妻とは2011年8月5日に交際がスタートし、2016年の8月5日に入籍しました。今年で丸10年です。とても長い年月を一緒に過ごしてきましたが、元々12歳の頃には知り合っていますからそう考えれば10年なんてなんのその、背伸びすればもう20年に手が届きそうです。
「結婚記念日は絶対に会社を休む」と結婚した時に自分で決めているのですが、毎年この時期は社内コンテストの締めのタイミングで、朝少しの時間だけ仕事しに行ったりする年もありました。今年はどうしようか悩みましたが、思い切って二日連続で休みを取ることに。こんなご時世ですからどうやって過ごそうか妻と話し合って、VISONという三重県の多気郡にオープンしたばかりのリゾート施設に行くことにしました。靴はOboist T-strap shoes、ソックスはおかてつさんにいただいたシックストックスです。
前日に便箋を買っておいたのですが、夜中妻が寝るのを見計らって起き出し手紙を書きました。VISONに着く少し前に車の中で渡しました。大きなサプライズは一緒に暮らしているとなかなか出来ませんが、気持ちは伝わったようです。こういう時にしか書けないことを一年に一回、手紙にしたためるようにしています。
その辺り一帯の地名に“ヴィソン”と付けられているくらい大きな“美しい村”のような地方創生プロジェクトで、日本の伝統的な食文化やアートなどの集合体です。広大な敷地にモダンな建築物と聳える山、美味しい空気。
過ごし方も人それぞれ。肉屋で松坂牛を買って備え付けられているコンロでバーベキューを楽しむ人もいれば、八百屋さんで野菜を選んでいる方も。私たちも、ソフトクリームやケーキ、ビールにソーセージを食べました。暑い日だったので軽く脱水症状気味だったのか、一杯でめちゃくちゃ酔っ払ってしばらく休憩。
この日はマーガレットハウエルのシャツにCOSのパンツでした。ドライブのお供にオリバーゴールドスミスのサングラスをかけていましたが、日差しの強いこの時期はドライブに限らず持って行って正解でした。妻はワンピースにCELINEのトリオで。食器の歴史を紐解く有料ギャラリーにも立ち寄りました。
ホテルがオープンするより前に予約をしておいたのですが、ここが大正解。どこを切り取っても絵になるような素晴らしいホテルでした。スタッフの方々もとても親切で、心から寛ぐことが出来ました。オープンのキャンペーンだったか何かで、グレードアップされた部屋を準備してくれていました。
高低差のある山に立つホテルは10階がエントランスですが、絶景が楽しめる長いエスカレーターを降りて観光地区にもすぐアクセス出来るようになっています。チェックインを済ませて少し休んでから、まだ見ていなかった和VISON地区へ。
蕎麦屋や鰻屋などが並ぶ和VISON地区。夕方といえどまだ暑かったので、HAPPA STANDというお茶屋さんで休憩。一杯いっぱい丁寧に淹れてくれるこちらにはお茶が大好きな妻がどハマりし、2日目も再び訪問。せせりと焼きとうもろこしなどで軽く腹ごしらえをしてから、射的でじゃがりこをゲットしてからホテルへ戻りました。
夜ご飯は農園エリアのレストランでコース料理を。実は夜道を歩いていたらどこが目的のお店なのか分からなくなりしばらく彷徨い汗だくになりましたが(実際かなり分かりにくいところにありました)、ご飯自体は美味しかったです。VISONで採れた野菜や近くのコケコッコー共和国の朝採れ卵のカルボナーラなど。
山の上にあるVISON、電柱なども埋め立て式で景観が素晴らしいのですが、夜は星空を堪能しました。カメラスタンドを持って行っていなかったのでスマホ撮影ですが、吸い込まれそうな夜空でした。
本当は温泉も行ってみたかったのですが、念のため部屋でお風呂に入りました。ウノで妻にボコボコにされているうちに意識が遠くなり、1日目は終了しました。(続く)
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