結婚式の様子に続きまして、新婚旅行のイタリアでの出来事について綴っていきます。イタリア観光らしい写真をご紹介しながらも、全て載せているととてつもないボリュームになる為、主にモノに焦点を当てて書いていきます。
私たちの場合、結婚式前日までに新婚旅行に行く準備もしなければならず随分と苦労しましたが、何はともあれ無事に終わってしまえば楽しかった思い出ばかりが残ります。
というわけで、翌日朝にはまずは新幹線で成田へ。長旅となりますが、足元の友にはやはりこの一足。
ベックマンとはかれこれ7,8年の付き合いになります。これまで他に三足、レッドウィングのブーツを履いてきましたが結局手に取るのはこの9013ばかりになってきました。「あまり履かない靴」というのが出てくるのは靴好きあるあるであり困ったものですが、履かないなら履かないできっぱり処分をする必要性も最近は感じています。
飛行機でイタリアまでおよそ12時間。どこでも眠れる性格なので、思っていたほど辛くはありませんでした。
そして12月24日の夜、いよいよイタリアに到着。基本的にツアーの中にランチ・ディナーが入っているのですが初日の夜はそれぞれで、ということで部屋でカップ麺を食べました。時差の影響でかなり眠かったのでこの日は早々に就寝・・・。
翌朝。バスに乗ってスフォルツェスコ城周辺へ。クリスマスということでヨーロッパの方々は皆おやすみ。朝早かったこともあってガイドさんによるといつも大渋滞の道路には車も少なく、せいぜい早起きの人が犬の散歩をしているくらいでした。
とにかく全ての景色が美しく、歩いているだけで楽しい。
ミラノのドゥオーモ。
ミラノでも本当ならショッピングを楽しみたいところですが、残念ながら上述の通りクリスマスのため、ほぼ全ての商店がお休み。お店が開いていたら開いていたで、そっちばかり気になって観光どころじゃなくなりそうなのでちょうど良かったのかもしれませんが。
シャッターの間からチャーチの靴を眺める。一体イタリアだといくらくらいなんだろうと。
ボルサリーノやプラダなどは特にミラノでなくとも楽しめるので良かったのですが、心から残念だったのはヴァレクストラ。本店の近くには直営のアウトレットもあり、かなりお値打ちだと事前情報があった為、バッグなど見たかったのですが・・・またいつか、イタリアに行ける機会があれば是非チェックしたいところです。
寒い地でよく歩く観光に備えて、妻も日本でムートンを調達してありました。旅行中、イタリアにしては本当に珍しくずっといいお天気で、気温も「「10年に一度の暖冬」とガイドさんが驚くほどでありましたが、それでも日本よりは少し寒いくらいで、ブーツの選択は正しかったように思います。
ちなみに、今回のツアーは元々14組28人の募集だったところに15組が集まったため、予約の早かった方々のAチーム7組と、それ意外のBチーム8組の二手に分かれての観光となりました。
私たちはAチームだったのですが、たまたまなのか7組中6組が私たちと同じような新婚のご夫婦、1組は結婚30周年記念旅行として参加されていた初老のご夫婦でした。一方のBチームにはミドルエイジの方々が集まっていました。
Bチームの方々と交流する機会がなかったので分かりませんが、一緒に回ったAの方々は皆さんいい人ばっかり! 妻は一部の方とInstagram上で繋がったり、友達も出来ましたし、写真をお互いに撮ってもらい合うことも多く本当に良かったです。
イタリアで現地の人にカメラを渡したらそのまま持ち去られた、なんて話もよく聞いていましたから、夫婦揃っての写真があまり撮れないかな・・・と思っていたので、非常に幸運でした。
(ミラノのドゥオーモの内部。荘厳な空気に圧倒されました。)
ヴェローナに移動し、円形闘技場やジュリエットの家などを観光。イタリアは街によって全く景観が異なるため、飽きることがありません。
ヴェローナのエルベ広場にて。予定通り二人とも黒いダウンジャケットで。耳にはガイドさんの声を聞くためにイヤホンを着けています。
日が暮れる前にはバスでヴェネツィアへ移動。55人乗りのメルセデスバスに14人ですから、大変広々と使うことが出来ました。
次回は妻が再訪を強く望んだヴェネツィア編です。
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