念願だった玉置浩二のオーケストラコンサートに行ってきました。
私は専ら、Mr.ChildrenとDEENのファンでありますが、玉置浩二は、全く別枠の音楽の神様だと思っているシンガー。曲がりなりにも本気でオーケストラ・オーボエに取り組んでいた時期があった者として、玉置浩二の歌は世界最高の音楽の一つだと思っています。特にここ数年玉置さんが取り組んでいるオーケストラコンサートは、是非にも一度行ってみたいと願い続けていましたが、今年は偶然休日と名古屋公演が重なった為、抽選予約開始とともに予約。無事当選して、数年来の願いが叶いました。
会場は愛知芸術文化センター大ホール。芸文はコンサートホールには毎年乗っていましたが、大ホールはDEENのLIVE以来。チケットは5階席まで完売です。
私が手に入れたチケットは一階席の一番後ろということで、いっそのこと二階席の方が見やすいかとあまり期待していなかったのですが、とっても良い席でした! この距離ならオケのサウンドもちょうどよく響き、近すぎずベストな位置でした。
ファンなのは私だけなのですが、もちろん妻も一緒です。マーガレットハウエルのリネンチェックシャツを着て行きました。
足元は気合を入れてヴァーシュで。セットアップもフォックスブラザーズ地のマーガレットハウエルです。
そしていよいよ開演の時間。びっしり埋まった客席に、いやが応にも期待が高まります。オーケストラメンバーがまずは入場。まずは管弦楽のみでのオープニングでした。当日はビルボードクラシックスオーケストラの演奏と、柳澤寿男の指揮でした。オケの実力は管楽器は並、弦は高レベルでした。特にヴァイオリンが素晴らしかった。(オーボエがちょっぴり残念でしたが。。。)
オープニングが終わると、いよいよ玉置浩二が入場! 私は玉置さんの入場だけで歌う前からもう泣きそう(笑) 歩いているだけでオーラがすごいんです。音楽の魔神。
聴かせるラインナップの前半は終始泣きっぱなし。途中20分の休憩中に、妻から「鼻をすする音がやかましいから気をつけなさい」と注意されるほどでした^^;笑 心臓をぐわしと掴んで捥ぎ取られるような力強い玉置さんの歌声。フォルテッシモもピアニッシモも、胸の底の方まで染み渡ります。
第二部はボロディンの「ダッタン人の踊り」から始まりました。後半は特に好きな歌が続きます。『行かないで』でもう号泣、『JUNK LAND』の格好よさに痺れます。玉置さんの身体から溢れ出る音楽への愛。
アンコール後はオーケストラコンサートの定番、『田園』。導入のオケはベートーヴェンの交響曲第6番が玉置浩二の『田園』とミックスアレンジされています。観客はひとり残さず立ち上がり、手拍子を送ります。私は何とか立ち上がったものの、感動しすぎて拍手もままならず、口を開けてただただ佇んでいました。人は感動し過ぎると動けなくなるみたいだ。
本当にあっという間だった初めての玉置浩二コンサート。こんなに感動したコンサートは初めてです。これからも玉置浩二がオーケストラコンサートを続けてくれる限り、必ず聴きに行こうと固く誓いました。ファンの方も、そうでない方も、是非一度聞いてみてください。YouTubeにもいくつか動画が上がっていますから。本物の音楽に出会えるはずです。玉置浩二さん、素晴らしい夜を、ありがとうございました。
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