最初に申し上げておきますと今日は写真がほとんどありません、文字ばっかです。なんせまだサンプルが完成していないのであげる写真がないのです。こっそりと進めてきたSHINYAとのコラボレーションで作るロングスリーブニットポロの完成が近くなってきましたので、今分かっている内容についてブログでも発信しておこうと思います。(私のブログではブランドとしてのSHINYA、個人としてのシンヤさんと書き分けています)
ことの発端は今年の5月。シンヤさんと一緒にFumiya Hiranoのアトリエ訪問をした帰り道、私から「聞いてみたいだけですけど、シンヤさんとのコラボって形で別注アイテム作ったりなんて、無理ですよね？笑」とダメもとで失礼を承知で投げかけてみたところ「やりましょう！どんなアイテムがいいですか？」という話になりまして。SHINYAのインラインで展開されていなくて、私が持っていないけど欲しいアイテムと考えた時にパッと思い浮かんだのが“ニットポロ”でした。お伝えすると「良いですね、良い糸あったと思いますので後日連絡します」とすぐにシンヤさんが反応します。色はいくつか候補はありましたが、やはりSHINYAといえば、そして最近とにかく黒が欲しいのでブラックのみの展開です。基本的にシャツもニットも素肌に直接着たい人なので、洗濯しやすいことを条件に挙げました。バソラン加工という、ウールの風合いを残しながらも半防縮の加工が施された糸を提案してくれました。
今回ももちろんいつも通り、私はマージンなどはいただきません。大好きなSHINYAと私が一緒に商品を作れるだけでお腹いっぱいですが、一人でも多くの方に着て欲しいのでその分シンヤさんが頑張ってくれて価格を抑えていただきました。通常の計算でいけば税込33,000円くらいになりそうなところを、なんとか税込3万円以内で収まるように最終調整中です。ウールですよ、コットンじゃなく。台襟付きのシャキッとしながらも余裕を持って着られるような美しいニットポロが出来上がるはずです。ごめんなさい、私も分かりません笑 ただSHINYAの他のプロダクトを見ながら考えてみてください、答えは明白です。格好悪くなるわけがないのです、だってSHINYAだから。
いつもなら「オボイストニットポロ」などと名付けるところなのですが、SHINYAのアイテムって全部名前からしてめちゃくちゃ格好良いんですよね。ちょっと難しくて読めないやつとかあるけどそれも含めて。だからニックネームはオボポロでも良いとして、ちゃんとしたモデル名が欲しかった。シンヤさんに相談したところ、私の好きな俳優やオーボエのメーカーなど色々と候補を挙げて行く中で・・・一番好きなオーボエ奏者である「フランソワルルー(François Leleux)」の話題に。Marigauxのオーボエしか使わないことで有名な神様みたいな人で、私が使っているMarigauxのM2というモデルもルルーが開発に携わっているのです。そしてLeleux、ちょっと読めないけどカッコいい感じ、SHINYAじゃん。
10月14日から16日に、SHINYAの名古屋受注会をしたのと同じ東別院のplads.さんでSewn×Oboistの展示会をするのですが、Leleuxもギリギリその頃サンプルが完成する予定です。なんとか間に合わせて会場でご覧いただけるように準備していきますので、楽しみにしていてください。ちなみにLeleuxサンプル完成について仲良し読者様たちに速報でお伝えした結果、既にたくさんのご予約をいただいております。サイズは1,2,3の展開です。標準体型で170cm前半未満が1、170cm前半〜後半が2、それ以上が3といった感じ。あとはゆったり着たいかジャストが良いか、人それぞれの塩梅。私は多分3を買います、そして周りの方が比較的身体の大きい人が多いので受注状況も3に偏りそうです。一応今の所欲しいよという方の分は全て受注する予定ですが、想定を上回るオーダーが入った場合納期との兼ね合いもありますので打ち切る可能性も。既にSHINJAとして出家されていて「SHINYAならいろんな意味で絶対大丈夫だからもう予約する」という方は、DMやメール、コメントでお知らせください。私の方で控えておいて詳細決まりましたら優先的にこちらからご連絡申し上げます。それではどうぞよろしく、とにかく楽しみですね♩
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