最近になって急にというわけではありませんが、雨用のサンダース、ハワイで買ったジョンロブのアシュレイが瀕死状態で、ほとんど稼働していない状態でした。
私はよく歩いたり時には走ったりと、ハードな使い方をしますのでサンダースのガラスレザーにはヒビが入り、ノーライニングのアシュレイは単純にかなりのボロに。
とはいえ、ビスポークのボレロやKOKONのStaffordに関しては絶対に仕事で履きたくない為、迷った末に一足追加してみることにしました。
予算も限られていますからかなり吟味して、結果的に素晴らしい一足にたどり着きました。
Corno blu pretaporter
私は仕事の訪問先でも靴を脱ぐ機会が多いので、常々スリッポンが欲しいと思っていました。イミテーションフルブローグのサイドエラスティックシューズはいつかボレロで仕立てようと思っているのですが、今はそんな余裕がありませんので。。。安い価格帯で探すとどうしてもエレガントさに欠くスリッポンが多いのですが、こちらのコルノブルゥの既製ラインの一足、かなり高い次元で履きやすさと上品さのバランスが保たれています。
コルノブルゥの靴については実物を見たことはありませんが、Instagramなどで写真を見ているとどれも他には無い、それでいて奇抜なわけでもなく品のいいデザインで、気になる存在ではありました。
濃いブラウンのアッパーは私の大好きな型押しのカーフ。汚れが目立ちにくいのと革に表情が生まれる為、財布やバッグを選ぶときでもつい型押しレザーに目がいってしまいます。
この靴は私の持っているKOKON422が作られたセントラル製靴で製造されています。(現在のKOKON既製ラインはセントラルではありません)
コルノブルゥの優れたラストとセントラルの高い技術で窮屈感はないが小ぶりなヒールカップで良いフィット感。実際このストラップはほとんど装飾的な意味合いが強いのでしょう、ストラップの穴は1つしかありませんが、かえってそれがパッと見「ビスポークが故」と説明があればそう見えなくもなく、気に入っています。
ブラウンのシューズというのも思えば持っていませんでした。KOKONのStaffordも最初はブラウンだったのですがバーガンディ好きのためサフィールノワールのバーガンディで手入れしていたらすっかり染まってしまって。この靴は純粋な茶色としてしばらくは育てていこうと思っています。
実際に足を入れてみるまではまだわかりませんが、きっと素晴らしい仕事の相棒になってくれる予感がしています。明日は晴れそうですから、今から簡単にプレメンテナンスを施してやって、早速デビューさせる予定です。履き心地等についてはまた改めて記事にしたいと思います。
コメント
Unknown
オボイストさん、こんにちは。
靴も服も気に入ったものほど使用頻度が高くなり、痛むのも早くなり悩ましいですね。
この問題を解決する方法は難しいですが、例えば「今日の服にはどの靴が合うと思う?」と奥様に聞いてみるのはいかがでしょう。意外な答えが返ってきたり、単に「最近あまり履いてないからこっちは?」と言われたりします。
ネクタイを選ぶ時も自分が選ぶといつも同じようなものになってしまうので、たまに選んでもらうのもいいですよ。
コルノブルゥの靴、形がきれいですね。息子にも教えようと思います。
PMTさん
コメントありがとうございます、返信が随分と遅れてしまいまして大変失礼いたしました。
そうなんです、無意識に手に取るようなお気に入りのアイテムは結局偏ってしまっていて・・・逆に、履かない靴・着ることのない服について、以前は財産のように感じて手放すことには反対でしたが、最近では自分に必要のないものについては適正に処分・売却する必要性を感じてきております。
ネクタイ、私は単体での魅力で選びがちで、まさに妻ならシャツやスーツとのバランスを考えて選んでくれそうですので選定をお願いしたいアイテムに違いないです(^^)
今は共働きで妻の方が早く出発することも多いですが、将来的に事情が変わってこれば是非お願いしてみようと思います。
しばらく履いてみましたが、いいですよ〜。ライニングのヌメ革もなかなか上質で(デュプイかもしれません)、足が汗かきの私には嬉しい仕様でした。おすすめです!