RESHに修理に出していたボレロのビスポークレイジーマンが返ってきました。一緒に出した他の靴たちより時間がかかったのは、トップリフト交換の他にチャネル仕上げのハーフレザーソールをお願いしていた為。「ボレロさんのハンドソーンほど細かい目付けは出来ませんが、極力オリジナルの雰囲気を残せるように頑張ります」と請けてくれたRESH、果たして仕上がりは・・・？
うーん、いつも本当に、完璧です。納期も完璧だし何も言うことがありません。特別に頼んだ訳でもないのに、アンティークフィニッシュ仕上げ。年季の入った什器のようで、履き下ろしが勿体なく感じるほど。もちろんオークバークレザー、トップリフトもUK製に飾り釘有りです。
ウェスト部分はオリジナルのままですが、しっかりと雰囲気を汲んで修理してくれるのが有り難い。もちろんオリジナルに忠実に、ピッチドヒール仕様で仕上げてくれました。これも特に私から指定したことではありませんが、これまで頼んで残念な仕上がりになったことが一度もないので阿吽の呼吸で安心して任せられます。
どんな風になるのかちょっとだけ心配していたウェルトの目付けも、すみません私にはよく分かりません、十分綺麗です笑 雰囲気を損なわれるようなことは全くありません。
このレイジーマンはボレロ三兄弟の末っ子でありながら、さっと履ける手軽さから出番が多く、まだトップリフトやトゥレザー補修しか経験のない他の二足に先んじてハーフレザー修理となりましたが、そんなことを知ってか知らずか、少し厚めに仕上げてくれました。これで安心して、たくさん履いていけます。
修理翌日、早速仕事へ履いていきました。新しい靴を買った時以上に、大事な靴が綺麗になって返ってくると気分が上がるものですね。おかげで今日は良い仕事が出来ました。RESHの公式Instagramアカウントのストーリーズでも取り上げていただき、感謝感謝です。これからも大切に履きます。
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