29歳なりの祝い方【後編】

Diary

18時のディナーまではまだ時間がありましたので、二人でsewnのアトリエを伺いました。目的は、カップル購入特典のブレスレットを試作することと、私の会社の同僚がメンズモデルの購入を検討してくれるということでサンプルを預かりに。また別記事にまとめる予定ですが、その方が予約してくれた分でメンズモデルの超早期予約キャンペーン枠10名様分は完売いたしました^ ^

元々先着5組限定企画として一応準備してみたカップル特典ですが、実際メンズレディース両方の購入を検討してくれているのは私が知る限りgohkitiさんくらい。他にもお見えなのかもしれませんが、型紙を作って結構なハイクオリティで作るので、そのまま終わってしまうのはあまりに不遇。せっかくなので、正式販売開始時に有料での販売も視野に入れています。革も靴と同じアノネイのベガノかインカスのベビーカーフで、手断ちした後にsewnアトリエのミシンで隆太さんが一つひとつ作ります。実際に販売されるかどうかなどは、詳細を詰めてからまた告知いたします。

妻の腕のサイズを測って、ひとつ穴のブレスレットに。穴の数やサイズについて、遠方にお住まいでプレゼント対象になった方などへはどうするか悩みどころです。スージースヴェルトの時計ベルトなどでも拘ったポイントですが、個人的にはせっかくなら穴はひとつにしたいところです。オボイストモデル(靴)はストラップ内側をゴムで固定することでひとつ穴のビジュアルを達成していますが、ブレスレットの場合はゴムで伸びるようにするわけにはいかないので・・・。もう少し、sewnと協議して解決策を探ってみます。

色々と話し合いながら作業を進めていたのでディナーの時間が来てしまって、「また完成したら写真ください」と伝えたところ、「お店近いので完成したらお持ちします」と嬉しい一言。サンプルと言いつつ、ブレスレットも妻の誕生日にプチギフトとして贈れたらと思っていたのでこれは嬉しい・・・隆太さんありがとうございます。というわけで完成前のブレスレットとオボイストモデルサンプルの記念写真を。

こちらはレディース用なので
ベビーカーフバージョンです。

今年の誕生日にと随分前に予約してあったのは、豊橋のげん屋というお店。元々は会社に入ったばかりの新人時代に、仲良くなったお客様が教えてくれたところで、以前大学の後輩と行ってみたら料理の味もおもてなしも申し分なかったので今回利用させていただきました。

表紙に妻の名前が印刷された特別なメニュー表。カウンター席に座りながら、板前さんと話しながら食べるのが面白い。

席の上には、厨房でお料理を作る人たちの名前が。服も靴も鞄も、そして料理も、誰が作ってくれたかってやっぱり重要。

料理の写真(一部)をざっと並べるとこんな感じ。私も妻も食べるスピードがかなり早いので、コース料理を食べる時は大抵次の一品を首を長くして待っていることが多いのですが笑、板前さんが目の前で的確なタイミングで準備をしてくれるので、テンポ良くお料理が出てきました。あまりに早いのでちょっとびっくりしてましたが^^;

特に美味しかったのはイカの活け造り。調理前のイカをこうして見せてくれて、目の前で捌かれます。新鮮なイカ特有のコリコリとした食感がたまらない。耳と下足はお好みで天ぷらか塩焼きにしてくれます。昼のハンバーグで脂っこいものにやられていたアラサーカップルはさっぱりとした塩焼きをチョイス、これもとっても美味しかったです。

番頭さんが「本日はおめでとうございます、私から振る舞い酒・・・ではなく、振る舞いぶどうジュースです。金箔を入れてあります。」とちょうど良いタイミングで。ありがとうございました、美味しくいただきました^ ^

隆太さんから「出来ました、持って行きます。」とLINEがあり無事ブレスレットも受け取ることが出来ました。丁寧にラッピングまでしてくれて、ちょっとした心遣いが嬉しいです。オボイストモデルと同じギボシで留めるデザイン。ストラップの太さも靴と同じにしてあります。

ギボシ側のデザインは角を落としてあります。付け心地が良くなるようにというのと、重なった部分が少しズレた時に表から見てはみ出さないようにという工夫です。

早速妻の腕に装着。女性がつけるとほんのり太さがあってかっこよく、男性には是非シルバーのブレスレットなどとの重ね着けをオススメしたいです。シンプルに右腕に巻いてもストイックでクリーンだと思います。

最後は花火がついたデザートプレート。氷の上で冷え冷えで出てきます。デザートが出てきたタイミングで写真を撮ってくれて・・・、

帰る前にオリジナルのフレームに入れて渡してくれました。

帰る際、外に出たところで「駐車場まで寒いですから・・・」とすでに温かくなったカイロを渡してくれました。最初から最後までとても気持ちの良い接客、同じお客様相手の仕事をしている身として学ぶことの多いおもてなしでした。

22時頃にマンションに到着。買っておいたプレゼントと手紙は事前に妻の妹に預けてあって、この日の午後のうちに宅配ボックスに入れておいてもらいました。ラッピングまでお願いしちゃって、非常に助かりました。。。ありがとう。

袋の上から触った段階で「ん、これはセリーヌだな?笑」とバレました笑 昔からずっと欲しい欲しいと言っていたので、年明けにフィービーファイロ時代の新古品をなんとか入手。セリーヌファンからするとフィービーかエディスリマンかというのは重要な要素のようでして、特にファンというわけでもない私から見ても以前のセリーヌの方が素敵だったなと思います。トリオについては持ち手とロゴ以外は基本的に同じなのであまり変わりませんが、もうこの辺は個人の趣味ですね^^; というわけで、じゃーん。

最初は表参道でラゲージバッグ、イタリアでベルトバッグ、去年はトラペーズをあげたのでこれで4つ目のセリーヌ。セリーヌに関してはこれで区切りかな。実はトリオを入手し終えてからのこと、何にも知らない妻が急に「ずっとトリオが欲しいと思ってたけど、フェンディのバッグの方が使い勝手も良さそうだなあ」なんて言い出したので、内心めちゃくちゃ焦っていたのですが、気に入ってくれたので何よりです。

このバッグを買うためにだいぶ前からちまちま妻に分からないようにお金を貯めてあって、何回も「文二郎買っちゃうか・・・」と心が揺らぎましたが、手元にあれば使っちゃう私がちゃんと使わずにお金をとっておいたことも含めて喜んでくれましたので、私も嬉しかったです。

最後は節分らしく豆まきをして終了。私は緑鬼でした。

潔癖症なので豆は4粒・・・笑
投げるというよりポトンと落とす感じで(^^;

というわけで、サプライズ感も感動もあまり無かったかもしれませんが、私が妻を大事に思っていることだけはちゃんと伝わったようで、良い一日になりました。いよいよ来年は30代に突入するわけですから、妻にも目一杯ラスト20代を楽しんでもらいたいです。誕生日おめでとう、これからもよろしく。

エディスリマン版トリオは
持ち手がゴールドです。

コメント

  1. そろそろ より:

    改めておめでとうございます。
    無事奥さんのお祝いができたようで、よかったです。
    紹介したところも気に入っていただけたようで、安心しました。
    他のところもおすすめですので、また是非デートにどうぞ。

    • oboist より:

      そろそろさん、色々とアドバイスをありがとうございました! 

      他のカフェなどにも行ってみたかったのですが、どうにもお腹がいっぱいでいけませんでしたのでまた次回の楽しみにとっておこうと思います^ ^

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