EDOandYUMEKA×SusieSvelt at CAFE CEREZA“BACKSTAGE”

Diary

昨日10月3日から29日まで、大須のカフェセレーサにてEDOandYUMEKAとSusieSveltの共同エキシビジョン“BACKSTAGE”が開催されています。東京各地での展示会を終えて、愛知でEDOandYUMEKAとしての展示会が開催されるのは1年半ぶりとのこと。もちろん私もお邪魔してきました。Leoを作ったLapelの船越さん、EDOさん、YUMEKAさんと一緒に会場へ。

集合場所の一隆堂でコーヒーをテイクアウト。語り合うLeo、いつの間にかYUMEKAさんが撮ってくれていました。

YUMEKAさんの足元はLapelの美しすぎるビスポークジョッパーブーツ、EDOさんは完成したばかりのSewnコラボビットローファーで。ローファーは展示会に間に合うよう、2ndサンプル完成からわずか10日間で仕上げてくれました。ビットの付け根の取り付け方法など色々と改良されていて流石の仕事っぷり。EDOさんも「昨日レセプションパーティだったのでほぼ一日履いていましたが、すごく柔らかくて全く靴擦れせず気持ちいい」と仰ってました。現在私がオーダーしたスエードVer.をSewnが作ってくれていますので、完成し次第詳細をご紹介出来ればと。

Lapelの船越さんもビットローファーをチェック、綺麗に作られていますね・・・とじっくり見ていらっしゃいました。靴職人が他人の作った靴を見るときって、まずどこをチェックするんだろう。今度聞いてみよう。

車で会場近くへ移動しまずは腹ごしらえ。EDOさんの「軽食系が良い」というリクエストで近くにあったコンパルに。

大須の街を行く人たちは結構キャラが濃い方々も見かけますが、この3人が並んで歩いているのはやはりそれなりに目立ちます笑 コンパルではエビフライのサンドウィッチを食べながら、レセプションパーティでのSusieSvelt鈴木さんの挨拶が絶品だった話などで盛り上がりました。

満たされたところで会場にin。セレーサは以前我が家の絵画を納品してもらった日にEDOさんらと一緒に行ってから久々の訪問。日中でも濃厚な夜の香りが漂う店内に、EDOandYUMEKAとSusieSveltの作品たちがさらなる凄みを与えています。

この展示会はBACKSTAGEと銘を打たれていますが、それについてEDOさんから解説をいただきました。

今回の作品はシラーの言葉(クリムトのヌーダヴェリタスに描かれている言葉)を使って様々な感情や音楽の世界などのレイヤーを重ねています。表現者はマイノリティーの中でこそ輝くと思います。シラーの言葉には共感しかありません。
パネル作品はレイヤーごとにミクロ、マクロを分けて時間軸も過去、未来を今に重ね5次元への集合意識の中で表現しました。時間の中で漂う感情は複雑で単純だということを抽象的に描いています。
BACKSTAGEとは、鏡の中の自分と対峙して今を表現する、といったイメージです。私たちの人生は描くことが全てで、それこそ来世への橋渡しなのかもしれないと考えています。

EDOandYUMEKA EDO氏による解説

EDOさんの解説通り、パネル作品はいろんな角度・距離感で見る度に新しい発見のある不思議な奥行き、立体感を感じます。眺める時の時間帯や気持ち次第で、全然違うものに見えるのが絵画作品の面白いところですね。1ヶ月近く開催されているイベントですので、もう一回くらい今度は一人でただ絵を眺めに行ってみたい。その時はまた別の表情を見せてくれるはずです。

特大パネル2作品の他にも、複雑に織り重なった作品の素材となるスケッチがEDOさん曰く「僕らの自宅のような空間をイメージして」飾られています。もちろんこちらについても購入可能で、3枚目のように額装して納品されるとのこと。あえてテープで留めてラフな魅せ方にしているのがスタイリッシュです。

作品をじっと眺める船越さん。私に最初にEDOandYUMEKAの作品の魅力を伝えてくれたのは彼でした。「どの絵が好きですか?」と珈琲を飲みながら互いに意見を交わしました。

SusieSveltのニューコレクションにEDOさんがデザインを施したコラボレーション作品も、セレーサや絵画作品の濃い存在感に負けじと異彩を放っていました。この辺りは主にエキゾチックレザーで構成された小物たち。ブラックのリザードというだけでも主張が強いですが、内側のデザインとの相乗効果で唯一無二のアイテムへと昇華。

SusieSveltの店頭展示品はボックスカーフで作られていたミニバッグのモナドですが、今回のコラボレーションではベビーカーフにデザインが入っています。これの手触りが昇天級で、思わず頬擦りしたくなってしまいました。※展示品に触れる際は手袋の着用をお願いします、頬擦りダメ絶対。

私たちの到着から少しして「チャリで来た」というBoleroの渡邊さんもご来店。EDOさんと会う時は大体映画の話で盛り上がるそうで、昨日も二人で語り合っていました。

マスターのジョニーさんの淹れるコーヒーは一種、メニューにはブラックのアイスとホットのみという拘り。鼻腔の奥を鈍器で突かれたような威力のある味わいに、ジョニーさんの自信が現れているように感じます。おまけで絶品シャインマスカットも。

濃厚な大人のひと時を過ごさせていただきました。会期は月末までですが、SusieSveltとのコラボアイテムは既に在庫が少なくなってきていますので、気になる方は是非お早めに足をお運びください、遠方の方は絵もレザーもオンラインショップで購入可能です。それではまた!

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