冬の軽井沢とパクリシア

Diary

珍しく今日明日と会社が二日連続で定休日。私は休みでも明日は妻が仕事なので、日帰りにはなってしまいますがどこか遠くへ出掛けたいなと思っていたところ、「軽井沢は流石に遠いかな」と妻が今朝起きてきてこぼしたので、すかさず着替えて車を飛ばして行ってきました。

夜間の運転の際は特に眼鏡が無いと辛いので、今日は杉本圭の黒縁をヴェトナムパクリシアに合わせました。オフホワイトのニットはいつかのメリークリスマスに妻がくれたトゥモローランドです。

妻は少し前に奮発して買った赤いコートを嬉しそうに着ていました。妻はモノクロの服が多いのですが、個人的には赤もとてもよく似合うと思います。羨ましいくらいです。

広大な芝生が広がる軽井沢のアウトレット、うっすらと雪化粧。すっかり冬ですね、ライダースもニットを挟まないと少し寒いくらいです。しかしさすがオーダーだけあって、相変わらず絶妙なサイズ感。パクリシアを手に入れてから1年ちょっと経過しましたが、他のライダースには見向きもしなくなりました。

普段行くナガシマや、J.M.WESTONを買ったスケールアップ後の御殿場と比べると、正直洋服のラインナップは物足りなく感じましたが、美しい景観が楽しめただけでも来た甲斐がありました。私たちは結婚した頃までは毎年冬になるとなばなの里のイルミネーションを見に行っていました。鼻の奥がつんとなるような冷気の中で妻と歩くのが昔から好きだったのですが、軽井沢を歩きながらその頃を思い出したりしていました。

日帰りで往復600km以上の運転でしたが、高速道路からすぐ近くに見える山脈や落ちてきそうな空、そしてかなり前に流行ったドラマなどを妻がスマホで流してくれていたお陰で楽しいドライブでした。今夜は買ってきたワインを飲んで、明日の昼は一人優雅に十割蕎麦にしよう。

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