汗だくさんと一緒に次に向かったのは青山のSHINYAです。私もSHINYA教で出家してSHINJAになってから久しいですが、なんと青山のお店に伺うのは今回が初。岡山は2回も行っているのに、なぜ今まで行ってなかったのか不思議ですが・・・
ビルの一室のため外観ではSHINYAのお店があるなんてことは全く分からず少しの間付近をうろちょろ。近くにはパテックフィリップがあり、「オボさん、SHINYA行くって嘘ついて僕にとんでもない時計買わせようとしてません?」などと冗談を言い合っているうちに、ぁ、あったあったSHINYAです。
階段を上がっていくとシンヤさんが出迎えてくれました。決して広いとはいえない場所にSHINYAのアイテムが濃縮還元されています。アイテムひとつひとつが発するオーラもムンムンと漂っていて物凄い密度の空間、そこにまた一人我々とは別の男性客がご来店されます。せっかくなのでお話ししてみると、なんとその方も愛知から来られていることが判明。しかも、驚くことに汗だくさんとは共通の知人までいるという奇跡の出会い。青山の宗教団体の狭い一室で愛知のSHINJAと遭遇するなんて・・・。
「ちなみにシンヤさん、なんかおすすめあったりします?」と聞いてみたところ、真っ先に「これすね、ちょうど今さっき届いたところなんですけど」と見せていただいたのはブリーチ加工したSHINYAのジーンズ。実はSHINYAのジーンズは発売されたとき非常に気になっていたのですが、すでにFendartをオーダーして納品待ちでしたしとりあえずパスした経緯がありました。しかし同時に、私はもうかなり前からこうした淡い色のジーンズを欲していて。ユニクロからヴィンテージのリーバイスまで結構色々試着してきたのですが、どうも細身すぎて私には似合わなかったり、逆にシルエットが古すぎて私には履きこなせなかったりでここまで買えずにいたのです。「全然買わなくていいので、せっかく来てくれたし」というシンヤさんの優しいお言葉に甘えて試着室へ。きっとまた私が履くとおっさん然とした感じになっちゃうんだろうな・・・と思いながら足を通すと、シルエット云々以前にとりあえずこの生地がとても柔らかくて気持ちいいのです。この履き心地を体感出来ただけでも感謝しなくてはと、試着室から出て鏡で見てみると・・・あれ、なんか全然アリじゃない? むしろものすごく良くない?
たくさん歩いてきて暑かったので一旦脱いでいたジャケットでしたが「フミヤヒラノさんのビスポークジャケットと合わせてみてください」と言われるがままにきてみると確かにめっちゃいい。裏側の縫製も通常ジーンズではやらない美しい仕立てになっていて、リベットも通常よりも小さなサイズのものを選んで採用しているそうです。そういった細やかなシンヤさんのこだわりが、服全体の洗練された雰囲気につながっているのだと思います。もうこの時点で脱ぎたくなくなり、今日はこのままジーンズ履いて過ごしますと宣言しておりました。届いたばかりの商品チェックでシンヤさんもブリーチジーンズを履いていたので思わず写真を。「茶色の靴にも合いますね」とBoleroのビスポークを見て褒めていただきました。実はこの日、夜のパーティでもシンヤさんにはお会いする予定だったのですが「黒いパンツに着替えていくつもりなので、カブリは心配しないでくださいね笑」とシンヤさん。
この後汗だくさんも同じジーンズを試着したのですが、なんと脚が長すぎて丈が足りず・・・!「すみません、全然自慢とかじゃないんですけど、脚が長くて残念に思ったの初めてかもしれません」としょんぼり汗だくさん。脚が長いだけでなく全体的に体格が日本人離れしているため、ドメスティックブランドの服はサイズが合わず苦労されているそうで。足の短い私からすると実に羨ましい悩みですが・・・笑 そんな汗だくさんに、帰り道の路地裏で写真を撮ってもらいました。裾ダブついてますが、このくらいの長さで履くのがこのジーンズは格好いいような。
汗だくさんはぱにさんと「オボさんいつもみんなの写真撮ってばかりだから、たまには私たちでオボさんをエモく撮ってあげたいね」なんて話してくれているそうです、嬉しいなあ。半日一緒に動いてくれた汗だくさんはこの後ご友人の結婚式に向かわれるということでここでお別れ。SHINYAで盛り上がって若干スケジュールが押し気味だったので私は早足で次の目的地へ。
続いてやってきたのは浅草橋にあるT.MBHの本拠地。このブランドについてもSHINYA以上にファン歴が長いのですが、色々と買ってきた割には初めての訪問です。岡本さんとは名古屋で一度お会いしていますが、トランクショーの一枠では私は全然話し足りなかったので今回事前に連絡しておいたのです。T.MBHについては嬉しいニュースもありボリューム過多のため次の記事で一挙にまとめます。
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