沼を暗示?増永眼鏡。

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今日から私の夏休みが始まりました。久しぶりに行動制限のない連休ですが、妻は新しい職場でバリバリ働いている為、今年はほとんど一人で過ごします。買ったばかりのevam evaのリネンパンツがとにかく穿いていて心地良く、主人がのんびりすることに協力的です。

初日は出勤する妻を駅まで送ってから、ずっと家で本を読んでいました。このパンツはオボイストプルオーバーシャツと非常に相性が良いです。特に出掛ける予定はありませんでしたが、腕にはnaoya hida TYPE1Cを着けて過ごしました。

最も好きな作家の一人・凪良ゆう先生の新作『汝、星のごとく』を一気読み。小説現代で前半は既に読んでいましたが、後半は単行本化されるまでの楽しみに取っておいたのです。加筆修正もあるとのことから、もう一度最初から読み直しました。自分さえ気付かないような小さな傷が心に付いてしまう瞬間を、凪良さんは非常にフレッシュな感覚をもって表現されます。今作は先生の最高傑作と言っても差し支えないのではないでしょうか、最後の10ページを読みながら気付いたら泣いていました。

グリーンのシャツにはブラッドストーンのシグネットリングがよく似合う。琵琶湖からなかなか上がってこないrainyforestが紹介してくれたコレクターから買った150年ほど前のドイツのリング。

小説内に出てきた夕星が輝いているのではと、陽が落ちかけている空に目をやっているとスマホに着信が。「ご注文の眼鏡、届きました」と。感動冷めやらぬまま、ラシックまで早速行ってきました。

今回購入したのは増永眼鏡。東京には複数店舗あるようですが、他には全国で名古屋と大阪、そして奈良のみ。これまであまり気に留めていない存在でしたが、妻とフラッと入って試着したモデルがとても気に入りまして。その後、10eyevan等気になっていたブランドを片っ端から試着した結果「増永眼鏡が一番合う」という結論に至りました。

最初に訪れた際はゴールドのみしかありませんでしたが、元々リムの細いシルバーの眼鏡を探していたのでかけ比べてみたくて、2週間程経ってから一人で再訪。運良く両方揃っていてかけ比べると…あれ、迷ってきたぞ。シルバーも想像通り知的な雰囲気で良いんだけど、なんかゴールドの方が私の顔に合う気がする。その場でシルバーを買うつもりがまたしても一旦退散し、多面的に考えてみたら「スーツスタイルのみならシルバーだけど、ジャケパンやカジュアルなスタイル、パナマハットなど自分の持ち物に合わせやすいのはゴールド」と遂に決着。いざ買わんと店舗に向かったら、今度はゴールドが売り切れていて、取り寄せてもらっていた次第。いや〜自分が迷ってたからいけないんだけど、焦らされました。でもその分、納得して選ぶことが出来て良かった。

私が選んだのはGMS-198Tというモデルのゴールド、フレームはチタンです。GMSはGozaemon Masunaga Spectaclesの頭文字、創業者である増永五左衛門から来ているそうです。スタッフさん曰くシリーズの中でも特に人気のモデルとのことで、私が二度目に訪問してゴールドが売り切れていた際にもスタッフ間で「連休中きっとたくさん動くから、多めに在庫を仕入れた方が良いかも」などと相談されている最中だったそう。Twitterで交流のある方も同じモデルの別色を愛用されていました。

最近はほぼ12homemadeの眼鏡しかかけていませんでしたが、これでコーディネートの幅が広がりそうです。いつも面倒になって同じものばかり身につけてしまうのが私の短所ですが、セルフレームとチタンフレームでは流石に全くキャラクターが違いますから、きっと上手く使い分け出来るはず…! コーディネート例は着用しながらまたご紹介しますね。時計や靴と同じく、眼鏡沼も深いですねぇ、“永”遠に“増”え続けそう…笑

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