良いモノと良い友人。

Diary

良い靴や良い服は、常に私を静かに待っていてくれて、自分の中のサイクルが一巡しまた戻ってきた時に、ブランクを感じさせず居心地良く包み込んでくれるものですが、良い友人も似たところがある。それぞれの人生を歩み滅多に会うことがなくなっても、ふと再会を果たせば何の気負いもなく笑って話すことが出来る、それが本当の友なのだと思います。

大学オケ時代から一番仲の良い後輩くんは私と違ってエリート中のエリート。私もよく知っている可愛い後輩ちゃんと結婚してからは他県から新幹線で通勤する彼と久々に食事に行ってきました。一時間半ほどの短いディナーですが、評判の良い南イタリア料理のお店に行ってみました。

ワインがずらっと並んでいます。コロナ禍を経てほぼ下戸になった私と、昔から完全な下戸の後輩くんには縁がないですが、単純に景色として格好良いですよね。お酒に強い体質に憧れることもありますが、酒代を服や靴に注ぎ込んでいると思えばこれで良いと思えます。

1年半〜2年ぶりくらいかな? お互いの近況報告を交えながら、すっと価値観の共有が出来るのが嬉しい関係性。主張の少ない男ですが、芯があって真っ直ぐなところが好きです。思えば私の周りは変人が多いですが、一本筋の通った人間が多い気がします。肝心な料理もすごく美味しかったです(馬鹿舌だけど本当です)。

ずーっと昔(多分10年は経ってます)に私が紹介した美容院にいまだに通ってくれている律儀な男です。私は飛田さんの時計を買う際に妻へのプレゼンで宣言して以来妻カットで満足していますが、ヘッドスパだけでも出来るなら久々に美容師さんにも会いたいな。

そんな彼もすでに30歳。節目に夫婦で財布を新調したいそうで、奥さんはセリーヌを御所望のようですが、彼にはSusieSveltの新作を猛プッシュ。すぐに鈴木さんに新作サンプルの完成時期をLINEで伺い、今月下旬以降に一緒にアトリエへ伺うことにしました。良い友だちがいて幸せだというようなことを言ったら「僕にとってはずっと先輩です」と返してくれたので、これからも(これからは?)格好良い先輩でいられるように私も頑張ります。

P.S.私が“オボイスト”になるよりもずっと前、懐かしのmixiで日記を書いて公開していた時期があり、それがこのブログの前身に当たるわけですが、後輩カップルはその頃からの読者様。奥様から「日常系の投稿がもっと見たい」と要望があったそうなので、ファッションとは関係のない記事も出来るだけこまめに書いていきます。

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