明日のために靴を磨こう

なんだか仕事ばかりしていて特別ブログに書くような出来事もなく何となく過ぎていく毎日。

ここ一年、数字はありがたいことにずっとついてきているし、今月も例のブレザーをもらったコンテストの四連覇をかけ頑張っている最中ですが、正直心のすり減りは否めない。休みの日は身体を休めているうちにあっという間に過ぎてしまうし・・・このままじゃいけない、と、ずっと後回しにしていた車の掃除と靴磨きを決行しました。

今日のところはまず6足。左からBolero、シューテイラーバイオリエンタル、コルノブルゥ。

Boleroはほんの少しのクリームで磨くだけでパンとしたボックスカーフの張りが蘇り、圧巻。他の靴とは比べられない別格の一足です。

オリエンタルとコルノブルゥに関しては最初レザーソールだったのをリッジウェイに改造した最強仕事靴。脱ぎ履きの多い私の仕事に欠かせない相棒です。特にオリエンタルは今回少し念入りに磨いてあげたら素晴らしい艶が出ました。革はアノネイ。

こちらは左からステファノベーメル、オールデン、KOKON422。

ベーメルは革質は中の上と言ったところですが、靴そのものの持つオーラが半端ではなく、またラストもビスポークさながらの出来で、私の持つ既成靴としてはエドワードグリーン、ジョンロブをはるかに凌いで最高の一足だと思っています。オールデンに関しては会社の旅行でハワイに行った際に手に入れた思い出の靴。冬場の重たい生地のスーツによく似合い、最近頻繁に履いています。

KOKON422は磨くと非常に見栄えのいいコードバン製で、私が人生で初めてMTOした靴です。最近インソールの傷みに悩まされていますが、まだしばらくは現役で使うつもりです。

少し気分が沈んでいましたが、靴を磨いたらすっきりしました。靴磨きは忙しいとついサボりがちですが、溜めれば溜めるほど精神衛生上良くないですし、磨いている間無になれるからなのか、綺麗になった後の達成感からなのか、心にも良いような気がします。一日一足でも良いから、コツコツと磨いていきたいものです。