コラボスカーフの制作を依頼する予定をしている京都の染色会社から、スカーフのサンプルが届きました。お願いしようと思っているのは亀岡市の野崎染色さんです。打ち合わせのメールのやり取りも非常に丁寧で分かりやすく、迅速にご対応いただき感謝しております。
余談ですが、年始にパストラルの西村さんと会食した際に「野崎染色さんに聞いてみようと思っている」と話してみたところ、なんと御幸毛織も10年ほど前に一緒に商品開発をしたことがあるということでした。西村さんも「野崎さんのところくらいしか、出来ないと思います」と太鼓判を押してくれました。
スカーフの生地は2種類。まずこちらが、14匁シルクツイル。エルメスのカレなどでもツイルの生地は定番ですが、適度なハリの感じられスカーフにはもってこいの素材。
もう一方が17匁シルクサテン。より目が細かく、キラキラと光って見えます。非常に上品で素敵な生地でした。
より大きな画像を置いておきますので、是非比較してみてください。実際に首に巻いてみた感覚と、インスタグラムで実施したアンケート結果、そしてEDOさんに今日スカーフのサンプルを見てもらって、結果的に今回は14匁シルクツイルを採用することになりました。
野崎染色さんは訪問すれば工場の見学なども出来るようですので、本来ならスカーフ制作の様子も見に行きたいところですが、憎きコロナウィルスが猛威をふるっている真っ最中ですので、基本的に郵送やメール・電話での打ち合わせを続けていこうと思います。スカーフ完成後になるかと思いますが、落ち着いたら必ず伺って取材をしてこようと思います。
また、今日EDOさんとの打ち合わせで決定した事項がいくつかありますので皆さんとも共有しておきます。まず、当コラボ企画スカーフはオボイストブログ読者限定の販売とさせていただきます。本来はEDOさんのお客様などにも告知して、宣伝していったほうがたくさん売れるはずなのですが、「売上よりもコラボ限定商品という“意味”を持たせた方が、“遊び”になると思います」とEDOさんからアドバイスをいただきました。ただただ面白いことをしたい、という点のみを重視するEDOさんのブレない姿勢には感服してしまいます。
受注数につきましては、サンプル完成後から約1ヶ月の受注期間を設け、その間に連絡いただいた方のみへの販売といたします。今後の増産などは一切行いません、完全な限定商品といたします。完成後にはEDOさんの手書きによるナンバリングも検討しております。ご購入を考えていただいている方は今のうちに身構えておいてください!
最後に商品価格ですが、こちらについても既に決定いたしました。これも普通じゃ考えられないというか、EDOさんらしいというか。
本来なら、大凡の受注数を予想した上で、野崎染色さんに支払う料金とEDO&YUMEKAさんに支払うデザインの代金を割り算して一個あたりの販売価格を決めていくわけですが、いくつ売れるかなんて始まってみないと分からないから、とても難しいんですよね。
EDO&YUMEKAさんの絵の相場なども考えて、私からEDOさんに「大体これくらいの商品価格ではどうでしょうか・・・?」と聞いてみたところ「(想定していたより安い)〇〇円で良いんじゃないですか?(ニコニコ)」と楽しそうに答えられてしまったので、もうその価格で行こうと思います。「面白ければ、まあいっか」とEDOさんのおかげで私も割り切って考えることが出来ました。
これから、いよいよサンプルを制作していただくことから始めていきます。出来上がり次第、期間を区切って予約開始いたしますので、楽しみにしていてください♪
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