おかてつさんとMIYUKI PASTORAL②

Diary

さて、次に向かったのはとあるデザイナーズマンションの一室。事前に予約をしての訪問です。エントランスを通った先の中庭が美しい。

エレベーターで4階へ上がり、到着したのはこちら。御幸毛織が半年前にスタートさせた新業態・MIYUKI CRAFTS SUITS PASTORAL。ふるさと納税や単品購入したパンツなどで御幸とは縁が出来、公式Twitterの方とも時々交流をさせていただいておりました。御幸本社は何度か行ったことがありますが、伏見にあるパストラルへの訪問は今回が初めて。

店主は西村錠さん。大塚さんとは面識があるようで彼から事前にお話は伺ってましたが、大学卒業後御幸毛織内で様々な仕事をされたきた西村さんがお一人で切り盛りしているのがこのパストラル。御幸には大阪・東京・北海道などに直営店がいくつかありますが、そこでは御幸毛織の生地以外も取り扱いをしていたり、生産の工場が御幸外になることも場合によってはあるそうですが、パストラルは生地も工場も、一から十まで全部御幸製に拘っているようです。こちらのサロンには御幸ファブリックのサンプルがたくさん置いてある他に、西村さん自身がお召しのスーツやジャケットが飾ってあります。スリムな方なのでマネキンに着させると少々窮屈そうですが、店主が実際に着ている服が飾ってあるのは説得力が増しますよね。

まずはアンケートシートに名前や住所などを記入。ちなみにボールペンはサクラクラフトラボの003でした。店名の“CRAFTS”とかけているのか、西村さんのご趣味なのかは聞き損ねてしまいましたが、一度触れてみたいボールペンでしたので驚きました。重量感がありとても書きやすかったです。

西村さんからは御幸のこだわりや昔はこんな仕事も・・・といった貴重な資料を拝見させていただきました。西海市へのふるさと納税で私もスーツを仕立てましたが、長崎のミユキソーイングは大塚さんなどに聞いてもかなり評価が高く素晴らしい工場だと思います。いつか是非実際に見に行ってみたいけど、ちょっと遠いな。

色々なランクの生地が並んでいます。基本的に一番安いグレードの生地以外は、長崎の工場で仕立てられるようです。

最近テーラー神谷でネイビーのスーツを仕立てたばかりのおかてつさんですが「ネイビーの次はチャコールグレーか、こういう茶系も良いですね・・・」と真剣にご覧になってました。多分すぐ買われると思います笑

西村さんが着ていたのはアネガワシルクのスリーピース。2グレードあるうちの高い方を着られていました。

ソラーロやコットンウールの重たい目付けの生地など、色々と見させていただきました。

スーツやジャケットだけでなく、ベストやパンツ単品のオーダーも可能ということで、こちらも西村さんの私物になりますが見せていただきました。ウールモヘアで仕立てたという4ピース(ジャケット・ベスト・ベルトレスパンツ・イージーパンツ)のパンツ2本。同じ生地でも腰回りのディテールが違うだけで全くの別物。それにしてもこちらも良い素材でした。

ジャケットよりもパンツのオーダーに私は興味があり、サンプルを試着させていただくことに。試着中はカメラをおかてつさんに任せていたら、パストラルのハンガーにかかったSHINYAのジャケットを良い感じに撮ってくれていました。

オボイストシャツと御幸のパンツ。パンツにもベースとなる2種類の形がありましたが、私はスリムなタイプよりもワタリに余裕のあるクラシックな形の方が好みに合いました。

等々、色々と話し込んでしまって結局3時間弱も居座ってしまいました。。。笑 最後におかてつさんに頼んで西村さんと記念撮影を。すみません、書き忘れていましたが西村さんが淹れてくれたコーヒー、めちゃくちゃ美味しかったです。折を見てまた飲みに行きたいな。本日は素晴らしい時間をありがとうございました♪

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