ささやかで幸せな一日

Diary

妻と休みが合うのは最近では月に1,2日しかありません。今日もそんな貴重な一日だったのですが、休みが合ったからといって毎度遠出していてはかえって疲れてしまいますのでのんびりめに。

出掛ける直前、今日発売のHODINKEE JAPAN EDITION Vol.7が到着しました。和田さんにあんなにお世話になっているのに、実は買うのは今回が初めて。最初は標準のグレー表紙の方が良いのかなと思いつつ、古いライカが写った限定の方にしました。

まだ全然読めていないのですが、10月に新しくなったばかりのThe ARMOURY HKについて語るマークチョーさんの特集が組まれていることから今回は買ってみました。THE RAKEの最新号にもアーモリーについてのページがありましたが、内容は全く異なっているので両方とも買いました。

本日の私の腕元には丸3年が経過したNaoya Hida TYPE1C。どうも面倒臭がりな私には時計好きの皆様のように毎日別のストラップを着けて楽しむようなことは出来ないみたい、結局最近はチェリーニ用に仕立てたものをリメイクしたSusieSveltのエレファントをこのTYPE1Cには装着しています。夏が近づいたらオボイストウォッチストラップに戻そうかな。ちょうど今度のPhillipsオークションにはTYPE1Cの出品があるようですね。飛田さんの時計が中古市場に出回るのはこれで私の知る限り3,4回目くらいでしょうか、毎度定価を上回る価格で落札されていくのを見ていますが、私は生涯この時計を手放すことはないでしょう。ただの腕時計というだけでなく、私の人生の指針が具現化したような存在とすら感じています。

モーニングに行くはずが準備が遅い(というと怒られるのでゆっくりマイペースな)妻とだと普通のランチになっているなんてことは我が家では珍しくありません。割と近所のお茶とおにぎりが美味しいお店へ行って、カウンター席に並んでいただきました。混み合っていて料理がなかなか出てこなかったこともありますが、今日はたくさん話をした気がします。テーブル席だと周りが賑やかな時は特に、私たちはあまり話したりしないことも多いですが、妻も仕事で色々と溜まっていてるようで今日は胸の内のクリーニングのつもりで。

クリスマスには少し早いですがご飯の後はアウトレットへ行き、お互いへのちょっとしたプレゼントを選んで1時間後に落ち合い、交換しました。妻から私へはトゥモローランドのコットンカシミアのセーターでした。グレーですがどこかブラウンがかっても見え、よく見るとレッドも入った杢調で奥行き感のある素敵なセーターです。

家に帰ってから早速着てみました。首がしっかり詰まっていること、少し落ちた肩など私の好きな条件が揃っていて非常に気に入りました。来週大学時代の後輩のジャケットを頼みにアルデックスへ行く予定があるので、その日にまず着ていこうかな。

私から妻へは同じくトゥモローランドのカシミアショートマフラーを。黒いマフラーが欲しいと言っていたので探したのですが、なかなか納得のいくクオリティのものがなく苦戦。ニットに強いトゥモローランドに、お互い助けられました。

この後妻は得意のコメ兵でコートを仕入れたりしていましたが、私は今日はこのニットで満足です。時計にもよく合います。ささやかで幸せな一日でした。

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