Maruyasu×Oboist ⑥

Maruyasu×Oboist

Maruyasu×Oboistの特典マスクサンプル、洗濯してアイロンをかけてみました。購入されたシャツの生地で作るのか、マスクに合う生地をランダムで採用するのかなどこれから色々と決めなくてはなりませんが、少なくともこのコットンカシミアは非常に気持ちが良い素材です。少々起毛した生地感は得も言われぬ優しげな高級感があります。

今日はスージースヴェルトのブートニエールVer.2とマスクの色を合わせてみました。

TYPE1Cのポケットショット。いろんな場面でこの時計の写真を撮るようにしているのですが、豊橋を訪問した先日の記事になんとマークチョーさんが“Great watch and great photos!”とコメントをくれました。なんだか最近夢のような出来事が時々起こります。

今朝Maruyasuから「今日型紙を作ろうと思います」と連絡があったので、写真を送ってくださるかお願いしてみたところ撮影してくれました。料亭こと大塚さんとメッセージのやりとりをする際に「大塚さんはMaruyasuのシャツのどこに魅力を感じていますか?」と質問してみたところ、

「型紙をキッチリ自分で引いて縫っているところですね。自分で0から納品までやっているから細かい所も対応してくれますし。それとこっちから言わなくても2着目にも更に補正入れてくれたりする細やかな配慮ですね」

とコメントをいただきました。大塚さんもスーツの型紙を自分で引いているからこそ、プロの目線でその重要さを感じていらっしゃるのでしょう。大塚さんのコメントについて安井さんにお伝えしたところ、

「ご来店された際、作らせていただいたシャツを着てこられたんですね。それを見させていただいたときに、気が付いた余りやシワを型紙で修正させていただきました。ゆとりが多すぎるとだぶつきますし、少ないと突っ張りますからね!」とお返事をくれました。

型紙が完成したら、次は生地の裁断、そして縫製へと移っていきます。これも私は今日初めて知ったのですが、シャツ生地は縮地と言って裁断前に湯通しをするそうです。そうすることで100%ではなくともかなり縮ませることが出来るので、「納品して洗濯したらサイズが合わない」といった心配を最小限にすることが出来るそうです。

製図の段階で、お客様の好みのゆとりや体型や形を思いながら線を引いていきます。出来上がりを想像しながら形にしていくのは楽しいですよ! 作らせていただいたシャツがお客様に気に入って頂けたら、職人にとって最高の喜びですからね!」と安井さんは言います。安井さんに限らず、SewnもSusieSveltも、Fumiya HiranoさんもBoleroの渡邊さんもFugeeさんも文二郎さんも、皆さん同じようなことを仰いますが、“お客様の喜びのために努力し続ける”というのは口で言うよりずっと難しいことだと思います。安井さんは「職人さんは皆同じだと思いますよ」と仰いますし、少なくとも私が関わらせていただいている職人さんたちは志が高い方ばかりですが、私は彼らのことを心から尊敬していますし、そんな方々と一緒になって企画を考えたり出来る幸せも感じています。

明日は生地の入ります。続報が入り次第ブログでもご紹介していきます。

大塚さんがSusieSveltにオーダーされた
クリスペルカーフのバッグが紹介されていました。

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