ghoeの手縫本藍染キーケース

Accessories

12月29日13:00〜、SusieSvelt×Oboistコラボバッグの製作順を決める様子と、クロシェット代わりにバッグに付ける予定のタッセル型バッグチャームの試作品を初披露するInstagram LIVE配信を行います。

つい先日、GlayageKYOTO樺澤さんとの配信時に「私はインスタLIVEは(トークが上手な)樺澤さんとしかやりません」と宣言したところですが笑、バッグを作る順番決めの公正さを担保する目的がメインとなるLIVE配信を行います。おそらく30分以内、購入者さま向けの配信にはなりますが、ご興味のある方は是非ご覧ください。

現在、コラボバッグは8人の方からご注文いただいておりますが、内訳は総手縫5:マシン+カーボン3となっております。私の分を入れると手縫いが6つ、予約前の我々の予想以上に手縫いが人気ですので、納期がかなり長くなってしまう可能性もございますが、SusieSveltの作る蠱惑的なバッグを今か今かと待つことが、2021年を生き抜く皆様の元気に繋がればと勝手ながら思っております。私自身も、バッグの完成がとにかく楽しみです。

尚、受注枠は残すところシルバー錠前が1つのみとなりました。ブラック・トープ・ダークグリーン各色で対応可能ですが、現在ご注文いただいているすべての方の分の製作が終わるまでにご注文が無かった場合、元々作る予定でいたスージースヴェルトのアトリエ用サンプル分として使わせていただこうと思っております。

さて、私の元には新たな手縫いの革小物が到着いたしました。

ふるさと納税で徳島のghoe(ごえ)さんの手縫い革小物シリーズが頼めると気付いたのは半年ほど前のことでした。私のキーケース遍歴は、大学生の頃は妻のお母さんからいただいたPorter、妻と付き合っている時にもらったヴァレクストラ、そしてワイルドスワンズと三代続いてプレゼントしてもらったものが続いておりましたので、久しぶりに自分で選ぶキーケースです。

そもそも、選ぶ必要などないはずでした。それが去年の11月にスーシースヴェルトのビスポークバッグごと持ち物丸々盗まれてから、ワイルドスワンズのキーケース(もちろん鍵も)がなくなってしまったので、最近は一世代前のヴァレクストラに戻っておりました。一度引退させたヴァレクストラ、かなり可哀想な見た目になっていたので、この度ふるさと納税を使って新調することにしたのです。

写真はghoeさんホームページよりお借りしております。

ふるさと納税で頼むことが出来るのは、ghoeさん肝煎りの本藍染イタリアンレザーの商品です。ホームページの値付けを見ると分かりますが、ブライドルレザーやボックスカーフと比べても群を抜いて高いです。長年の試行錯誤の末に完成した、徳島県の伝統である藍染文化と手縫い革小物の技術が高いレベルでシンクロした作品。

写真はghoeさんホームページよりお借りしております。大変な手間をかけて作られる藍染の工程については是非こちらをご覧ください。

ghoeさんのことはふるさと納税のページで見るよりも先に、ホームページを見たことはありました。愛知からは遠い地の工房ですので、直接伺う機会などはこれまでにありませんでしたが、先日のRENDO×Sewnの打ち上げの際、RENDOの吉見さんとghoeさんは交流があり一緒にトランクショーを実施されたりしていることを知りました。またghoeさんは私の大好きなFugeeさんとも繋がりがあるそうで、その時点でご縁を感じるものがありました。

ふるさと納税でオーダーをした翌日、ghoeさんからお電話がありました。「ふるさと納税サイトに載っている写真のものは在庫が切れてしまっておりますが、代わりにこちらなら・・・」と別の革を使った商品を提案してくれる内容のお電話でした。電話の後メールで写真を送っていただき、私はむしろご提案いただいたものの方が好みでしたので即決でお願いをしました。

電話では私の方から「RENDOの吉見さんからghoeさんのことを伺いました」とお伝えすると、ghoeさんには吉見さんが私のことを伝えておいてくれたようでスムーズにお話することが出来ました。吉見さん、ありがとうございました。そして驚いたことに、届いたキーケースのブログ掲載許可をいただくために吉見さんとお会いした日のブログの記事をghoeさんに送ってみたところ「なんと!こちらのブログ、見たことありました」とお返事が。実際にやりとりがある前からお互いに存在を認知していたとは、何とも運命的。そんなこともあって、今回のキーケースは大変楽しみに待っておりました。

そして届いたのがこちらです。正規のふるさと納税返礼品で使われている本藍染イタリアンレザーを、さらに手揉みし色を抜いたindaco八方揉み革を手縫いで仕立てたキーケース。知っての通り、私はシボのある表情豊かな革が大好きですし、この朧げなブルーグレーが得も言われぬ魅力的な色で一目見て気に入りました。

電話の感じで人柄の良さが伝わってきましたが、美しいブレのない手縫いです。ここの表情は作り手によって大きく変わるポイントだと思っております。

写真ではお伝えするのが難しいですが、ふっくらと外に張り出すように作られた仕立てはFugeeさん譲りでしょうか。コバも非常に丁寧に磨かれております。緩く湾曲したカーブが堪りません。

スイスの高級金具メーカーamiet社製のフック。耐久性がある金具ですし、万が一壊れた時でもメーカーものは代えが効きますから安心です。

内側には素押しでghoeの刻印が。ライニングに使われているのが手揉みしていない藍染のイタリアンレザーでしょうか、スムースな革です。

現場復帰していたヴァレクストラと並べてみました。ひと回りghoeの方が大きい。これも実は嬉しいポイントで、マンションの大きめな鍵でもghoeのケースなら収納することが出来ました。車のスマートキーなども最近は大型化してきておりますので、キーケースにこのサイズ感はベストかもしれません。

手持ちの革小物を並べてみました。チェリーニ用に仕立てたスージーのエレファントウォッチベルトを並べるのを忘れてしまいましたが、錚々たるメンツです。ghoeの左隣にあるfugeeのデッドストックチャリ革名刺入れも、八方揉みされた革ですので相性が良い。

バッグの盗難にあった時は、身体の一部のように愛していた革小物たち、妻と付き合っていた時のペアリング、手縫いのバッグ・・・全てを失くしたような気持ちでしたが、一年経ってようやく一通りのアイテムが揃いました。

ghoeさんとは、いつかお会い出来るような予感がしております。いつになるかは分かりませんが、その日まで大切に藍染キーケースの経年変化を楽しんでいこうと思います。ghoeさん、この度は素敵な作品を送ってくださり、ありがとうございました。

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