フランスの名器

先週末から出かけていたので、更新が出来ませんでした。

久しぶりに帰ってくると、なんだか一段と愛しく思えるものです。

さて。

このブログになぜ“musique”と付くのか。なぜ私のハンドルネームがオボイストなのか。

私がまさに“オボイスト”だからです。

Marigaux M2

私の愛器です。マリゴ、と読みます。フランスのオーボエブランドで、おそらく世界で最も有名なブランドです。太く、甘美で、暗い。マリゴの声は別格です。

オーボエという楽器を、10年以上続けています。これで食べているわけではありませんが。

・・・でも結構、色々取ってます。唯一揺るぎない自信を持っている趣味です。

M2というモデルは普通のオーボエと色々と異なりますので、オーボエ初見の方は是非普通の形のオーボエとの違いをウェブ等で検索していただいて、確認してもらいたいところでございます。

この辺とか、

この収納状態とか、

ヒントです。

オーボエは、私の内なる声なき声を、旋律を奏でることで可聴化してくれます。

言葉では説明のつかない複雑な感情も、オーボエを使って表現することは出来ます。そういった意味で、私以上に私のことを知っていると言えるのかもしれません。

音楽には、奏者の人間性が色濃く反映します。

素敵な音楽を奏でるために、素敵な人間でありたい、そう思います。