「ブログを読んで同じもの(もしくは相似の関係にある別商品)を買いました!」という声が最も多く寄せられ、私のブログの読者の方々に最も愛されているであろう一足。
REDWING BECKMAN BOOT RW9013
革靴好きになる最初のきっかけとなった一足で、私自身も溺愛しているベックマン。レッドウィングはこれまで限定品なども含め4足買ってきましたが、結局手元に残っているのはこのベックマンだけ。
今月新品で買ってから丸9年、製造されてからはなんと13年になる私のベックマン。これまで一度もリペアせずに履いてきましたが、ソールの加水分解やヒールの減りなどで痛んでいましたので、初めて修理に出しました。RESHさんから返ってきましたので、改めてご紹介したいと思います。
今回の修理内容は、前半分とヒールをビブラムに変更し、右足のみすべり革の破れによってステッチのほつれなどがありましたのでそこの補強、そして全体のクリーニング。
加齢とともに革が硬くなってきていたベックマンですが、全体をクリーニングしてもらったことによりもっちりとしたツヤ肌が蘇りました。触ってみればすぐに分かります。これで履き皺部のヒビ割れなど心配せずにまだまだ履けます。
「出来る限りオリジナルの雰囲気を残して欲しい」とRESHには伝えてありましたので、このように純正に近いパーツで。
滑り革もこの通り補強されて安心。他の靴で頼む時は大抵スムースレザーで修理されますが、ベックマンはオリジナルがスエード素材だった為か合わせてくれました。違和感のない仕上がり。
ベックマンの純正ソールの持ちの良さには驚かされましたが、こちらのソールも長い時間メンテナンスフリーで使えると良いんだけど。
若かりし19歳の頃から履いているブーツ。この9年でいろんなことがありましたし、この靴を履いていろんなところに出掛けました。びしょ濡れにも砂だらけにもなりましたし、女の子と振った振られたなんてことも当然ありました、そして妻と出会い、結婚し・・・とにかくいろんなものが詰まっている、まさに相棒。こんな靴は他にありません。酸いも甘いも知り尽くしたブーツ。
このブーツだけは一生側に置いておきたい。そんなベックマンが、生まれ変わって帰還しました。
[レッドウィング] REDWING BECKMAN BOOTS(ベックマンブーツ) 9013 チェスナット正規取扱店 28.5cm | |
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メーカー情報なし |
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