つくば出張とFugeeカバン

日常

エンドウさんが撮ってくれた写真を送ってくださいました。撮られ慣れてなくて若干緊張気味ですが、嬉しそうな顔してます笑

オボイストモデルもこの通り。闇夜の中でも美しく輝くプレーントゥ。これ、履き込まれたら相当格好良いんじゃないでしょうか。

エンドウさんに会った翌日は仕事でつくば市まで。始発の電車が5時半頃でしたので、4時半起き、4時半起き・・・と頭の中で唱えながら眠り、起きてみたらまだ3時。しかし二度寝したらアウトな気がして、なんとか起き出してゆっくり準備を。午前中だけの仕事、流石にスーツで行きたくなかったので、ウールのパンツにマーガレットハウエルのシャツを。上からFumiya Hirano Bespoke Londonのダブルブレステッドブレザーを羽織っていきました。風が強く気温も低く、駅に行くまでがとても冷えました。

うつらうつらしながら東京駅。秋葉原からはつくばエクスプレスに乗り換えです。

研究都市つくばを結ぶ鉄道、一体どんな斬新なフォルムの電車だろうと期待していたのですが、いたって普通の車輌でした。それにしてはずいぶん高いんだな。

午前中には無事仕事も終わり。さて帰ろうか・・・いやいや、せっかく東京方面まで来たんだから、あそこに行かない手はない。向かったのは池袋方面。

ちょうど昼時だったので、目的地に行く前に池袋のラーメン屋に入ってみました。平日13時過ぎでも店内は満席、人気のお店なのでしょうか?

店員さんに聞いたら「醤油」って言われたので、オススメのこちらに。確かしにダシが効いていて旨かったです、シャキシャキの長ネギもさっぱりして良い。

お腹いっぱいになったところで、池袋の隣・要町から歩いて5分・・・もう三度目になるから方向音痴の私でも流石に道は覚えてしまった。メルセデスの立派なお店の横の小道を入ってすぐです。

インターホンは金原さんが出られましたが、扉を開けるといつものように藤井さんが玄関まで迎えに来てくれました。「ようこそおいでくださいました、どうぞどうぞ」ととても気さくで丁寧、世界屈指のかばんの男だということを忘れてしまいそうになります。

こんな情勢ですから話題はやはりコロナのことから。窓辺には中国人のお客様が数年前にオーダーされてやっと完成したという藤井さんらしさ溢れるフレームバッグが鎮座していました。「今年3月の納期で完成の連絡をしたら、こんな調子だから取りに行くのは5月くらいになるって。でもこのままでは、5月も怪しいですねえ。」と藤井さん。藤井さんにとってもお気に入りのバッグに仕上がったようで、嬉々として私にこのバッグについての説明を聞かせてくれました。注文されたお客様にも早く見せてあげて、待ちわびたバッグを手に持った瞬間の笑顔が見たいんじゃないだろうか。かばんの男が作る作品の魅力は万国共通のようです。とにかくなるべく早く、世界が平常に戻りますように。

以前ブロガーズの時にお邪魔した際、口枠バッグについての説明を聞かせていただいたら興味が湧き続けてしまって、Fugeeさんのブログを改めて読み返し、今日も口枠バッグを見させて欲しいとリクエストしてありました。

パンッパンに張った緊張感のある4mm厚のブライドルレザー。持ち手も新品の時点ではガチガチ。丈夫であることにこだわるFugeeのバッグですが、極限まで緻密に計算され尽くされて仕立ててある為か、無骨さは皆無です。美しいの一言に尽きます。耽美的。

12月に見せていただいた赤いのと比べて、それよりひと回り大きなサイズの口枠バッグです。

とても似ているように見えますが、仕立ての考え方は大きく異なります。赤い方は横の窪みの部分が大きい分、口はパカっと大きく開きますが、凹んだ部分が内容物に当たってしまう為A4の厚みのあるファイルなどを入れるのは難しい。ハバナの方は、窪みが小さくなっている分、内側の容量を確保していますが、口を開くとバッグは閉じる方向に戻ろうとします。

手に持ってみました。置かれている状態で見るとキリッとした表情のハバナの方が格好良いと思いましたが・・・、

身長172cmの私が持ってみると、小ぶりなこちらのサイズの方がしっくり来ます。今から頼んで納期は約5年後とのこと。2025年には今以上にペーパーレス化が進み、きっと手荷物も少なくなっているだろうから、それを思えばこれくらいのサイズの方が使いやすいかもしれません。だから何、って? いや、いつか欲しいなって・・・笑

藤井さんに作ってもらうなら、色はこのハバナが良いな。ステッチは生成りかイエロー。持つ度に、ワクワクするようなそんなバッグが良いな。

ハバナのバッグの内装には、アフガニスタン産のキッドレザーを日本で鞣した後、手揉みされた革が使われていました。手揉みして少しシワが入ることで、得も言われぬ柔らかい高級感のある表情が生まれます。主にレディースの靴などに使われるというこちらの革、バッグの内装に使うというと驚かれるとのことでした。

イエローのステッチが良いかななんて、妄想を膨らませていたら実際にカバン作りに使われる麻糸を金原さんが持ってきてくれました。ハバナにイエロー、華やかなバッグが仕上がりそう。

元々は藤井さんの知人の知人が趣味で作っているというOyazineというフリーマガジン。Facebookアカウントで存在を知り、「もしよろしければ差し上げます」と書いてあったので、この度お願いしてもらってきました。たくさんあるようで、6部もいただいてしまいました。2冊は自分の保存用・読む用にしたいと思いますが、もう4冊は私の周りでFugeeさんに興味をお持ちの方などにあげようと思います。藤井さんが職人になる前のことなど、Fugeeブログを何年分も読み返さなくても分かりやすく特集が組まれていました。(こちらを読むと藤井さんのことを“職人”と一口に呼ぶのが申し訳ないような気がして、本投稿では以前のMEN’S EXの特集を参考に積極的に“かばんの男”と呼ばせていただいております。) 藤井さん以外の特集についても読み応えがあります、是非。

ヤフオクでFugeeの札入れをゲットしたことを報告し「直接じゃなくて申し訳ないのですが、でもすごく気に入っています。」と伝えると「メンテナンスは私共がやりますから、何かあったらいつでも言ってください。」と優しく返してくれました。なんとなくオークションで買ったことを引目に感じていたのですが、「少しお値打ちに手に入ってよかったですね」と笑ってくれました。

結局二時間も居座ってしまって、毎度申し訳ないのですが行く度に感動してしまいます。いつか必ずFugeeさんのバッグを手に入れたい。昨日の今日だったので、Sewn shoe-maker×Oboistモデルについても話を聞いてもらって、ちょうど持っていた自分用のオボイストモデル特製印鑑マットを藤井さんにプレゼントしました。

それから、当ブログのブックマークへの掲載もご了承いただきましたので、早速追加させていただきました。リンク先はHPではなく、あえてFugeeブログの方にしてあります。かばん作りへの情熱を感じられる素晴らしいブログですので、是非お読みください。

https://theoboist.net/?page_id=525

Fugeeさんを出た後は、KITTEで妻へのお土産を買ってからはそのまま真っ直ぐ帰ってきてしまいました。前も書きましたが、行きたかったところは2018年冬にodakou10さんがあらかた連れて行ってくれたので、もう満足しているんです。結局、東京には色々見たいものがたくさんあるように思えますが、本当に私が求めているのは素晴らしい職人さんとの出会いやその作品に触れることのようです。明日が仕事でなければ東京近郊にお住まいのブロガーズの皆さんたちにお会いしたかったのですが、またの機会にします。それでは!

Fugeeさん、お忙しい中ご対応いただきありがとうございました。

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