シンガポールから待ちに待った荷物が届きました。オーダーからちょうど1ヶ月で発送の連絡があり、それから4日後に到着。
時計好きの間では愛用者も多い、Delugsの時計ストラップです。今回はパテックフィリップのカラトラバを手に入れたとほぼ同時にオーダーしていました。特別に凝った仕様にしたかったわけではないのですが、私のカラトラバ5022は尾錠側が14mmのため、純正のバックルを使うにはオーダーするしかなく。
今回選んだのはこちら。素材はダークグレーのアルカンターラを選択し、いくつかあるスタイルの中からSlimという薄い作りのモデルに。ステッチはなるべく目立たせたくなかったので本体同色、バックルも通常のシルバーのものに。
ちなみにこちらのベルジョンの工具は昨日おかてつさんが誕生日プレゼントにくれました。ストラップ到着前日のタイムリーなプレゼント、大変助かりました。ありがとう♩
Delugsオリジナルのバックルも結構格好良いのですが、私はこのアルカンターラを基本的には5022のメインストラップにするつもりでオーダーしましたので、早速パテック純正バックルに交換していきます。
ひょいひょいと・・・うん、ピッタリいい感じ。やっぱりホワイトゴールド製の純正バックルは重みもあり存在感が違います。
早速本体に装着・・・良いね、狙った通りです。全体に仰々しくなりがちなこの時計の存在感をいい意味で中和してくれて、人懐っこくなりました。
ちなみにライニングはこんな感じ、サイズはSで大正解。手首周り15.5cmの私がつけると、7つあるうちのちょうど真ん中の穴がジャストフィットです。次に頼むときは穴の数減らしたり出来るのかな、前後の3つで十分ですね。Slimにしたのでとても柔らかくしなやかな装着感でストレスゼロ。
ギヨシェ彫りの施された5022は光の当たり方によってグレーのように見える瞬間も多くあり、ダークグレーアルカンターラとの親和性は想像以上。しっかりした芯の入っているSignatureモデルしたり、ステッチを別色にしたりせずに正解でした。これでホワイト系のステッチだったとすると全体の印象がカジュアルになりすぎていたかもしれません。あくまでこの時計は抑制的なエレガンスさを纏っていて欲しい。
最近黒っぽい装いが増えてくるにあたり、小物たちもブラックやグレー系が増えてきました。黒にもいろんな黒があり、濃淡を使い分けるもしくは入り混ぜることにより、自分らしい黒の雰囲気を作り出せるような気がしています。私の場合やっぱり素材感は揃えたくなくて、いろんな素材の表情を重ね合わせて深みを出したいかな。
アルカンターラやヌバックのストラップは結構難しいというか、作りの粗さが目立ちやすい素材だと思うのですが、Delugsのクオリティは専業メーカーだけあって素晴らしいものです。既製品なら15,000円程度、今回のようにMTOでも20,000円程度ですからとても良心的。ストラップを交換するだけで全く別の表情を見せるところが時計の面白さのひとつでもありますよね。
どんどん好きになる5022ですが、これでようやく完全に自分仕様に染まった気がします。まだしばらくは5022偏重の日々が続きそうです。
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