日々の振り返りと小さな発見など。

Diary

私が第一走者としてスタートした『ふくはうち』もいよいよ終盤。連載が始まった四月末の頃にはメンバーで「終わる頃には少しでも世界が落ち着いていますように」と願っていましたが、少なくとも日本に限って言えばこの一ヶ月半で落ち着きを取り戻しつつあるように感じます。ニュースを見ているとまだまだ油断はなりませんが。

朝の定点観測は飽きずに続けています。毎日の装いを客観的に振り返ってみると、自分なりに発見があったりもします。

皆さんはコーディネートを決める時、「靴から」「ジャケットから」など何か決まったアイテムからスタートしますか? 私の場合明確なルールはありませんが、前日と同じ靴やジャケットは出来るだけ避けるようには心がけています。朝ボーッとしながら気付いたら何か小物類(靴下・シャツ・時計)などを手に取っていることが多く、その手に取った小物に合うように組み立てていっているような気がします。

例えばFumiya Hiranoのジャケットに合わせたのはボリエッロでオーダーしたオックスフォード地のダブルカフスシャツ。このシャツは元々、Fumiya Hiranoでの最初のビスポークである金ボタンブレザーに合わせる為に購入したものなので、ほとんど無意識にFumiyaさんのジャケットと合わせて選ぶことが多いです。

この日はドリスヴァンノッテンのジャケットにメリンダグロスのシャツを合わせました。靴はブラックのオボイストモデルですが、

腰にはネイビースエードのベルトを選んでいます。全体のバランスを見た時に、手持ちの黒いベルトよりもこちらの方がよく馴染んだので。

それは休日でも同じで、ボレロのWedding Oxfordに合わせたベルトは、

ダークブラウンの日下公司のベルトです。首元のスカーフ、E.TAUTZのベージュ、マーガレットハウエルの白いリネン、ロレックスのゴールドや右手中指のリング。全体の色調を小物でバランスを取るようにすると、色違いの靴・ベルトでも違和感なく楽しめるような気がしています。

ボレロについては完成してから丸四年になろうとしています。新品の時よりさらに渋みが増し、格好良くなっています。

RESHで補修したトゥが少し剥がれかけているので心配です。しばらく渡邊さんにも会っていないから、相談がてら久しぶりにアトリエにお邪魔してみようかな。

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