もうすっかり寒くなってきました。
今夜なんかは、今年初めてマフラーというかストールというか、ウールの巻物をぐるぐるに巻いて出かけていましたがそれでも寒い。それ以外が割と薄着だったのもありますが。。。
メリノカシミアのセーターもすでに大活躍で。
週末はこれにバブアーでした。
この時穿いていたデニム。
リーバイスヴィンテージクロージングの、125というモデルです。1886年、まだ501という型番が付けられる前の、リーバイス創成期のモデル。2年半くらい穿いています。
9オンスという薄い生地ですが、当時はこれが限界だったようです。めいっぱい丈夫に作って、9オンス。耳は白です。
特筆すべきは4ポケットジーンズであること。
その昔はバックポケットは1つだったようです。2つあって当然だなんて思ってはいけません、それも人類の叡智があってこそ取り付けられた画期的な改善点なのです。
アーキュエットステッチは並行で浅め、むき出しリベット、ベルトループは無しの、サスペンダーボタン付きです。
コインポケット裏ももちろん白耳。
・・・こういった細かい違いはあれど、130年も前のジーンズが大まかな点で現代のものと大差無いことに驚きます。
1886年といえば日本は明治時代・・・モボとかモガとかよりも、もっともっと前。
まだ着物を着ていたころですね。。。
130年前の作業着がファッションアイテムになっていること自体にも、歴史的ロマンを感じざるを得ない。
ジーンズは着るタイムマシンと言えそうです。
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