ダブルギボシチンストラッププルオーバーシャツ

Maruyasu×Oboist

こちらの記事で触れていたマルヤスとのシャツですが、紆余曲折あったのですが何とか完成しました、それも物凄く良いシャツが。

今日届いたので、早速ですがご紹介していきます。先に申し上げておくと、結果的に今回はオボイストコラボレーションというのとはちょっと立ち位置が違い、あくまでオボイスト個人が私物としてオーダーしたシャツとなります。既に複数の読者様から「同じ仕様でお願いします」と4枚ほどオーダーをいただいていますし、「いつもと何が違うの?」と疑問に思われるかもしれません。長くなるのでまたの機会にと思いますが、簡単に言うとデザイン画の段階では安井さん的に「そのシャツ、売れる?」という疑問が拭えなかったというのが一番の理由です。

いつも感じていることですが、コラボモデルの難しさは私が欲しい理想のアイテムと売れるであろうと想像がつくアイテムの間にあるギャップを埋めることです。私だけでなく世の中の人も“欲しい”と思ってもらえるような商品を作ることが重要なのですが、オーダーシャツ専門店のマルヤスからするとかなり攻めた仕様である今回のシャツには懐疑的な部分も多かったようで。それでも私はこのアイデアをどうしても形にして欲しかったので「売れる売れないは考えず私のための1枚だけのつもりで作って欲しい」とお願いし製作してもらいました。

出来上がったのがこちら。もうね、オボイストの“好き!”が全部詰まっています。読者の皆様の目にどう映るか分かりませんが、めちゃくちゃ格好良いと思っています。

リネン55コットン45のダークグリーンの生地は安井さんが色々探して見つけ出してくれました。プルオーバーシャツで比翼仕立てというのは珍しいと思いますが、見た目が非常にすっきりして私好みです。基本的にタックインして着るつもりなので着丈は長めに。

一番の特徴であるギボシ。2つ付けることでフェミニンになりすぎないようにバランスをとっています。ボタンはなるべく存在感を消したかったので今回は猫目(2つ穴)の小さな黒蝶貝メキシコアワビのものを選びました。

閉めるとこんな感じ、着てみないと分かりませんがギボシは留めずにボタンも1つ開けるくらいでラフに羽織りたいなと。台襟の高さは2cmと低めに指定しました。

オボイストシャツ・オボイストドレスBDシャツと比べるとカフスの幅も小さくしました。トゥモローランドのシャツを参考にここは6cmで指定しました。

裾は後ろのみスクエアカットにしています。どっちみちパンツインするので見えないのですがモノとしての美しさを追求した結果です。

ちなみに後ろはこんな感じでボックスプリーツ。プルオーバーですので身幅は通常よりも9cm大きく作ってゆったりと着ることが出来ます。

明日東京へ行くのに、早速着て行ってみたいと思います。ちなみに価格は安井さんがちょっとサービスしてくれて税込20,900円。同じ素材で色違いも仕入れることが出来るそうです。読者の方で同じ形でオーダーされたいという場合も同じ価格で対応してくれますので、もしご興味のある方がいらっしゃれば遠慮なく私にご連絡ください、遠方の方でも通販対応可能です♪

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