新年明けましておめでとうございます。今年は昨年よりはブログ更新率をアップ出来ればと思っておりますので、引き続き温かい目で見守っていただけましたら幸いです。
1月はNew Year Trunk Showと銘打ち、4名のクリエイターを集めて明日明後日とイベントを開催します。直前になりましたが、すべてのアイテムの準備が整いましたのでご紹介させていただきます。本トランクショーとは別に、12月に仕上がっているアイテムについても掲載します。すべてのアイテムがNew Year Trunk Showでオーダー・購入いただけます。
①When for TTBO exclusive “WALES”
WALESは私が長年挑戦しかけては断念してきた鬼門「ドレッシーで使いやすいギリーシューズ」を合言葉に企画したモデルです。様々なシューメーカーが手掛けるギリーシューズを調べているうちに「私にとって好きな要素は何か」というのは分かってきたのですが、結局それを一つのデザインとして組み上げることは出来ませんでした。
ただ、目指す靴の方向性はWhenの靴作りと近いような気はしていたので、今回はいくつかの好きなディテールを小林さんにLINEで共有し「こんな感じが好きだから、あとはよろしく」と丸投げ。その中にはギリーブーツの写真などもあり、最終的に何が出来上がるのかワクワクしながら待っていました。そして仕上がったのは、果たしてこれが“ギリーシューズ”と呼べるかどうかは置いておいたとしても、まさに私が求めていた靴そのものです。
WALESは、今回のTTBOトランクショー終了後もWhenのアトリエでオーダーすることが可能です。これまでTTBO限定モデルは基本的にTTBOでしか買えないことにしていたのですが、完成がトランクショーぎりぎりだったこともあり、この靴がトランクショー時にしかオーダー出来ないというのは勿体ないような気がしてしまいまして。東京都内や関東在住のお客様もTTBOにはたくさんいらっしゃいますので、是非たくさんの方にお楽しみいただければ幸いです。もちろん本トランクショーでは、WALES以外のモデルのオーダーも承っております。Whenのサイズサンプルを試着できる機会もなかなかないと思います、フィッティングチェックだけでもお気軽にお越しください。
②HIBIKI NAKAMINAMI for TTBO exclusive“Sophia”
SophiaもWALESと同じくTTBOのためだけにデザイナー中南響氏に依頼して作ってもらった特別なレザージャケットです。こちらも、自分では企画するのが難しいアイテムです。男臭くなり過ぎず、ラグジュアリー過ぎず、ちょうど良いバランスで作るのは誰にでも出来ることではありません。私はHIBIKI NAKAMINAMIでこれまでレザーショルダーバッグとレザーブルゾンを買ってきましたが、ヒビキさんはプロダクトの魅力を最大限に引き出す革の使い方が上手いなあと毎度感じてきました。
レザージャケットは作るのが難しいくせにたくさん売れるわけでもない、企画者殺しのアイテムのひとつです。TTBOだからこそ、やる意味があると思いました。受注生産につき、製品版は今年の秋ごろに完成予定です。明日の昼以降はヒビキさんがTTBOに在廊します。皆様のスタイリングに合わせてご本人からサイズやコーディネートを提案してくれる貴重な機会ですので、是非お気軽に試着をしにきてください。
③origine時計ストラップオーダー会
隠田さんは昨年10月に来てもらったところですが、早くも2回目となるトランクショーの開催です。前回オーダーいただいた方の納品対応が半分くらいですが、新規のオーダーについても承ります。予約優先となりますので、ご希望される方には事前に予約サイトからご入力をお願いいたします。第一回のときにはご用意がなかった新素材も選択肢に加わり、いよいよ時計ストラップも1機種1本では物足りなくなる時代が到来してしまいました。新規でご予約いただいているお客様からは様々なお時計用にとリクエストが届いています。当日は皆様の珠玉のコレクションを拝見出来るのも、とても楽しみです。
④TTBOSUITオーダー会
毎度お馴染み岩田さんによるTTBOSUITのオーダー会。今回は私が年末年始に選んでおいたヴィンテージ生地もお気に召すものがあればお選びいただくことが出来ます(オーダー価格は生地によりますがクラス0もしくはクラス1となります)。
また今回から、新たにaldex社で活躍する若き職人・伊藤誠一郎氏によるTTBOメタルボタンもオプションとして追加されました。aldexに入る前はハンドメイドジュエリーを制作されていた伊藤さんに頼んで作ってもらったのは、TTBOお馴染みのロゴを廃したシルバー925のボタンです。形がラウンド・ミルグレイン・オクタゴンの3種類、仕上げが通常・燻しの2種類で全6つの選択肢をご用意いたしました。
私は自分の新しいハリスツイードのスーツにミルグレインの燻しを取り付けてみました。標準のシルバー925で緩やかに経年変化を楽しむのもよし、最初から色のメリハリが効いた燻しにするもよし。税込24,750円のアップチャージですが、その価値は十分にあるかと思います。
⑤時在“DANIVID”&SHINYA“Leleux”
年末のカスタマーミーティングイベントでもご注文いただきましたが、ちゃんとしたトランクショーイベント時としては初めてのご案内となります、DAVIDのブラックデニムVer.です。これはものすごく上手くいきまして、しばらくデニビッドを超えるシャツは作れないんじゃないかとすら思っています。店頭で通常Ver.のDAVIDをご試着いただき、必要に応じてサイズ調整を施してオーダーします。納期は約1ヶ月、価格は税込42,020円です。
SHINYAのLeleuxはもうほとんど残っていないのですが、サイズ1と3のみ2着だけあります。ニットポロはオボポロだけあればあとは何も要らないと思ってもらえるはずです。肉厚で安心感のあるニットポロ、今年は深いグリーンで作りました。来年作るかどうかは分かりませんが、とりあえず同じ色では絶対に再生産しませんので、ハンターグリーン好きはお見逃しのなきよう!こちらは在庫でお持ち帰りいただけます、価格は税込36,300円。
その他、12homemadeのTTBO別注クラウンパントなどもありますので、過去にリリースした作品で気になるものがある方はお申し付けください。基本的にTTBOのアイテムはシーズンものではなく、マスターピースです。個数限定品でないものは常にオーダーをいただくことが出来ます。是非皆さんにとってお気に入りのTTBOを発見してみてください。
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