あけましておめでとうございます。2025年は私にとって素晴らしい一年でしたが、唯一の心残りと言えば十分にブログの更新が出来なかったことです。おかげさまで今年はますます忙しくなりそうな予感しかありませんが、最低でも月に1本ペースでは記事を書けるように頑張りたいです。
年末の職人忘年会を終えてから、30日〜2日までは私と妻の実家へ行ったり、大掃除したりしていたらあっという間に過ぎ去りました。例年ならそろそろ初売りなど出かけてみようかというタイミングで、今回は1月3日および4日に、初めて名古屋市内でのトランクショーを敢行しました。
ご一緒いただいたのはお馴染みaldexの岩田さん、whenの小林さん、靴磨き職人山岸賢治さん、そしてDECOの内藤さん。ブログ読者の皆様なら馴染みのある会場、東別院のplads.さんをお借りしました。昨年の6月に内藤さんと岩田さんと豊橋で飲む機会があったのですが、その際に年始トランクショーについて“ノリで”企画が決まり、その場で小林さんにも連絡をして開催が決まりました。(内藤さんに至ってはその日の晩にはホテルの予約まで完了) 山岸さんについてはもう少し後になってから、別のやりとりをしている際に「次いつ来てくれるんですか」と催促をしたところ「TTBOが忙しそうで声かけられなかった」と遠慮していたことが分かり、それならばと年始イベントに合流してもらうことになりました。
果たして年始からセールするわけでもないのに、お客様は来てくれるのだろうかと少し心配していたのですが、蓋を開けてみれば続々とお客様がご来店されて写真も十分に撮影出来ないくらいでした。私はいつも通り岩田さんとペアを組んで、スーツやコートのオーダーを受けていきます。TTBOを始める前からSewnと開催するイベントなどに来てくれていたS様ご夫婦が予約なくフラッと来てくれて、二人してTTBOCOATをオーダーして行ってくれたのは痺れました。結局初日にスーツやコート8着のオーダーが入ったのですが、それほどバタバタしなくなってきたところに成長を感じました。始めた頃は1日5着でもてんやわんやでしたから・・・その他、靴も靴磨きも時計も、全てご注文をいただきました。
こちらもTTBOが始まる前からのお客様であるTさんですが、最後までWhenのモンキーブーツか、DECOのマストタンクアイボリーローマンのどちらを買おうか(そもそも最初はもう買わないという話だった)悩まれたのちに、最後はアイボリーローマンをご購入と相成りました。DECOでは最近、オリコとの契約で長期分割払いにも対応出来るようになったのですが、TTBOも既に導入しているペイディ12回無金利分割以外にも、内藤さんの紹介でオリコとの商談を進めています。どういった運用になるか、そもそもやっぱり導入しないかなどまだ未定ですが、何か決まりましたらご報告します。

初日はいつも通り昼ごはんどころか水も十分に飲めないような状況でしたので、夜はこういう時に一番美味い街中華へ。普段格好つけていても、頑張って働いて腹ペコになったらみんなただの男の子。馬鹿みたいにたくさんオーダーして、会話する間もないくらいに一心不乱に飲んで食いました。内藤さんは最近ずっと忙しかったようで目にクマが出来ていますが、いっぱい食べて多少元気になったのではないでしょうか。
打ち上げの後の大須商店街。みんなで仲良く集合写真です。この日は私が最年長でしたが、みんな30代前後の同世代(山岸さんだけ間も無く30歳に)。これからも一緒に成長していける仲間がいるというのは、普段一人で黙々と仕事する職人にとって心強いようで「TTBOでいろんな職人さんと繋がりができるのが嬉しい」というお声をよくいただきます。

翌朝。夜に行ったら閉まっていた大須観音へみんなで参拝。幸い朝の時間帯であればそれほど並ぶこともありませんでした。

みんなそれぞれ何を願ったのでしょうか。私は家族の平穏と、TTBOに関わる全ての方が幸せでありますようにとお願いしてきました。おみくじを引きましたが、私は末吉。元旦に初詣で大吉を引いていたので、都合よく最初に引いた方の内容を覚えておくことにしました笑
オープン時間ちょうどに会場へ戻ると、一人のお客様が開店を待っていました。初日も感じたことですが、TTBO店頭イベントの時はまずほとんどあり得ないフリー来店が、名古屋のplads.だと意外と多いのです。予約制のマンションの一室へ行くのと、外からも様子の見えるレンタルスペースの差でしょうか。そのままオーダーに結びつく確率は高くありませんが、TTBOを知ってもらうためには予約不要のイベントをたまには開催する必要があるかもしれません。少しお客様が引いたタイミングで突然山岸さんから「自分も、30歳記念にジャケットをオーダーしても良いですか」と嬉しいお申し出が。年始イベントのために仕入れておいたゴリゴリのヴィンテージモヘアを気に入っていただき、用尺的にギリギリスーツでお作り出来そうでしたので、お値打ちにご提案してスーツで仕立てさせていただくことになりました。小林さんはTTBOCOATを着てくれていますし、内藤さんもTTBOSUITをオープニングイベントでオーダーしてくれました。一生懸命作った大切な商品を、仲間にオーダーしてもらえるほど嬉しいことはありません。(そういえば岩田さんだけは毎月来てもらっているのにも関わらずTTBOSUITを着ていない反逆者であることに、このブログを書いていて気がつきました)
二日目もずっとご来客が絶えなかったのですが、その中にはaldexのパンツ職人である新井さんの姿も。2024年10月のイベントでオーダーいただいたT.Shirakashi BootmakerのRTWブーツを山岸さんに磨いてもらって、同じタイミングでオーダーいただいた12homemadeのクラウンパントを受け取りに来てくれたのです。新井さんが来られることは岩田さんから聞いていたので、私は2周年に向けて開発を進めている新井さん発信のハリウッドトップトラウザーズのサンプルを穿いていきました。とても真面目で男気があって、真面目な職人さんです。

それだけのはず・・・だったのですが、靴磨きの間にいろんなWhen製品を試着するうちに、初日にDECOで時計を買われたTさんも迷われていたモンキーブーツがビビッと来てしまったようです。悩まれた末に、オーダーをしてくれました。新井さんからは「納品を待つ間、モンキーに合わせる服を作っておきます!」と一番嬉しいメッセージが届きました。小林さんもこのモンキーブーツのサンプルはお気に入りの作品のようで、オーダーが決まった際には「この手で、一生懸命作ります」と気合いを入れていました。あ、触れるのを忘れていましたが、私は私でタキシードに合わせるための靴を小林さんにお願いしました。詳細については出来上がった時にご紹介しようかと思います。
その後も「こんな人が名古屋にいたのか」と言葉を失うレベルの時計好きのお客様が靴を磨きにご来場されたり、最後まで忙しい二日間でした。最後の最後に内藤さんがトラウザーズをオーダーしてくれて、二日間で合計12着のオーダーをいただきました。年始からあまりに楽しかったので、片付ける時には寂しさを覚えるくらい。月に一度のイベントで、毎回いろんな感動を皆様からいただきます。これからもこの景色を見られるように、2026年も頑張っていきます。

二日目打ち上げも結局みんな参加してくれて、大須の名店・せろりで鉄板焼きスパゲティを食べました。長野県の伊那市から山岸さんのご家族が、ただ一緒に帰るためだけにサプライズで電車に乗ってこちらへ向かっているということが分かり、みんなでほっこり。奥さまとお子様が、横断歩道越しに山岸さんを見つけて「とーちゃんいた!」と駆け寄ってくる姿を見た時は「はじめてのおつかい」的な感動が押し寄せてなんかちょっと泣きました笑 かくいう私も妻が車で迎えに来てくれて、二人でマッサージへ行って疲れた身体を癒しました。
おかげさまで幸先の良いスタートを切ることのできたTTBO。次回は1月18日、徳島県での開催です。すでに予約満了で、ご予約分きちんと対応出来るかと心配しているくらい。こちらについても間違いなく素晴らしいイベントになるだろうという予感がしていますので、是非ブログにまとめられたらと思います。それではブログ読者の皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

























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