革小物を選ぶ楽しみ

Leather goods

今朝はふと目に入った革小物たちがとても美しかったので写真を撮ってみました。革小物を全て同じ色、同じ素材で統一しているストイックな方の投稿を見ると憧れますが、私には無理そう。個の魅力で選んでいくため、同じ素材を使ったものは一つもありません。しかしどうでしょう、結果的になんだか不思議な統制が取れているように感じるのは私だけ? 革小物は“名刺”のようなもので、持つ人物のパーソナリティが特に色濃く反映されます。さしづめ私は「あれもこれも試したい好奇心旺盛な職人好き」と言ったところでしょうか。

マーガレットハウエルでかなり前に購入したブルーのボタンダウンシャツ、このくらいの季節に着るととても鮮やかで気分が良いです。パンツはE.TAUTZ、こちらは一番痩せていた時に買ったものなのでウェストが苦しいです。ダイエットしなくては。。。

雨が降っていても気にせず履けるオボイストモデルは貴重です。カジュアルな装いを引き締めるのに最適なデザイン、間もなく値上げしますので気になる方はお早めにご連絡くださいね。

日中は少し遠くまで出掛けていたのですが、夜はスージースヴェルトのアトリエへ。先日食事に行った後輩が30歳の記念に財布を買いたいということだったので、出来上がったばかりのSusieSveltの新しい定番作品を一緒に見に行ってきました。

個人的に秀逸だと感じたアイテムをいくつか写真でご紹介。パープルの折り財布は妻にプレゼントしたものですが、その上の一番コンパクトな財布の構造がとてもユニークでかつ使いやすそうでした。詳細はスージーから順番に公開されていくと思いますが、サブでコインケース付きの財布を一つ増やしたいという方には最適なモデルだと感じました。

台座が黒いので見にくいですが、クロコレザーを使った新しいアクセサリー。こちらはラペルピン仕様ですが、2つセットでカフスとして販売される予定のようです。再開の目処が立たないオボイスト会のお土産候補。

一番見たいと思っていたのがこちらです。モデル名“モナド”というちょっとしたお散歩に最適なこのバッグ、バーキンのようなフラップに穴が空いて持ち手になっています。もちろんフラップを内側に仕舞って持つことも出来ます。

オボイストブリーフケースに採用したシュリンクレザーのブラックと、スージースヴェルトの新技法である切り目玉縁仕立てで覗くエメラルドグリーンとの対比が最高に美しいです。マチ部分にはブラックのボックスカーフが採用されていました。

まだ改良する点があるということでしたが、新シリーズの中で最も“使える”鞄がこれだと思います。次に私が頼むならこれかな。今のうちにどんな素材でお願いするかよく考えておこうと思います。

後輩に丁寧に商品説明をする鈴木さん。後輩とはこの後軽く食事をして帰ったのですが「鈴木さん、とても柔らかい感じの方ですね」と言っていました。

彼は未だに2012年に私と一緒に選んだgentenの財布を使い続けていました。非常に味わい深い表情が出てきていましたが、細かいところを見ると確かにそろそろ引退かも。新婚旅行先のチェレリーニで買った革小物に合わせて、今度はベージュ・トープ系の革が気になるそうで、鈴木さんが色々とサンプルを出してきてくれました。同い年の奥様と財布をプレゼントし合うんだって、素敵。

内容はほぼ決まったので、あとはプレゼントしてくれる奥様に相談をしてから鈴木さんに連絡が行く手筈。時々読者の方からも「アテンドしてほしい」と連絡いただき一緒に各所を回ることがありますが、幸せな買い物に付き添えるのは私にとっても嬉しいものです。これからきっとますます広がりを見せるであろう30代の10年を支える財布、完成が楽しみですね♪

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