20代最後の誕生日プレゼント【後編】

当初、前編・後編に分けるつもりなどなく前回のエントリーで完結したつもりだったのですが・・・妻からの誕生日プレゼントには続きがありました。
9月11日。誕生日は水曜日、もちろん出勤です。気合いを入れるために、お気に入りの料亭ジャケットとエルメスのネクタイで臨みました。職場でも何人かの方にお祝いの言葉をかけていただきました。
上司から「せっかくの誕生日くらい、早く帰って奥さんとゆっくり過ごしなよ」と言ってくれたので、お言葉に甘えて早めに退社・・・今日は妻が家で料理を作ってくれるはずです。少し前に「誕生日はどこに食べにいきたい?」と聞かれたので、「我が家で過ごしたい」とリクエストしてあったのです。
私は舌が子どもっぽいとよく馬鹿にされるのですが、今日は大好きなハンバーグかオムライスか、はたまたピーマンの肉詰か・・・とルンルン気分で帰ってきました。ただいま〜と玄関を開けると、部屋が真っ暗。奥から妻が出てきて、こちらですと案内されたリビングの様相がいつもと別世界。そこはまるで高層ビルのレストラン。
こういう細かい演出が神がかってます。
仕事着のまま席に着くと、早速前菜が運ばれてきました。トマトのファルシと人参のムースです。ムースは私たちのお気に入りのフレンチレストランのものを意識したのでしょうが、再現度が高く味も最高。
コーンスープと大好きなバゲット。バゲットを入れるかごもそれっぽいものが準備されていました。
料理と一緒に飲んだ白ワインは、友人が新婚旅行でヨーロッパに行った際にお土産で買ってきてくれたもの。一人で飲むのにちょうど良いサイズ、美味しかったです。
魚料理は真鯛のオニオンクリームソース。ソースももちろん手作りで、コクのあるまろやかな味でした。
メインディッシュは国産黒毛和牛のステーキ。スーパーで奮発しただけあって、めちゃくちゃ柔らかい肉でした。
幾度となく「すごいすごい」と口に出しながら、食はどんどん進みました。何食べても本当に美味しい。こんなに料理出来る子だったっけ。
最後はデザートプレートと食後のコーヒー。ケーキは流石に買ってきたものですが、お皿に書かれた文字もお上手。細かいところまで本当に凝っていました。
シルバーリングはもちろん嬉しかったですが、誕生日当日のフルコースディナーも過去最高のご馳走でした。心を込めてもてなしてくれた妻に感謝しつつ、次の妻の誕生日に一体何をしてあげたらこのお返しになるだろうと戦々恐々としております。妻が私にしてくれたように、心からの祝福をしてあげようと誓ったのでした。あぁ〜、今年も素晴らしい誕生日だった! ありがとう!
 

コメント

  1. Sei Jozaki より:

    Unknown
    オボイストさん、遅れましたが、お誕生日おめでとうございます!

    手作りシルバーリング(しかもブログ用の写真まで提供できる、痒い所に手が届くサービス)、そしてご自宅でのハイクオリティなディナーと、奥様のユーモアとセンス、そして溢れんばかりの愛情を感じます。何から何まで素晴らしい!

    これを上回るオボイストさんのハイセンスなお返しに期待してしまいます。何はともあれ、おめでとうございます!

  2. mes-favoris-et-musique より:

    Unknown
    Jozakiさん、コメントありがとうございます!

    リング作りは大抵カップルで来るようで、一人で来た妻をスタッフの方が不憫に思ったのか、たくさん写真を撮ってくれました!笑 ディナーは細かい演出まで気が利いていて、妻の器用さが際立ったサプライズでした(^^)

    私は私でいつも色々準備をするのですが、今回ばかりはより気合を入れて臨もうと思います♩

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