャコールグレーに、今はなきパストラルのオボイストトラウザーズウールデニム、そしてオボイストローファーです。Sさんは私のおすすめのセレクトショップ・ロマンツォで手に入れられたというジャケット、ポテロンさんはアルデックスコラボのオボイストシティサファリ色違いグレーでした。強すぎるオボイスト愛を感じます！
ポテロンさんは淺野さんに磨いてもらう用にオリエンタルのタッセルローファーを持ってこられていました。やはり目前でプロに磨いてもらうワクワク感は格別ですよね。淺野さんは特にトーク力にも長けているので、楽しくおしゃべりしているうちにあっという間に輝いているという現象に直面します。ただプロフェッショナルとして仕事への意識も非常に高いのが私が淺野さんのことを好きな理由で、お客様のいないところで彼女自身の磨きへの哲学・ポリシーについてお話を伺い、心から尊敬できる人物だと感じました。
ポテロンさんにもLeleuxや新作のブーティ、スニーカーを試着していただきます。ニットポロはご試着された皆さんが一様に「これ、ヤバいっすね！！」と口にされます。そうなんです、ヤバいんです。体験したい方は急いでポチって下さい。ブーティとウールデニムオボトラもよくマッチしていますが、ポテロンさんは今回スニーカーに照準を絞ってこられていました。色を黒にするか白にするかでとても悩まれていましたが、最終的には白にゴールドギボシというサンプルと同じ仕様でオーダーをいただきました。
この時間帯は来店ラッシュで、今度はオボイストブリーフケースを愛用いただいている東京のOさんがパートナーのRさんとお二人でご来店いただきました。元々13時頃に来場される予定でしたが、渋滞により少し遅れてご到着。おかげさまで空いた時間帯に来てくれたSさんの靴磨きが出来ましたので結果オーライです。私と同じFumiyaHiranoのスーツをお持ちで、今回持ってきてくださいました。私もちょうどスーツのパンツだけ履いてきていたので記念撮影。
ドライブのお供にはパトリックのスニーカー、磨き用にはイルミーチョの格好良いシューズバッグに入ったオーベルシーのローファーをお持ちいただきました。
Oさんには私がHIBIKINAKAMINAMIのバッグを買う際、チューダーの時計をバッグと同じ値段で買い取っていただいた経緯があり、イベントに着けてきてくれました。「精度もよく腕にフィットして、とても調子が良いですよ」と仰っていただけたので安心しました。手放したとはいえ気に入っていた時計でしたので、大切に使っていただいていることが分かり大変嬉しかったです。
Rさんは限定品を探して買われたというコーチのショルダーバッグで。Oさんの影響で今やお二人とも革靴が大好きとのこと、サンプルのレディースオボイストローファーブラックヤヌスを手に取られてとても気に入っていただいていたご様子でした。いつかオーダーいただけると嬉しいな。
Oさんもスニーカーを手に取られて、隆太さんからの説明を熱心に聞かれていました。実はお二人は2日目にもおかてつさんに会いにご来場される予定で「じっくり考えて、またご連絡しますね」とこの日はオーダーにはいたりませんでしたが、珠玉の靴コレクションの中にオボイストモデルシリーズが加わる日がこれば私も光栄です。いつでもオーダー可能ですので、ごゆっくりご検討ください♪
ご来場のピークが過ぎて少しだけフリーの時間が出来ました。この間に私はSewnが製作中のビスポークサンプルを見せてもらいました。ブラックのシャークで仕立てるエプロンフロントダービーは「オボイストさんの時計をイメージしてステッチを染めて作っているんです。１０分仕立てにする予定で、ちなみにサイズは25.0です」と、私からしたら完全に欲しいやつ。ちょっと今なあ・・・へそくりが底をつきそうで・・・笑 急いで断捨離を進めなくては。
もうひとつ、新作というわけではないのですが随分前に私が自分用としてオーダーしていた黒桟革のオボイストモデルがやっと完成しました。お客様分でも25.0のラストは使うことが多く、私の分は後回しで良いからとしていたら時間がかかってしまいました。
ギボシはウォッチストラップでもお世話になっている漆職人の伊藤さんにお願いして、黒に近い茶色の漆塗りをお願いしました。黒桟革と最高のコンビネーション。
ガンガン履けるようにソールはダイナイトで。イベント終了後に一旦Sewnに戻していますので、今ならアトリエに行けば見ることが出来ます。気になる方は豊橋へ！
自分事で盛り上がっているところに鮮やかなブルーのポロシャツをお召しのYさんがご来店。SHINYAと私を繋げてくれたのも、ADDARと私を繋げてくれたのもYさんですから、このイベントの影の立役者でもあります。いつもやさしく見守ってくれる先輩のYさんを私はとても頼りにしています。
Yさんにもスニーカーやニットポロを試着していただきます。ご来場前に既に実はLeleuxは購入手続きが済んでいて、スニーカーもYさんが履くと非常に映えます。ブラックは特にYさんのスタイルに合うだろうなと勝手に思っていますが、いつもとは違うラストなので少し歩いてもらって、革靴ではほとんど毎回足に当たる箇所がスニーカーのラストでどうかをチェックしていただきました。
そして最後には会場併設のヒュッゲデンタルクリニックの院長がご来店。3日目に靴磨きのご予約はいただいていましたが、仕事を終えてオボイストモデルのご試着もいただきました。スリッポンには到底見えないオボイストブーツが気になるということで、私のオボブーを履いていただきました。やはりデザインの面ではオボブーは頭一つ抜けて格好良いモデルだと自負しています。
そんなこんなで最後まで大盛況だった一日目が終わりました。二日目については私は仕事で参加が出来ませんでしたが、他のメンバーからの報告でオボイストブーティを２足同時にオーダーされた方や、シャークでオボイストスニーカーをオーダーされた猛者がいらっしゃったと聞き及んでおります。詳しいことは当事者に聞くのが一番！ということで、本ブログ初の試みとしておかてつさんに二日目の記事を書いてもらうことにしました！！！私は私で三日目の記事を書き進めますので、順番が前後することもあるかと思いますがご容赦ください。それでは続きをお楽しみに～♪
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