早期予約特典について考える。

Leather goods

早期予約特典の印鑑マット、さてどのようなものを作ろうか色々と考えています。次の月曜日には革細工を私に教えてくれた友人が我が家に来てくれて試作をする予定でしたので、実家に革を取りに行ってきました。

シロさんと初めて東京でお会いした日、上記の友人と浅草で仕入れた栃木レザー。タンニン鞣しのワインレッド色、確かこの色はその革問屋さんの限定色だったはずです。実はこれと別にもう一枚ダークブラウンの栃木レザーもストックしているのですが、アニリンカーフのようなツルツルした触り心地で、印鑑マットに使うには少し滑るかなという印象でしたので試作品はとりあえずこれでいこうと。

同じ革を使って私が作ったバッグ。

問題は、これ一枚では印鑑マットにならないということ。二枚重ねて手縫いすることも考えていましたが、ルボナーの印鑑マットで採用されているシュランケンカーフと違い、このレザーだとマットとしてのクッション性が十分ではないような気がして。それにレザーの印鑑マットと言うだけであれば、インターネットで調べればいくらでも出てきます。Oboistの刻印が入るとはいえ、それだけでは面白くない・・・うーんと悩んでいたら、良いことを思いつきました。

革細工用の道具は
ジョンロブのシューズボックスに乱雑に収納されています笑

「今回のオボイストモデルを象徴する要素でもあるクレープソールを利用すれば、十分なクッション性が得られるのと同じに作品にオリジナリティを付与出来るのでは?」と。さすがにソール用のクレープでは分厚いから、もう少し薄く加工したり、最初から薄いものを取り寄せることは可能かどうか、早速Sewnに相談。すると、一番薄いクレープ板は3mmから売られていることが分かりました。オボイスト持参の栃木レザーか、もしくは靴本体に使っている革の端材か、何を使うかは分かりませんが、組み合わせたら良い感じになるんじゃない!?

「薄いクレープ板を手に入れるのにかかるコストは大丈夫?」とSewnに聞いてみたところ、「大きさと数によります」とのことでした。数は早期キャンペーンの主にレディースの受注数によって変わってきますが、大きさについてはこのくらいが良いんじゃないかと。弟の大学進学祝いに私からプレゼントしたルボナーの小銭入れにもなるシュランケンカーフのカードケース。

このカードケースは実家に行くたびに「良い」と私が手にとって見ています。手に馴染んでちょうど良いサイズ、実印など立派な印鑑を押すのにもこのくらいあれば大丈夫でしょう。

刻印についてもこんな風に入れるとちょうど良いかなと。もし私の栃木レザーを使う場合には、靴と違ってゴールドの刻印が格好いいかもしれない。

友人には早速連絡をして、「悪いけど、我が家じゃなくてSewnに集合しよう」ということになりました。アトリエに印鑑マットサンプル作りにちょうどいい合成ゴムがあるとのことで、ちょうど友人もオボイストモデル実物を一度見てみたいと言ってくれていましたし、サンプルを見がてらSewnのアトリエにお邪魔してこようと思います。果たして上手くいくだろうか・・・乞うご期待!!!

最初はなんとなくこんなイメージでした。

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