期末は数字の締めに奔走しています。あと少しのところまで来ているので気が抜けません。
仕事から疲れて帰ってくると嬉しい荷物が届いていました。樺澤さんに頼んでKOKONのStaffordを磨いていただきました。手持ちの靴たちの中でも特にお気に入りの一足、カバヤージュ磨きで艶々に♪ GLAYAGE KYOTOも今月で一周年、記念のエコバッグもいただいてしまいました。
プロの磨きは、ワックスを厚塗りした不自然な艶ではなく、革本来の良さが活きたポリッシュ。KOKONのショルダーカーフ(アリゾナ)の自然なシボが潤っています。
昨夜は仕事後の暗い室内での撮影でしたので、朝になってバルコニーで改めて眺めてみました。濡れたようなプルプルさがたまりません。
ヒールカップもこの通り。このあと足入れをしたのですが、驚くほど履き心地が柔らかくなっていました。靴の中まで清潔になって感じがして、履いていてとても気持ちが良いです。
新しい靴を磨いてもらうのも良いですが、長年連れ添った相棒の魅力を再認識するのにも、樺澤さん初めプロのシューシャイナーに磨いてもらう楽しみ。ますますStaffordが好きになりました。
いつもどおり、郵送靴磨きには樺澤さんが使ったワックスやクリームの種類、磨き方のコツが丁寧に記されたお手紙が同封されてきます。自分でも同じように出来ると良いのですが、なかなか・・・(^^; ただ、段々と季節も秋に近づいてきましたから、そろそろ暑さを言い訳にせず自分でも靴を磨いてやらないといけません。
お手紙といえばもう一つ・・・私の大好きな小説家・千早茜先生からサインとお手紙をいただきました。詳しくは書けませんがちょっとしたご縁が繋がって本にサインをしてもらえることになり、少し前に手紙を添えて送ったのですが、お返事をいただけるとは思っていませんでした。
小さめで整った静謐な空気を湛えた字は、小説を読んでイメージしていた千早先生そのもの。大好きな作家さんが、私の名前と共に私のための文章をしたためてくれたと思うと無性に嬉しくなりました。
どれもお気に入りの作品なのでどの本にサインをいただくか迷いましたが、私が読んだ初めての千早先生作品『神様の暇つぶし』を選びました。あまり深く考えていなかったのですが、物語の季節も夏から晩夏にかけてでしたのでちょうど良かった。
お手紙に書かれていましたが、千早先生は新しい本を書くとその都度印鑑を作られるそうで、今回は“神様印”、隣には“千早印”も押してくださいました。
先生のTwitterなどでも時々登場する、『透明な夜の香り』の版元が作ってくれたというしおりも同封していただきました。先生へ送った手紙の便箋はこの本をイメージして選んだのでおまけしてくれたのかもしれません。これからも千早先生の作品が出たら真っ先に買って読まなくてはと決意しました。読書好きな方がいたら、是非読んでみてください。どれもオススメです。
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