清く正しく美しく。

一年半前にオーダーしたFumiya Hiranoのフランネルスーツと、一年前にオーダーしたホーランド&シェリーのスポーツジャケット、ついに納品!!!
19時からの約束でしたが、もう私は楽しみで楽しみで朝からソワソワ。色々迷ったけど、レスレストンのデニムシャツにジョルジオアルマーニのネクタイ、ロンハーマンデニムにボレロのレイジーマン、そしてバッグはスージースヴェルトと雨模様だったのでFox Umbrella。要するに帰り道にスポーツジャケットを着てくることを想定した服装で臨みました。
少し早めに到着したので、本屋を見たり百貨店内をうろうろして、約束の1時間前にはマリオットホテル内のカフェで待機。少し早く出たおかげで雨にも濡れずに済みました。
Fumiyaさんが約束の時間にロビーに迎えに来てくれて、部屋へ入るとそこはもうFumiya Hiranoワールド。名古屋のマリオットアソシアは700以上の部屋数を誇るそうですが、Fumiyaさんの来日中はその中で最も興奮する部屋がここに違いありません。
待ちに待ったスーツとジャケット・・・おおお! 出来上がってる!!!
まずはホーランド&シェリー地のスポーツジャケットから。こちらは去年4月の受注会でサンプルとして展示してあったものに私が一目惚れ。ライニングの色だけを変更し後はそのままオーダーしたのですが、ロンドンに帰ってみたらこちらの生地が廃盤になっていたそうで、サンプル品を私の身体に合うように直してもらったという経緯があります。
この何とも言えないカラーは写真で表現するのが困難ですが、アップの写真を見ていただくと分かりやすいかもしれない。ブルーが入っているのでデニムやネイビーのタイとも非常に相性が良いです。
ドキドキの試着・・・うん、やっぱり良い!!
ホワイトのシェルボタンが夏らしくて良いですね〜。Fumiyaさんのジャケットは何でこう格好良く決まるんだろう。胸回り、肩周りの独特なシルエット、男らしくて好きです。
そしてお次はフランネルスーツ。こちらも生地はホーランド&シェリー、ジャケットと違い完全なビスポークですからより私の身体に馴染むはず。
早速着用・・・うーん渋い! いかにも“良いスーツ”。
トラウザースもストンと落ちて綺麗なシルエットです。
ボタンフライ、そしてブレイシーズで吊ります。サイドアジャスター付き。
この角度から眺めた時が最高なんです・・・完全に自己満足の世界。
秋冬が待ち遠しい。。。素晴らしいスーツです。こちらについては若干の修正ポイントがありましたので、この日はFumiyaさんに預けてお直しの後、郵送していただく手はずになっています。どのみち冬までは着られないし、じっくり完成度を高めてもらいます。
ちなみにこの日Fumiyaさんが着ていたジャケットもホーランド&シェリーでした。相変わらずダブルがよくお似合いです。
並んでいるバンチを見ていると「今度は何を頼もうか・・・」と妄想が膨らみます。
中でも気に入ったのは、エスコリアルウールのバンチ。「次は秋冬に着られるジャケットがいいのでは?」とFumiyaさんに勧められ、次回オーダーに至れるようにしっかり働こうと思います。
Fumiyaさん自身のコットンジャケットも格好よかった・・・ウールに比べると耐久性では劣るようですが、いつかトライしてみたい。
受注会前は一ヶ月ほぼ休みなし、朝から晩まで働き詰めというFumiyaさん。
詳しくは書けませんが、これまた素敵なバッグを持っていらして・・・。私もたくさん働いて、欲
しいものを買うぞと闘争心がムクムクと。
納品の後は恒例の食事へ。今回は二人でではなく、GWの記事にもご登場いただいたスーツ職人の大塚さんも一緒に。前回大塚さんのところにお邪魔した際、Fumiyaさんに会ってみたいということで私から打診してみたら快くOKを出してくださって。
専門的な話から次回のジャケット(ここに来て「どうせならコートも逝っときましょう!」と危ない誘惑が・・・笑)の構想まで、楽しい時間でした。
私はとにかく、納品されたばかりのジャケットが嬉しくて終始ニッコニコで・・・笑 妻が探してくれたお店を予約してありましたが、ボリュームも味もちょうどよく、いいお店でした。
仕事で少し行き詰まっていても、こうして異業種の、自分の力で路を切り拓いている方たちと話しているといつも勇気をもらいます。素晴らしいジャケット、スーツを作ってくれたFumiyaさん。これらを着るに見合う男になるために、明日も頑張って仕事に励みます。
 

コメント

  1. gohkiti より:

    Unknown
    オボイストさん、おはようございます。
    スポーツジャケット完成おめでとうございます!
    傍目にはバーズアイかなぁと思わせて、かなり凝った織柄だったり、佇まいと雰囲気で魅せてくれるジャケットですね!
    また、そのさりげなさが、作り手のお人柄も写すようにも感じます。
    夏にも涼しげで、着回しの幅も広がりそう(^^) (インスタでのスタイリングにも期待です!)
    膨張色なのに引き締まって見えるのは、やはりサイズ感がジャストフィットだからか、はたまたダイエット効果か。
    吊るした写真だけでも良さは伝わりますが、インスタで着用した姿を見ると断然イイですね!
    微調整中のスーツの方もまた先の楽しみが広がり、モチベーションが上がりそう。
    私も来月ボレロさんに再仮縫いの予定です。仕立て中の完成を待つことで仕事のモチベーションを上げていければと思っています(早バテ気味…)。

  2. mes-favoris-et-musique より:

    Unknown
    gohkitiさん、コメントありがどうございます(^^)

    日本の既製品では見たことがないような、それでいてパッと見た感じではとてもクリーンな印象で、まさに私の抱くFumiya Hirano像とイメージの重なる一着です♩

    男らしくも美しいシルエットは、出るところは出て、腰まわりはグッと絞るイングリッシュカットの妙かもしれません。
    そのダイエットのせいでスーツのウェストがガバガバになってしまい、Fumiyaさんにはご迷惑をかけてしまいました^^;

    ボレロ、仮縫いですか! 2度目の仮縫いから完成までは案外早い気がしますから、もう少しですね^ ^(最近渡邊さんも忙しそうですが…) ちなみにFumiyaさんもこの日の翌日、ボレロの仮縫いということでした。
    完成を楽しみに、暑くなるこれからの季節を乗り切って参りましょう!

  3. やぎざん より:

    Unknown
    スーツ大変お似合いですね。パンツ丈がやや短いように見えますがそのように指定されたのですか?それとも強めに吊ったので短く見えるのでしょうか。
    こちらのスートとジャケットでおいくらほどでしょうか?

  4. mes-favoris-et-musique より:

    Unknown
    ありがとうございます(^^) パンツについてはブレイシーズで吊っていますが、長さはちょうどいいと感じました。当日デニムにインビジブルソックスを合わせていましたので、ソックスの見た目の関係かもしれません。クリースラインが綺麗に落ちていて流石ビスポークと感じました。
    私の生地でスーツは約40万、ジャケットは色々訳ありで安くしてもらって約20万でした。

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