結婚7年記念日、京都の未在にて。

Diary

おかげさまで私と妻は結婚して7年、交際して12年になりました。いつも温かく見守ってくださる読者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。今年は特に妻の存在の大きさ、私にとってどれほど大切な存在であるのかを再認識する機会が多くあったように思います。妻は多忙な仕事に追われる毎日に、自分のやりたいことをする時間も限られ、家事なども手につかないこと自体をすごくストレスに感じているようですが「たとえ周りの人間にどう思われようとも、ましてや妻自身が自分のことを信じられないような時さえも、私だけは妻を信じ、必ず味方でいる」と決めています。妻がいつも私に対してそうしてくれているように、です。妻と結婚して本当に良かったと、7年経った今も毎日どころか毎秒思い続けています。

結婚記念日と妻の誕生日は絶対に会社を休むことにしているので、迷いなく今年も私は休みに。どちらかというと妻の方が最近は忙しくて、仕事を休めるか直前まではっきりしませんでしたが、無事休暇を取ってくれたので2人で過ごすことが出来ました。長年の実績もあって私は簡単に休めますが、妻はまだ1年程度の職場でそう簡単にはいかないはずですから、今後私が休むことで妻のプレッシャーにならないように配慮することが必要かもしれません。前日の夜に新たに購入したevamevaのコットンリネンシャツに、同じくevaのリネンパンツでリラックスした装い。足元はもちろん、BoleroのWedding Oxfordです。結婚記念日はどんな服装だろうが靴はこれに決まってる。

実は2年以上前に、このブログの古くからの読者であるしちょさんが結婚記念日の会場を予約してくれていました。ミシュラン三ツ星の超予約困難日本料理店・未在。偶然しちょさんの誕生日と私たちの結婚記念日が同じ日でお誘いいただいたのでした。「2年後のことは分からないけどひとまず予約お願いします」とお伝えしてから、案外あっという間でした。私と妻の絆は2年前よりもより深く強固になったと感じています。妻はこの日ブラック基調のスタイルで、足元はサンダースのミリタリーブーツを履いていました。

当日のプランは何となくリストアップはしていましたが、つかの間の休日の妻がお疲れでしたのでマッサージなどをしてあげながら朝はゆっくりめに起床。テイクアウトでお昼ご飯を食べつつ京都へ車で向かいました。京都ってこんなに近かったでしたっけ、たった2時間で到着してしまいました。京都市内へ入った頃、おもむろに事前に準備しておいた手紙を妻に渡し、駐車場を探している間にサクッと読んでもらえればと思ったら誕生日の時以上に号泣してしまって・・・笑 私の妻への気持ちが大きくなっているとともに、文章のスキルが上がっているのかもしれません。(だったらもう少しブログ更新しろよと言いたい)
※後日談ですが甥パパママが泊まりに来た際に、妻が読んで読んでと(本当に嫌だったのですが)手紙を回覧されて、甥ママまで泣いていました。

妻のリクエストでいくつか店を回ったのち、どこへ行くともなく歩いていると何やら素敵な洋服屋さんを発見。入店してみるとまさに妻の好みにドンピシャで、優しい店員さんの案内でいろいろと試着させてもらいます。この日は何か妻が欲しいというものがあったら買ってあげようと思ってまとまった現金を持ち歩いていましたが、特にここのパンツには感動した様子。トップスも2着選び、着ていた服よりも暑い京都では快適に感じたようで、そのまま新しい服をディナーに着ていきました。

他にもトレーディングポストでオリエンタルの靴を改めてじっくりチェックしたり、セール対象になっていたレディースの靴を妻に推したりしましたが、結局そこでは何も買わずに予定の日本料理屋へ移動。

京都は道路も歩道もとても混んでいて、しちょさんとの約束時刻に遅刻してしまいました。お待たせしたことをお詫びし、しちょさんと奥さまと4人で移動します。円山公園内を10分ほど歩き、山を登った先にひっそりを店を構える未在に到着。これは方向音痴の私だけでは辿り着けなかったかもしれない、しちょさんの案内があって本当に助かりました。

「おいでやす!」と若い見習い料理人?の方達がハキハキと出迎えてくれて、店内に入ります。ここからしばらく写真NGでしたので、料理を食べ終えるまで写真がありません。想像でお楽しみください。

一斉スタートの18時に向けて7~8組が続々とカウンター席についていきます。個室にもお客様がお見えのようでしたが、私の席からはどのくらいの広さの部屋なのかは分かりませんでした。とにかくお客様の皆様も品格ある上流の方ばかりで・・・身分不相応の料理店ですが、この機会に体験出来て良かったです。

私の下手くそな食レポで伝えられるような内容の食事ではありませんでしたので、今回ここでは一切語りません。一つ言えるのは間違いなく過去最高の食事体験であったということ。3時間以上かけてじっくりと美食を堪能しました。しちょさんが手配していてくれたおかげで、私たちはお皿などがお祝い対応で他のお客様とは違っていました。

すっかり暗くなった夜道も、提灯を持って段差を照らしながら送ってくださるので安心です。心温まる最高のおもてなしに感動いたしました。大奮発の夜でしたが、次は35歳記念か、結婚10周年か、もしくは40歳記念でも、再訪してみたいな。調べてみると「未在」とは禅の言葉で「限りがない」ことを意味するそうです。その時の自分と妻が今以上のどんな素晴らしい関係を築いているのか、楽しみにしながら明日からもまた、妻と生きていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました