第三回オボイスト会レポート【2】

今回のオフ会日程につきましては、京都が地元のしちょさんがほぼ準備してくれまして、お店の手配から道案内まで全て任せっきり。幹事である私はほとんど何もしていないので申し訳ないくらいなのですが、やはり地元の方のオススメは間違いがありませんし、極度の方向音痴でもある為甘えさせてもらっています。
新幹線が京都駅に到着したら、改札までお迎えに来てくれていたしちょさんと合流。「パナマハットですぐにわかりました」と私を発見していただいて、まずはお宿に荷物を預けに。
しちょさんの持っている山葡萄のカゴバッグ。東北地方で作られる名品で、20年、物によっては100年と使い続けることが出来るそうです。ジョンロブ一足分くらいの値段がするそうですが、それだけ長持ちするなら納得です。経年変化で柔らかくなっていくのも面白いですね。
お宿は先斗町に一軒だけ残る老舗のお宿。先斗町はポントチョウと読むそうです。
こちらもしちょさんの紹介。京のお宿・三福。
鴨川沿いに位置するこのお宿は三つの客室があり、そのうちの二つは部屋から鴨川を眺めることが出来、とても風情があってしちょさんオススメということでした。
残念ながら人気のお宿のため、私が予約した時点では埋まってしまっていたため今回はもう一つのお部屋。こちらは鴨川は見えませんが二間続きの余裕のあるお部屋で、トイレや洗面がついており便利が良いです。しちょさんは地元であるにも関わらず泊まったことがあり、お宿の女将さんはしちょさんのお顔もしっかり覚えてみえて、本当は荷物を置くだけのつもりが部屋に通していただけて二人してお茶をいただきました。
少し時間があったのでしちょさんの持ち物を撮影させていただきました。結婚指輪がわりの奥様とお揃いのシェーヌダンクル、エングレービングが施された圧巻のブレゲ・マリーンⅡ。象革のキーケースは手作りで、すっかり柔らかく馴染んでいました。
しちょさんからは色々といただいてしまいまして・・・こちらは、なんとヴィンテージのオーボエのラペルピン。
実はこちら、昨年の第二回オフ会が終わった頃に、「いつかオボイスト会に参加した時用に」と買っておいてくれたそう!!! オーボエのラペルピンなんて珍しいですし、何より去年の段階では京都でオフ会をするなんて全く決まっていなかったのに、気持ちがとても嬉しいです。
それからこちらも。大量に仕入れたのでよかったら・・・と少し分けていただいたのは、ヴィンテージのボタン類。周りがギザギザになったものなど、変わった形のボタンがありました。
黒蝶貝のジャケット用ボタンを分けていただきました。フロントと袖用、それに予備も少しいただいてしまいました。料亭に持ち込んで、同じくヴィンテージの生地と合わせて仕立ててもらおう。リネンのジャケットなんて良いな。
それからこちらは、あまり詳しくは書けないのですが昔集めていてサイズが合わなくなったリング。「どのみち着けられないから」と譲っていただきました・・・至れり尽くせりで感無量。妻からもらったリングと合わせて楽しみたいと思います。
小一時間休憩させてもらったところで、歩いて次の目的地へ。しちょさんのInstagramに一時期毎週投稿されていて、今でも投稿はされていませんが週一で通ってみえるというカレー屋・カオススパイスダイナーへ。Instagramで拝見してから、ずっと食べたかったんです! オフ会参加者を募って最初に連絡いただいたのがしちょさんだったので、絶対カオスパに連れて行ってもらおうと計画していました。
開店15分前にお店の前に到着。店舗は二階なので、階段の下あたりでもう一人の参加者Mさんを待ちます。
 
程なくしてMさんが到着。今回昼の部と夜の部一次会はこの3人で過ごします。
ヴァレクストラのバッグ。スージースヴェルトで作る前、私も同じバッグの色違いを検討していました。そこはかとなく漂う品の良さ。
時間になり、カオスパさんに入場。私たちの他にも既に並んでいましたから席はほとんど埋まってしまいました。
せっかくなので、今日ある三種のカレーを全て楽しめる三種がけと、チーズとガイヤーンをトッピングに選びました。レギュラーサイズ。スパイスが効いていて、後からじんわり辛く汗が噴き出しましたが、全然嫌な辛さではありません。カレーの美味いこと・・・これは通いたくなる気持ちも分かります。しちょさんはご飯を下からルーの方へ攻めて行って、ご飯をダムのようにしながら上手に食べていました。次は真似してみよう。
食べ終わってお店の外に出たら、入り口の階段の下までぎっしり行列が!!! タイミングを誤ったら全然有り付けないところでした、良かった。そのまま歩いて次の目的地へ。ちょうどオフ会の前日にオープンされたGlayage KYOTOを訪れました。
早く着いてしまった為、まだ看板はお店の中に。什器から何から、全部カッコイイ。
サフィール公認のシューケアトレーナーだけあって、こんなものも。店内では樺澤さんに相談しながら適切なサフィール製品を買うことが出来ます。
しちょさんが準備してくれていたお茶菓子と、樺澤さんが淹れてくれた水出しアイスコーヒーを飲みながら店内で寛ぎます。元々アパレル出身というだけあって洋服のこともとても詳しくて、話していて楽しく勉強になります。まずは私のボレロを磨いてもらいました。
店内にはこだわりのオリジナルグッズがたくさん。めちゃくちゃ凝った生地の靴磨き用のネルと、オリジナルのクリームを購入しました。
「ファッションをトータルで提案する中での靴磨きという位置付けでありたい」と語る樺澤さんのお店には、オリジナルのオーダーTシャツもありました。触ってみると厚みがしっかりあるのにトロトロで、この生地は現在日本で1社しか織ることが出来ないそうです。採寸したのちに、マイベストなサイズでずっと変わらずオーダー出来るシステムになっているそう。
ハンドポリッシュで少しずつ地道にワックスを重ねていき、最後に一気に磨き上げる。せっかくなのでギラギラにしてもらいました。単にワックスが厚塗りされているのとは違う、濡れたような有機的な輝き。
凄まじい光です。この日は事あるごとに足元を見ながら過ごしてしまいました。
樺澤さん。写真で拝見してダンディーな印象を受けておりましたが、とても気さくで話しやすい方です。
続いてはMさんのサンクリスピン。いつも本国にメールでオーダーし微調整して作ってもらうそうです。
MさんもGlayageのオリジナルグッズをじっくり吟味。
「リネンのジャケットに合うように程々の光具合で」、と頼んで仕上がったサンクリスピン。トゥに続くグラデーションが美しいですね。
しちょさんが磨き用に選んで持ってこられたのはベルルッティ。磨く前から綺麗で妖艶な独特の雰囲気を持ちます。
お店にはしちょさんが開店お祝いでプレゼントされた団扇も飾られています。京都では夏の挨拶に芸妓さんや舞妓さんがお得意先へ名入りのうちわを配る風習があるそうで、特注で作ってもらったそうです。サービス精神旺盛なしちょさんらしいお祝い。
磨いてもらっている間にも開店をお祝いした胡蝶蘭が届けられ、店内はお花で溢れています。
そうして仕上がったベルルッティがこちら。美しさマシマシ。樺澤さん曰く「今日の三足はどれも革の質が半端じゃなく良かったので、磨いていてテンションが上がりました」とのことです。ボレロ渡邊さんの尋常じゃない革へのこだわりについても話題に。
カメラで完成したベルルッティを撮影するしちょさん。
京都に来た際には必ず立ち寄ろうと思います。郵送対応も出来るという事ですので、時々送ってはピカピカにしてもらおうかな。樺澤さんはこの後もびっしり予約が入っていますから、二次会で会うまでの間しばしのお別れ。
お店の外で靴を見るとより輝いているのが分かります。アッパーに油分が十分に行き渡り、はき心地も幾分か柔らかくなりました。
さて、今回はここまで。次回のエントリーではこの日の後半部分について一気にまとめたいと思います。お楽しみに〜。

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