(ちょっと事件があって更新が滞ってしまいました。解決したわけではありませんがひとまず再開していきます。それでは前回の続きからどうぞ。)
大塚さんとはここでお別れ。一人で名古屋駅に向かい、次のアポまでの間この日の出来事をブログにまとめていました。高島屋13階のスタバはリニューアルして以前よりも落ち着いて利用できるようになりましたのでこういう時便利です。
半年おきに楽しみにしているFumiya Hiranoのトランクショー。今回はサイズを直してもらったフランネルのセットアップの納品でしたので行く前からワクワク。19時に約束していたのに結局1時間以上前にマリオットのロビーに着いてしまいました。
約束時刻より少し早くFumiyaさんがロビーに迎えに着てくれました。今回は奥様のジェニーさんも一緒と聞いていましたが、私の納品の間はお買い物やガチャガチャを楽しんでいたそうで姿は見えませんでした。ホテルがアップグレードしてくれたようで、いつもよりもかなり高層階のトランクショー会場へ。
ちょうど前日に自身二足目となるBoleroが仕上がったそうで、早速履かれていました。木型もデザインも違うのに不思議と渡邊さんの靴であることは分かります。ブラックの美しいブラインドブローグでした。
完成したばかりのBoleroを片手に嬉しそうに話すFumiyaさん。普段とても落ち着いたジェントルマンであるこの人のこういう時に見せる表情は、どこか少年らしさも。
受け取ったばかりのスージーの時計ベルトにも興味を示してくれました。Fumiyaさんのレベルソと私のチェリーニ。ロレックスならチェリーニの文字盤ブラウンが欲しいそうです。
マサルオクヤマのフルブローグも今回初見でした。実際より大きく見える迫力あるデザイン。ビスポークシューズも作り手によって雰囲気が大きく異なるのが面白いですよね。
さて、肝心な私のスーツ、もちろん仕上がっていました。一旦完成したものの私の体型が大きく変わってしまったので、調整を経て再び納品です。Fumiyaさんにはご迷惑をおかけしてしまいました。
早速着てみます・・・うん! 今度こそ、バッチリです! 正直Fumiyaさんに前回お会いしたとき以降も、痩せたり戻ったりを繰り返していたので心配だったのですが、さすがFumiyaさん、ちょうどいいところで仕上げてきてくれました。現在の私の体型にぴったりです。
ホーランドアンドシェリーのフランネルストライプスーツ。ブレザーとスポーツジャケットに続き、3着目のFumiya Hirano。私は専門家ではありませんし、細かいところは分かりませんが、信頼する彼が作ってくれたスーツは別格です。ここぞというときの一張羅・・・と言いながら、結局気に入っているので週に一回は袖を通してしまいます。
パンツのビスポークは今回初めてでしたが、クリースラインが綺麗にストンと落ちています。ブレイシーズで吊って着るのが基本ですが、サイドアジャスターがかなり便利で、ブレイシーズなしでも十分着られそうです。
袖口からチラリとのぞくスージースヴェルトのベルト試作品。最高に贅沢な景色。
次回作はまだ決まっておりませんが、エスコリアルのネイビー3ピースが良いってFumiyaさんが言うので、そうしようかな。ハイバックスタイルのパンツにして、何者も寄せ付けない一着に。
納品の後は奥さんのジェニーさんと合流し三人で食事へ。服装と髪型でいつもよりカジュアルでキュートな雰囲気。味噌くさい名古屋の街では浮いてしまうくらい素敵な美男美女カップルです。
以前Fumiyaさんと二人で行ったり私も妻と何度か利用しているお店で。ジェニーさんは日本語はあまり話せませんが、日本語もリスニングは大丈夫なようだから、たくさんお話出来ました。私も英語が話せれば良いのですが・・・世界を広げるためにも、もう一度勉強してみたいと思うものの、なかなか一歩踏み出せません。学ぶ時間があるうちにしっかり学んでおくことが大切ですね。タイムマシンがあれば・・・。
私の稼ぎ程度ではポンポンオーダーすることは出来ませんが、まだ一応20代。Fumiyaさんだってまだまだお若いし、人生を共に歩んでいけるテーラーが身近にいると言うことはとても幸せなことです。ひとまず今シーズンはフランネルスーツをじっくり着込んで、Fumiya Hiranoワールドを堪能したいと思います! ありがとうございました。
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