良い靴とは。

靴好きなら本当は年内に終わらせておくべき仕事なんだろうけど、結局怠けてしまって今になってしまった。昨年お世話になった靴たちの一斉メンテナンス。

バルコニーの机にエドワードグリーンのクロスを敷いて。“一斉メンテナンス”と言いながらも、結局磨けた靴は三足だけ。と言っても他の靴も順番に履いたタイミングで最近磨いているので、あと一週間もすれば全足磨き終わる計算です。(水曜日から社会復帰します)

一足目はKOKONのStafford、ハンド九分仕立て。早いもので来月で丸6年になります。当時『人生最高の一足』なんていささか大袈裟なタイトルのエントリーを投稿しています。今になって大袈裟だと感じるのは“人生”の部分。当時はまだ23歳、学生時代にジョンロブやエドワードグリーンなど高級靴の代表格は経験済みだった為それらと比べてこの靴の完成度の高さを謳いたかったのだと思いますが、人生を語るにはあまりに早過ぎました。ただ、“最高の一足”であることは間違いありません。ビスポークやその他有名ブランドを経験した今でも、私の中でStaffordのお気に入り度は常にトップクラス。これからまだまだ先が長い人生でいろんな靴を履いていくのだろうと思われますが、完全に壊れてしまうまでは絶対に手放すことがないだろうと確信しているのがこの一足です。

二足目はStefanoBemer。先回のエントリーで書いたように「個人的三大既成靴ブランド」の一つ。アッパーやライニングなどのレベルは値段の割に?ですが、ラストがビスポーク並み。靴が放つオーラも唯一無二。“魔の艶やかさ”を持つ自慢の一足です。トゥのメダリオンは派手に見えて履いてみるとしっくりくる不思議。

最後はオールデン975。あえて“三傑”には選びませんでしたが、オールデンは“オールデンである”というだけで買う理由になる既成靴。「世の中の靴は二つに分けられる。オールデンとそれ以外の靴だ。」って、誰かが言ってたっけ。作りは荒いしホーウィンのコードバンだって今どきオールデン以外にいくらでも選択肢があるのに、オールデンが履きたくなる。数値や理屈では表すことの出来ない魅力がオールデンには詰まっている。

全然フィット感のない純正シューツリーのおかげで甲の波打つシワは取れない、これが良い。今回はBrift Hのこげ茶のクリームで磨いてみました。2019年は一年を通して購入した革靴がVASSのみという珍しい一年でしたが、今年はどんな靴と出会うだろう。ある程度手持ちの靴で満足しているけど、オールデンのように「理屈抜きで欲しい!」と思える靴が見つかれば買うかもしれない。とりあえずまずはSewn shoe-maker×Oboistが仲間入りすることだけは決まっております。予約開始まで24時間を切りました、皆さんに欲しいと思ってもらえるように完成まで頑張ります。

全然フィットしない純正ツリー
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