原点回帰の金沢富山一人旅①

Diary

今年のお盆休みは残念ながら妻と休みの予定が一日も合わなくて。ずっと働いている妻には悪いと思いながらも、連休中ずっと家にいたのでは勿体無いなと一人で北陸旅行に出ることにしました。何年も前から金沢でのオボイスト会の開催を検討していたのですがなかなか訪問する機会がなく、そうこうしているうちにオボイスト会というもの自体の開催を今は私が考えていないのでどうしようかと思っていたのですが、先月末に愛知に来られていたkinoさんと話しているうちにそんな話になりまして。今回の旅の目的は主に3つ「KOKON」「foggy&sunny」「kinoさん&まゆこんさんオフ会」です。まさにこれ以外にはほとんど何もしていないと言っても過言ではないような内容となりましたが、充実しすぎてブログにまとめるのが大変なくらい良い旅になりました。

初日は7時半頃には愛知を出発しクラウンで向かいます。出来たばかりのSusieSveltのFAVORIと、旅行鞄の定番ルボナーのマエストロを肩から提げて。ゴートのFAVORIは見れば見るほど、触れれば触れるほど愛着が湧いてくるいい鞄。早速読者の方からも「少し大きいサイズに変更してオーダーとかできるのでしょうか?」などとお問い合わせがありました。鈴木さんに諸々確認中ですが、バッグについて気になるという方は私でよろしければお繋ぎしますし分かることにはお答えしますのでお気軽に聞いてくださいね。

この日はマルヤスにあったテトロンリネンで仕立てたチェックのオープンカラーシャツをevamevaのプルオーバーの上に羽織り、デニムはもちろんSHINYAで。foggy&sunnyの中川さんへ明宝のトマトケチャップを途中で買って、休憩などしながらゆっくり向かいます。

12時過ぎ頃に金沢市内のホテルに到着。旅行中の2日間はkinoさんにアテンドをお願いしていて、私が着く前にはホテル前に愛車のボルボでお迎えに来てくれていました。荷物だけホテルへ預けて、まずはkinoさんが予約しておいてくれたランチへ向かいます。

最近は金沢も観光地化がすごく進んでいて、街中には外国から来られた観光客の方もたくさんいらっしゃいました。外は蒸発するほど暑かったですが、フロマージュの美しい内装のセダンで快適に移動。kinoさんもハーフパンツで涼しげな装いです。

到着したのは本場仕込みの北京ダックが名物だという中国料理店の梅梅。これでメイメイと読みます。kinoさんがお席と予約制の北京ダックを頼んでおいてくれたので、スムーズに案内していただけました。

この日のkinoさんはレスレストンのシャツにユニバーサルジュネーブのヴィンテージウォッチをされていました。写真で拝見した時は結構華美な時計に見えたのですが、実際コーディネートに落とし込んで装着されているところを見ると控えめなサイズ感とチェーンブレスとの組み合わせもあってとてもkinoさんに似合っていました。両面スケルトンになったこちらは私が生まれた1990年に製造されたもので、クオーツショックの影響で機械時計が衰退しきっていた業界の中で復活の狼煙をあげるための入魂のモデルだったそうです。私は結局今度迎えるパテックフィリップを含め自分で選んだ全ての時計がソリッドバックなので、中の機械を眺めるという習慣がありませんが、このユニバーサルジュネーブはとても興味深く機械の動きを観察させていただきました。

kinoさんは牛バラ焼きそば、私は四川麻婆豆腐をオーダーし、それぞれ少しずつシェアしていただきます。トロッとした餡をパリッとげ目のついた麺に絡めていただく焼きそばは絶品で、麻婆豆腐はkinoさんは「夏は熱いものを食べるのが良いですね。でも結構辛くて僕は一人前だったら食べきれないかも」と仰るくらいには辛かったですが、私は結構がっつり刺激のある麻婆豆腐の方が好きなのでとても美味しく(汗はたくさんかきましたが)完食しました。北京ダッグは店員さんが上手な巻き方を教えてくれたので言われた通りに二人順番に。弾力のある皮にスモーキーな北京ダッグを包んで、お野菜でシャキっと。

ランチは「せっかく遠くから来てくれたので」とkinoさんにご馳走になってしまいました。色々と案内してくれるkinoさんにはむしろ私が奢らなきゃいけないはずなのに恐縮です。「お迎えに来るまでに少し時間があったのでKOKONさんの前を通ってきましたが、ちゃんと開いてました」と事前準備ばっちりなkinoさんについて、いよいよKOKONへ。10年前の6月に妻と来たときはたまたま運悪く臨時休業でシャッターが閉まっていたので、お店のディスプレイが見られた時点で私としてはもう感動モノでした。KOKON編は濃厚で長くなること必至なので、一旦ここで区切って次の記事へ。

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