HODINKEEミートアップで出会い、第四回オボイスト会の際には大変お世話になったナオキさんが東京から遊びに来てくれました。ずいぶん前から日程を計画してくれていて、私も大変この日を楽しみにしておりました。車での移動時間が多くなる予定でしたので、ドライブのときには特に重宝している妻がプレゼントしてくれたevamevaのスムースコットンジャケットに、初めてナオキさんと会ったミートアップ時に着ていたダークグリーンのオボイストプルオーバーシャツ、EDOandYUMEKAコラボスカーフを巻いていきました。
ご宿泊先のコートヤードバイマリオットにお迎えに。ゲストの方と過ごす際にもクラウンはとても役立っています。
いつも通りの爽やかな笑顔で登場されたナオキさん、この日は遠隔オーダーいただいたオボイストデニムシャツを着られていましたが、最初の目的地はそのシャツを仕立ててくれたマルヤスへ。1,2枚目のシャツについては他でオーダーされたお手持ちのシャツを名古屋に郵送していただき、それをもとにサイズを測ってお作りしていたのですが、せっかく名古屋にいらしたなら安井さんに直接採寸してもらったほうが次回以降の満足度がさらに高くなるだろうと。
リングヂャケットで新たなジャケットの完成待ちのナオキさん、そのジャケットに合うようにと記事を探していきますと・・・これからの季節にぴったりな優しいオフホワイトのリネンが眠っているのを発見。ミウラな日々さんの名古屋訪問記にもアップされていましたが、マルヤスの店内には生地のストックがたくさんあります。今回ナオキさんが手に入れられたものも、なかなか探そうと思っても見つからないちょうど良いたまご色で、ご本人の雰囲気にもばっちり合うだろうからと私もプッシュ。
素晴らしい時計をたくさんお持ちのナオキさん、コレクションをすべて持ってきてくれて朝はデイデイト、マルヤスについてゴールデンエリプスとその場その場で時計を付け替えて。エリプスの文字盤色はデニムシャツにもしっかりマッチしていました。
ayame製の眼鏡も私の好物な色味で絶品です、靴はホーウィンのハッチグレインが採用された伊勢丹限定のクロケット製サイドゴア。細部に至るまで隙がありません。全体にとてもストイックで清涼感のある装いです。
ナオキさんと安井さんは互いに自転車好きということもあって、しばらく談議に華を咲かせていました。採寸とナオキさんのお好みを伺った結果、首周りのサイズを少しだけ小さく修正して次のシャツを作ることになりました。結局私も新しいのを一枚仕込んでしまいました、お互い完成が楽しみです。
次の目的地に行く前に腹ごしらえ、池下駅のハンバーガーショップに立ち寄ります。ここで気が付いたのですが、ナオキさん見た目に反して食べるスピードがとても早い! 私も元来早食いで最近は職業病でその早さに拍車がかかっていて、誰と食べに行っても真っ先に食べ終わってしまい身内からは「ダイソン」と揶揄されているのですが、ナオキさんもほぼ同時に完食。もちろんどんな方もご自身のスピードでゆっくり食べてもらって良いのですが、サクサク次の行動に移れるのは動いていて気持ちがよかったです。お土産にカフェラテベースとコーヒー豆もいただいてしまいました、後日両方ともいただいてみましたが非常に美味しくて驚きました。特にラテベースは牛乳で割るだけなので簡単&スピーディに出来上がって、忙しい朝にさっと飲んで癒されています。
さて、おなかもいっぱいになったところで今回のメインイベント・SusieSveltの時計ベルトオーダーへ。どちらの時計用にオーダーされるのか興味津々でしたが、今回はロレックスのデイデイト用に。コレクションを並べてみると壮観でした、これだけの時計をわずか1年で揃えてしまうとは・・・。
数々の革を吟味していると、鈴木さんが持ってこられたダークグリーンのシャークスキンがナオキさんの心臓にぶっ刺さったようです。まさしくロレックスカラーのブレスレット、ホワイトステッチで爽やかさを演出しつつ、漆塗りについてはおまかえのダークグリーン系で。シャークも触った感じではオボイストウォッチストラップのダブルリング機構に向いた革なのではないかと現時点では思っておりますが、果たしてどんな風に仕上がるか。楽しみでなりません。
他にも気になる革はたくさんあって、私も2本目のストラップに向けた構想が固まってきました。どうせなら早く楽しみたいので、とりあえずオーダーしてしまおうか。
この日はSusieSvelt以降の予定は全くの未定。何しましょうかと話しながらとりあえずコーヒーショップで休憩です。その場で改めてゴールデンエリプスをじっくり拝見しました。Naoya Hidaを買う前、自分のアガリ時計として最後まで候補に残っていたのがパテックのゴールデンエリプスとヴァシュロンのパトリモニーでした。ナオキさんの個体は現行品と比べても径が小さく、女性並みに腕の細いナオキさんにとても良いバランスで収まっていました。私も試着させてもらったのですが、他では代替のきかないオーバル型は見れば見るほど魅力的で、危うく終わったはずの時計欲が再燃しかねない魅力をたたえていました。
コーヒーを飲みながら「せっかくだからパストラルへも行きたいですが、閉店してしまうんのですよね」と話題にのぼり、ダメ元で西村さんに連絡。すると、お店は既に閉まっていましたが夕方片付けのために行かれるということでしたので、無理を言って二人で訪問させてもらうことに。思い出の地がなくなるのは非常に寂しくほかのお客様からも残念だというお声をたくさんいただいています。
本日はオフのためスーツではなくライダース姿の西村さん。西村さん自身もスーツの販売部門からは一旦外れる形になりますので、しばらくお会い出来ないかもしれません。西村さん私物のオボトラは細身のナオキさんなら試着可能でしたので穿いてみてもらいます。
ウールデニム特有のドレープ感や、ピンタック仕様のストンと落ちるシルエットを大変気に入っていただき、オボトラもこの場でオーダーすることが決定。ナオキさん・・・とてもエリプスを買ったばかりとは思えない買いっぷり、やっぱり東京人はこええなああ・・・笑
パストラルでは新規のオーダーが既に停止しているため、本オーダー自体は東京に戻られたあと日本橋のミユキクラフツスーツで受付することに。こちらについてもその場でササっと来店予約を終わらせてしまうあたり、ナオキさんの激軽フットワークが炸裂していました。数日後には店舗でオーダーいただいたとのこと、完全に夏になってしまう前に完成して少しでも楽しんでいただけるといいのですが。
夕方のいい時間になってきたところで、今回名古屋に別行動で一緒に宿泊されているご友人がホテルに戻られたということ。食事はどうしますかと伺うと「差し支えなければ3人で食べませんか?」とお誘いいただいたので、一度ホテルに戻ってお迎えにいきます。車好きの人懐こい雰囲気を持った方で親しみやすく、初対面でも肩肘張らずに楽しく過ごすことができました。
目当てのつけ麺屋さんが何故か臨時休業中だったため、第一回オボイスト会のときにエンドウダイキさんと食べた麵屋獅子丸へ。久々でしたが、いつの間にか百名店に選定されており店先には非常に長い列ができていました。3人でいろいろ革靴のことなど雑談しながら待ちます。(この雑談のせいでナオキさんは次なるステップに踏み出していくことになるわけですが、それについてはまたいつか別記事で)
私は通常の白湯、ナオキさんは伊勢海老ラーメンを食べられていました。ここでも私とナオキさんは一瞬で平らげてしまい、ご友人が食べている間この日一日の濃い時間を思い返していました。
ご友人も時々名古屋へは来られるようですし、ナオキさんもそれほど遠くないうちにまたお会いできることになりそう。東京でナオキさんがしてくれたほどの現地ガイドっぷりは私には到底できませんでしたが、楽しんでいただけたようで私も嬉しいです。再会の日までに名古屋の新しい観光ルートを考えておかなければ。
P.S.パストラルへ行く前に少し時間があったので、ナオキさんのご希望で平野時計店へ伺い貴重な時計をたくさん見せていただきました。ペルティコーネの受注会をされていたり、飛田さんともお知り合いだという店主、名古屋にこんな名店があったとは…他では絶対に見られないようなモデルもありましたので、時計好きな方は是非訪問してみて欲しいお店です。
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