父のジャケットを英國屋で。⑤(マルヤスでシャツもオーダーしました編)

Maruyasu×Oboist

今日は父の2着目のとなる英國屋ジャケット納品の日。オボイストシャツのダーク系2枚を着るのが休みの日の朝のささやかな楽しみの一つ。このシャツとのコーディネートがよく気に入っているコモノリプロダクツのパンツで。

時計はNaoya Hida Type1C。先日、NH WATCHから2021年モデルとして1C15本、2B10本、3A15本の製造予定が発表されましたが、予約開始日からわずか3日で完売されたとのこと。昨年も早い段階で売り切れていましたがますます飛田さんの時計が世界中の耳目を集めていることが分かります。30歳の記念品として、この時計のオーナーになれた幸運(と理解ある妻)に、改めて感謝しなければいけません。

ブラウンとネイビーのベルトは気分でよく付け替えています。この日はコヒーレンスのコートに合わせてデストロイドキップのブラウンを選択。

靴はオボイストモデル改、バッグはSusieSveltビスポークバッグ第一弾が盗まれた際に妻がプレゼントしてくれたWILD SWANS。毎日仕事に使っているため、コバが削れ所々汚れていましたが、コバインキやステインリムーバー、シュークリームを使って綺麗にしてあげました。

すっかり行き慣れた英國屋、2着目ももちろん完璧でした。こちらはこれからの季節にぴったりの涼しげな生地、とにかくこの色が良いですね。Oboist Briefcaseに合わせて自分でも頼みたいくらいです。

今回はライニング選びに時間をかけましたが、熟考の末に選んだ玉虫色の生地もぴったりです。

蝶貝のボタン、父も気に入っていました。春夏のジャケットにはやはりシェルがマッチしますね。これでしばらく英國屋に来る用事も無くなってしまいますが、担当者の方も職人さんも「冷やかしでも構いませんから、お近くにいらしたらぜひ寄ってください」と言ってくれました。近くに信頼できるテーラーがあるのは安心ですね、体型が変わってしまったり何かトラブルがあった時にもすぐに駆け込むことが出来ます。帰り際にパンツの生地も見せていただき、またオーダーしに行くことになるかも?

で、帰りの車の中で「良いジャケットを仕立ててもらったから、せっかくなら良いシャツも欲しいね」という話になり急遽マルヤスへ。良いシャツと言えば、もう私の中ではこの店しかありません。もちろんシャツのオーダーも父は初めてのことですが、優しい安井さんが色々とご説明してくださいました。

母はマルヤスの看板ヨークシャーテリアに夢中。ジャケットに合いそうなものを安井さんにいくつか見繕ってもらった中で、とても良い生地が見つかりました。

グリーンのストライプが入った爽やかな生地です。写真では見えにくいですがブラウンも細く入っていて、現在オーダー中のオボイストモデル改ヤヌスカーフVer.にもぴったり合いそう。すぐさまオーダーを決めて、採寸と細かい仕様を決定。今回はオボイストシャツ仕様ではなく、父の趣向に合わせてセミワイドのボタンダウンシャツに。胸ポケットは無し、カフスはオボイストシャツと同じ7.5cm幅の大きめのアールを描くコンバーチブルカフスです。おかげさまでオボイストシャツを中心にマルヤスも少々お忙しくなっているようで、納品は3週間後。

安井さんのシャツは着られた方皆さん「安井さん、きっと優しい方なんでしょうね」と仰います。シャツのどこに職人の性格が現れるのか私にも良く分かりませんが、確かにずっと着ていたいような柔らかい心地がするのです。私が頼んでいるアルモも、父のグリーンストライプも、完成が楽しみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました