2016.12.23(追記あり)

結婚式、新婚旅行も終わり、ようやく落ち着きつつあるので、ぼちぼち振り返りをしていきたいと思います。

まずは、結婚式。2016.12.23に挙式・披露宴・二次会をすることが出来ました。ご列席頂きました皆さまには改めまして御礼申し上げます。

準備は本当に大変で、夫婦ともに「もう嫌だ、やめたい」なんてマリッジブルー状態に陥っていましたが、当日は心の底から、楽しく、幸せな1日になりました。最近流行りの地味婚にすればよかったと考えたこともありましたが、やはり親族に加え、たくさんの大切な友人たちに見守られる中での結婚式は格別でした。

当日の朝は早起きして、式と二次会で履く二足のBoleroを磨きました。

まず、挙式・披露宴にはこの日の為に誂えたWedding Oxfordを。渡邊さんからプレゼントして頂いたリボンのシューレースを通したスペシャル仕様です。

靴に関しては、靴好きかつカメラ好きな友人が若干名来てくれていたので、いい写真がたくさんあります。

ジョルジオアルマーニのダブルブレステッド、そしてラグランスリーブのタキシードをサルトで直した特別な一着。シャツはドリスヴァンノッテン、サスペンダーはアルバートサーストンにしました。

横からのアングルだと服のシルエットの美しさが際立ちます。モーニングカットに直した裾も。

一方の妻。サプライズということで、この日初めて彼女のドレス姿を見ました。

無駄のないシンプルなデザインながら品良く可愛らしい、私が思う妻のイメージにもピタリとはまるホワイトドレス。チャペルで対面した時は言いようのない感動を覚えました。

妻こだわりのかすみ草

この日は元々雨の予報でしたが、祈りが届いたのか天気も味方してくれました。おかげでこの式場特有のガーデンテラスで皆さんとゆっくり記念写真やブーケプルズなどを行うことができました。

大勢の方に囲まれながら滞りなく挙式。続いて披露宴・・・の前に、会場に飾ってあった備品の一部をご紹介。

まずはご来場いただいた皆様が指でスタンプしていただいたウェディングツリー。これは式前日に妻が描いたものです。

ウェルカムボードの絵も妻の作品。二人の特徴を捉えた似顔絵、絵が上手いというのは羨ましいものだと、感心してしまいます。

妻が毎年記念日にプレゼントしてくれるシャッフルプリントボードもせっかくなので全て飾りました。

全てのアイテムを非常にセンス良く飾って頂き、式場スタッフの皆様には感謝してもしきれません。

さて、披露宴会場に移りましょう。

私たちらしさが出たのはやはり楽器の演奏でしょうか。友人3人に協力してもらって、ダブルリード(オーボエ・ファゴット)の五重奏。

全く練習が出来なかったため演奏は酷いものでしたが、いい思い出になりました。

お色直し後は私はシャツと蝶ネクタイを変えました。妻もネイビーのカラードレスに。このドレスが色白の妻にとってもよく似合って、個人的には白いドレス以上に好みで「可愛い!」を連呼していました。

そして、Instagramでは経過をご紹介していましたが、妻へのサプライズプレゼントである手縫いのレザーテディベア。

11月上旬に名古屋で薄い革を買い付け、準備を進めていたのですが、一緒に住んでいるのでなかなか作業ははかどらず。休日に実家に戻って作っていました。

今回は師匠の友人はいなかったので全て一人での作業・・・結婚式に向けて他にも準備することがたくさんあったので大変でしたが、頑張りました。

腕や足などの部分は裏返して縫って後で「かんし」と呼ばれる専用の道具を使ってひっくり返します。

綿は結構パンパンに詰めないと数年経った頃にくたびれてきてしまうようなので、これも箸の反対側を使ってぎゅうぎゅうに押し込みました。

綿を詰めるとそれなりに形になったように見えます。

と、ここで一つ問題が・・・結婚式前最後の日曜日の夜、最終工程を終えるために他の用事と偽って家を出ようとしたのですが、タイミング悪く些細なことで大喧嘩に。結局一度出発したもののすぐに家に戻って、無事仲直りは出来たのですがテディベア作りは進まず。
どう考えてもこの日以降で結婚式までに作る時間もなく、もはやこれまでか・・・と諦めかけていました。

しかし、前日に荷物を取りに実家に行ってみると、東京から妹が結婚式のために予定より早く帰省していました。妹はニットデザイナーの仕事をしていて、少し前に革細工も始めていたので、藁にもすがる思いで残りのパーツの組み立てを依頼・・・本当は自分で全てやりたかったのですが、強力な助っ人の力を借りて何とか当日までに完成。

事前に手配していた、以前プロポーズの時に販売員Oさんに教えてもらって利用していた花屋さん経由で届けてもらった花束と、率直な思いを綴った手紙と共に式中にプレゼントすることが出来ました。

この後、妻から妻の両親への手紙、そして私の父のスピーチや締めの挨拶を持って披露宴は閉幕。

披露宴が終わってからは妻と二人で控え室にて、改めてコース料理をいただき、二次会までの間仮眠しました。同じ式場の、別の部屋で二次会をすることにしていましたので会場の設営や備品の移動などもすべて式場任せ。これから結婚式をされる方には絶対オススメです。二次会の幹事の方にも負担をかけずに済みますし、とにかく楽。

(二次会ではブーツに履き替え)

二次会はFumiya Hiranoのビスポークブレザーを。ゲストの方と写っている写真が多い為、あまりこちらで紹介出来ませんが、妻を中心になかなか豪華な景品を準備してありましたので大変盛り上がりました。何より披露宴とは違い、友人中心のゲストに囲まれ、ワイワイ楽しく過ごすことができました。

披露宴では控えていたお酒もグイグイと進み・・・久しぶりに会うオーケストラ仲間や同級生たちとの会話も弾みます。

妻は二次会の衣装が最も気に入ったそうです。ホワイトドレスに、披露宴のお色直し後に持って出たリングブーケにかすみ草を加えて二次会用にアレンジしたものを。

クリスマスイブイブということで、二次会の景品にはクリスマスツリーも・・・当たった友人もちょうど本当に欲しかったそうで、その場で開封して組み立てていました。

結婚式の写真につきましては、プロの方に撮っていただいた写真で良いものがたくさんありそうですので、データが届き次第また追加で紹介させていただきます。

いろんな方々に支えていただきながら、おかげさまで本当に幸せな1日でした。これからも妻と力を合わせて、ずっと仲良く暮らしていきたいと思います。今後とも私たち二人を温かく見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

コメント

  1. gohkiti より:

    Unknown
    オボイストさん、改めてご結婚おめでとうございます。そしてお疲れさまでした!
    演奏の演出や当日に何とか完成したサプライズのテディベアなど、結婚式でもオボイストさんらしさ全開ですね!
    奥様をはじめ、ご出席の方もその空間に立ち会うことができ、さぞ幸せな気持ちになれたのではないかと推察します。
    さて、色々ありますがなんといっても結婚式のオボイストさんの新郎姿のカッコ良さったら!
    ボレロのオックスフォードとアルマーニのダブルブレステッド、惚れ惚れします。特にアルマーニはなかなか着るシーンを選びますが、結婚式だけにとどめてしまうのはもったいないですね。
    何はともあれ大きなイベントも無事終了ということで、本当にお疲れ様でした。どうぞゆっくりされてください。
    引き続き新婚旅行の土産話なども期待しながら、2017年中のオボイストさんとご家族のご多幸をお祈りしております。今年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)

  2. オボイスト より:

    gohkitiさん(^_^)
    コメントありがとうございます! 毎度のことながら、返信まで時間がかかってしまい申しわけありません(^_^;)

    らしさ全開、と言われてみればそうかもしれません。その分、打ち合わせも準備も大変でしたが、頑張った甲斐のある結婚式になりました(^_^)

    新郎新婦がウェディングケーキを食べさせ合うファーストバイトの前に、両親に同じことをしてもらうお手本バイトなる演出を入れたり、ゲストの方にも出来る限り楽しんでもらえるようにいろんな企画をしたつもりです。

    ありがとうございます! はじめは不本意だった既製のタキシードでしたが、巨匠・アルマーニが作るだけあって本当に格好良く、今となっては結果オーライですね♪
    そうですね、友人の結婚式があれば必ず着ていきたいとは思っていますが・・・直近の予定では、ある和製ロックバンドのライブにオーボエで出演することが決定しているため、そこでは着ようと思っています(^_^)

    つらつらとイタリア旅行記も書いてまいりますので、gohkitiさんにも引き続きお付き合いいただければ幸いです(^^)

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