売却益をスルーパス!

Shoes

先日の記事でも触れたヴァンムーフ、ネットフリマサイトに登録してみたらあっという間に売れてしまいました。靴や服を出品した時よりもよほど反響が大きくてちょっと驚きましたが、よくよく考えてみると世の中には革靴好きの何倍もの数の自転車ラヴァーが存在して、靴好きという世界はまだまだ小さく狭いんだなあと。靴や服が好きな人たちばかりとSNSなどで繋がっていると、時々趣味としてはマイノリティな部類だということを忘れてしまいそうになります。

こんなにも早く売れると思っていなかったので、レユッカスのコードバンローファーを履いて実家に行っていましたが、売れたからには早く準備しなくてはとヴァンムーフを取りに戻り、実家で前輪を外したり拭き上げたり。

で、思っていた以上に良い値段で売れたものですから、これはもうなんか買うしかないと・・・笑 というか、自転車が売れたら欲しいなと思っていたのは、他でもない靴なんですよね。靴好き靴好きと言いながら、私は最近靴を買っていません。もう自分のワードローブにそれほど不足を感じなくなってきているので、あるものを修理しながら使っていくだけで大抵の装いはこなせると思っていたのですが・・・。

それは、私が勝手にファッションについてのメンター的存在だと思っているマークチョー氏が度々履いているだークブラウンスエードのスリッポンです。氏が下の動画で履いている形のものは「ブロードウェイローファー」という名前で香港のArmouryブランドで展開されているもの。オボイストモデルもそうなのですが、とにかくスリッポンって履きやすいんですよね。面倒くさがりな私はついつい手を伸ばしてしまいます。スエード靴はこれまでKOKONのサイドゴアブーツしか持っていませんでしたが、このブロードウェイローファーのような雰囲気で夏の足元に合わせても非常に良いなと思いまして。

もちろんブロードウェイローファーそのものをArmouryから個人輸入することも考えましたが、私はいつか香港のお店でマークチョー氏にお会いして、色々と買い物をしたいという夢もあるので、今回は別のものを探すことに。ちなみに、Armouryのオリジナルシューズは靴好きなら誰しもが知っているビスポークシューズ職人の第一人者・フクダヨウヘイ氏がデザインし、靴の聖地と言われるノーザンプトンで製造されています。その割に価格は抑えられているので、気になる方はArmouryのHPをチェックしてみてください。

というわけで、今回選んだのは下の写真の一足。ワンアイレットのスリッポンという珍しい形です。たまたま(多分)私のサイズで試着程度でソールの擦れもほぼ無く、ヴィンテージスチールと純正シューツリー付きの個体が、ヴァンムーフ売却益でお釣りが来るくらいの値段で出ていたのでポチッとしてしまいました。

購入したのは割と有名なお店だと思いますが、srudio.CBRです。友人であるrainyforestの知り合いが働いているらしく、私の妻もここの通販でエルメネジルドゼニアのスリッポンを買ったことがあります。

(よく見れば答えが書いてありますが)この写真だけでどこの靴か分かる方は、我々と同じ世間から見たらマイノリティな靴好き集団の一員であると自覚された方が良いと思います。ちょうど店舗移転の最中のようで、配送は今週末くらいかな、届いたらまた答え合わせをしますので楽しみにしていてください。

コメント

  1. […] マークチョーとアレンシー率いるArmouryのオリジナルシューズについては、以前もブログで触れたことがあります。フクダヨウヘイ氏がラスト・デザインなどを監修し、ノーザンプトンの歴史あるシューメイカーで作られるArmouryのシューズコレクションは、どれも高い完成度を誇る一方で手に取りやすい価格帯で展開されており、いつか香港に行く際には必ず買って帰ってきたいアイテムの筆頭。 […]

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