人生は夢だらけ

濃い一日でした。

この日はお昼から、ずっとお世話に成っているマルティニークのOさんとランチ。ゴールデンウィークに大阪へ私が会いに行って以来半年ぶり。

近況報告をしながら味噌おでん定食を。いいお店でした。

最近ずっと探しているグレーのスーツ探しにも付き合っていただきまして、そのまま今度はFumiya Hiranoのトランクショーへ。

この日のOさんはジョンストンズのカシミアで仕立てたFumiyaさんのダブルブレステッド。

「動物抱いているみたい」と表現される極上素材。相変わらずの洋服愛。眼鏡はフランス製のヴィンテージ。

パンツは今期のマルティニークオリジナル、靴はデッドストックのマーチン。彼に服を選んでもらっている時が一番楽しかったな。

Oさんがヴィンテージで見つけた100年前のジャケットを、Fumiyaさんが特別にお直し。※通常は受付しておりません

蘇ったジャケット。100年前なんて信じられないくらいOさんが着るとしっくり今の気分。こういう人も珍しいだろう。

旧知の仲の二人だからこそ分かり合えある世界観。

今回はOさんはパンツ単品をオーダー。OさんはOさんで、Fumiyaさんを信頼しているからでしょうが、細かいことは言わずに打ち合わせもさらっとしたものでした。

一方私は私で、オーダーしているフランネルスーツの中縫い。完成形が見えてくるとやっぱり興奮しますね。

私にはよくわからないのでフィッティングはお任せ。とりあえずめちゃくちゃ格好良い。

パンツのラインが美しくて惚れ惚れ。ボレロのレイジーマンとの相性も◎。

「冬の間に着られるように、完成したらすぐに送りますね」と嬉しい一言。年明けには着られるかもしれません。

Oさんとはここでお別れ。FumiyaさんとBoleroのアトリエに伺う約束をしていて、その前に少し時間があったので贅沢なことに既製品のスーツ選びを彼にも手伝ってもらいました。色々見ましたが、Fumiyaさんのオススメはトゥモローランドのオリジナルスーツ。価格帯によって中国製のものと日本製のものがありましたが、日本製のラインは手縫いなどを多用した腕のいいファクトリーに任せているそうで、生地もすごく良い。私のサイズがなかったのでとりあえず取り寄せていただいて、入荷したら一度妻と見に行ってみようと思います。

電車と徒歩で移動してBoleroのアトリエへ。

あらかじめFumiyaさんは渡邊さんにオーダーしたい形を伝えてあったそうで、サンプルを見ながらイメージをさらに固めていきます。

Fumiyaさんに対するOさんと同じく、渡邊さんに対するFumiyaさんの注文もシンプルなもので、最低限の条件だけを伝えて後はお任せ。

おなじみの光景。

こういうのを見ているとつい自分までオーダーしたくなってきていけません・・・ここ最近は私も妻の協力のもと絶賛貯金中、マンションへの引越しが完了して落ち着いたらまた考えたいな。

そうこうしているうちにFumiyaさんのBolero第2号のオーダーが完了。

アトリエを後にし、三人であった後の定番となりつつある食事へ。

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	クリエーター情報なし
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作品の素晴らしさは言わずもがな、二人の人間性にも大変私は刺激をもらっているので、こうして飲みに行けることが非常に有り難いです。

世界を股にかける二人と、世界の山ちゃんへ。

人の人生とは不思議なものです。それぞれの人生、それぞれ味がある。

ただの会社員である私にも、二人の思想は共有できる部分もあって。二人と不思議なご縁で知り合えたことに感謝しつつ、私は私でお客様からそう思ってもらえるような仕事をしていかなくては、と気持ち新たに。年間通して一番忙しい時期の束の間の休日でしたが、また明日から頑張れそうです。