仕事していると汗だくさんから「オボさん今日仕事終わり何してる」と連絡が入りました。妻のお迎えの時間まで特に予定はありませんでしたので「汗だくさんと遊ぶ予定」と返信をし、元から約束していたかのようにJRの駅まで来た汗だくさんを車で拾って、今日は彼のおすすめのセレクトショップへ行ってみることに。
この日出来上がったばかりのマスヤスでオーダーされた新作を早速着ている汗だくさん。カフスのボタンが縦に2つ並んだ、全体的に英国っぽい雰囲気の漂う仕立てでした。フロントボタンのサイズと襟については通常のオボイストシャツと同じです。
最初に訪問したのは岡崎のカシェート。店内全てのアイテムが英国ブランドで揃えられている偏ったお店ですが、既に汗だくさんは何度も訪問しているようで私も以前から気になっていました。お店の中には常連さんと思わしきお客様が数名いらっしゃり店長さんが対応中であったため、店長のお父さまが接客してくれました。私もイギリスブランドは好きな方ですが、ここは世界観が素晴らしかった。中には日本だとここと、もう一店舗軽井沢のお店でした取り扱っていないようなレアブランドのジャケットなども置いてあり、私はツイードのジャケットを危うく衝動買いしかけました。全体的に値段設定も絶妙でそんなにめちゃくちゃ高いものはありませんので、ここであれば突発的な事故にもギリギリ耐えられそう。多分装いから私も汗だくさんもそれなりの服好きだと店長さんも分かってくれたようで、玄人好みしそうなお話をたくさん聞かせてくださいました。とはいえ今日は、もう一つ姉妹店の方も見てみると決めていましたのでとりあえず退店。
カシェートから歩いて5分ほど、姉妹店グローリーガイは基本的に英国物以外(一部を除く)で構成されていて、イタリア中心のセレクト。しっかり棲み分けがされていて両方のお店を見ても全く飽きることがありません。ウィンドウには今季のおすすめアイテムが並びます。
お店の敷地といてはカシェートよりも広々としていて、閉店40分前だったこともあり店内は静かでした。この日汗だくさんが穿いていたダルクオーレのパンツもまだ少し在庫が残っていて、ネクタイ類も豊富に揃っています。それにしても既成のパンツ、高くなりましたねえ。来季からはさらに手が出ない価格帯に上がるとのことでしたが、仕入れた時期が少し前のものは価格も当時のままで置いてあり今となってはとてもお得に感じました。汗だくさんは今日は何も買わないと来る前から決め込んでいたので、ちゃんと靴下以外は何も買わないで退店していました。彼曰く靴下は「入場料」だそうなのでカウントには入らないみたい。
一方で私もしばらく待機している大物のために静かにしていないといけませんので、今日は小物だけにしておきました。グローリーガイに例外的に並んでいたアルバートサーストンのブレイシーズです。ベージュの生地に赤茶とホワイトのストライプが入っていて、金具はゴールドの組み合わせ。
今年増えたFumiya Hiranoのスーツ2着にぴったりなカラーリング。元々サーストンのブレイシーズは2016年に買ったネイビーのものだけを使ってきましたが、7年以上使い込んでも傷みもなくとても調子が良いので今回ようやく2本目を買ってみました。
ネイビーの方はアタッチメントを変えればサスペンダーボタンでも使えるようになっていますが、今回のものはクリップのみの仕様。裏もホワイトの生地があしらわれていて軽快な雰囲気。
少しだけ変色してきたネイビーに組み合わされたヌメ革、そして新しいブレイシーズにはブラウンのシボ革が採用されていました。ぴったりのカラーリングです。ちなみにネイビーの方にはイギリス国旗のタグがついています。ネイビーはサスペンダーボタンでも対応できるようにアタッチメントが付け替えられる仕様ですが、ベージュはクリップのみ。その分価格が安いそうです。
セレクトショップ2店で濃い時間を過ごした後は、汗だくさんのご友人おすすめの博多ラーメンのお店へ。博多出身の方のようで「愛知県中の博多ラーメンを食べたけど本気でおすすめできるのはここだけ」と断言されるほどで、厨房を目の前にしたカウンター席に座り上級者向けの博多ラーメンを堪能してきました。これが本当に美味しくて、トッピング満載の特製ラーメンに明太子ご飯も頼んだというのにしっかり替え玉してしまいました。夜も割と遅くまでやっていますので、ご希望の方、ぜひご一緒しましょう。もちろんカシェートとグローリーガイで散財した後で♩
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