“たった一人の熱狂”

Diary

パストラルを出てからは昼食を摂ってから伏見を出発。元々行く予定だったお店のある瑞穂区へ。予定より少し早かったのでコメダの本店で休憩しました。

改めてじっくりと、オボイストブリーフケースをいとしゅんに見てもらいます。彼もこのバッグのオーナーになる人物で、トープカラーにシルバー錠前、アイスグレーの手縫いステッチでオーダーいただきました。納品はまだ先ですが、実は今日の本来の予定は“バッグに合う服を買いたい”という彼と久々に買い物を楽しむことでした。

到着したのは名古屋の名店プレストン。前回レスレストンのデニムシャツを購入してから久しぶりの訪問です。ECサイトを持たないお店ですし、Instagramを見ても店主のコーディネートが時々アップされている程度で、一体今何が置いてあるのか詳細は行ってみないことには分かりません。

店長には元々「いとしゅんがトープのブリーフケースに合わせる服、私は何か気にいるものがあれば買いたい」と連絡してありました。実際にお店の服を見る前に、溜まっていたお互いの“服談義欲”が爆発してしばし語り合う。私がブログコラボ企画として色々と動いていることも知ってくれていて。

オボイストさんが企画されているものは所謂一般的なアパレルで取り扱う商品とは真逆を行ってる。オックスフォード地でネイビーに近いチャコールグレーのシャツもブリーフケースも、この時代普通のお店に並べても買ってく人は誰もいない。オボイストさん自身のモノへの愛が伝播して売れていく。大手アパレルはいつまで愛のない商材販売を続けるのか。どんな素晴らしいモノも“たった一人の熱狂”から始まる。

といったようなことを仰ってました。畏れ多いことですが、確かに私は自分で企画したものはどれも心底気に入って愛しています。靴もシャツも鞄もパンツも、一人でも多くの人に私なりの思い入れが伝わり、文字通り愛用してくださることが何よりも嬉しいことです。

今日はオボイストシャツ・オボイストモデル改・オボイストブリーフケースと三者揃い踏みでした。

店長がまずいとしゅんに真っ先に勧めてくれたのがこちら。ティトアレグレットのスペンスブライソン製リネン100%のジャケットです。400g/mの厚みのある生地は素晴らしく、前振りの立体的な袖付けが魅力。パッチポケット、段返り3つボタンで、同社に色々と発注してきたプレストンでも“これだ!”と。今後定番にしていきたいパターンのモデルのようです。

キャンディストライプのシャツと白パンを履いていたいとしゅん、この日の装いにもバッチリです。本人も着た瞬間「あーこれは…」と感嘆していました。しかし道中話していた「トップスとパンツあたり、予算10万くらいで…」との内容とは全然合っていない。全然合っていないのに、「トープのオボイストブリーフケースに合う服」というお題には完璧な回答。

マニカカミーチャの袖付け。これからクラシコイタリア方面へ力を入れていきたいと話すいとしゅんにはこれ以上ないジャケットです。しかし完全に予算オーバーのようでしばらく悶絶していました。

その間に私にも店長からオススメのアイテムをプレゼンしてもらいました。特定のアイテムはありませんでしたが、話しているうちに白のパンツが気になってきて、いくつか候補が。「オボイストさんのInstagram、ずっと見ていますがとても綺麗でまとまりがあるので、良い意味でそのバランスを崩すようなアイテム、意外なモノを勧めたいなって思って考えてました」と。

結局、オススメいただいた中では最もその日の装いに綺麗に落とし込むことの出来たパンツを選びましたが、それでも私のイメージには無いブランドかと思います。インコテックスのホワイトパンツ。

天邪鬼なのでこれまでインコテックス、王道過ぎて穿いてこなかったんですよね。このモデルはプレストンでもこれまで何本売ったか分からないという超定番。試着したら定番の理由が分かりました。インコテックスだろうがなんだろうがこれはもう一つの完成形だ、と。

結局いとしゅんも、ティトアレグレットのジャケットを買う決心がついた様子で、二人して裾直し&袖直し。基本的には全て店長にお任せしました。

他にも気になるものはいくつかありましたが、私の周りにもファンが多いイルミーチョ製品もたくさん置いてありました。スージースヴェルトのバッグを一緒に並べてパシャリ。なんか違和感なく馴染んだな、タッセルのおかげかしら。

その後もしばらく服飾談義をしてから、最後にいとしゅんに記念撮影を頼んで帰ってきました。ファンキーな店長に会いたい服好きは是非プレストンへ。着道楽の魔境に入ったら、無傷で退店することはおそらく出来ないでしょうが。パンツが仕上がったらまたアップします。

コメント

  1. […] […]

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